OP前の冒頭部分は、先週の「石の力が奪われた時」の「再放送」。ほかにも、無意味に近い画像があるなど、この「最終回続きもの」の構想のミスの産物と言えるところがいくらかありました。ダークファイブ編でも「最終決戦」の部分はかなり残念な内容でした。この状況を見ると、やはりプリキュアは「学園などでの人間ドラマ>闇の使者たちとの戦い」だと言えるのかもしれません。
さて、話のほうは、前回の続きで洋館から始まります。「石の力を得る」というある意味最も重要な儀式の最中ですが、相変わらず執事ザケンナーは「ちびザケンナーが片付けたものを、のっぽザケンナーが別なところにもっていく」という漫才をやっています。
そこで片付けているものの中には、三人が人間の姿で映っている写真がありました。「寝巻きで歯磨き」と完全ギャグバージョンの結城に、ネクタイを結んでいる角澤と髪を整えている翔子など。さらに三人が一緒に写った写真を文字盤に印刷した時計などもありました。みんな「普通の人間」の生活をしています。
執事ザケンナーにそれをどうするように命じていたのか分かりませんが、本編には出てこなかった彼らの「日常」と、彼らには訪れないであろう未来を思い、ちょっと寂しくなりました。
それはともかく、大切な儀式だというのに、場をわきまえず大声を出す執事ザケンナーおよび、それに対し、声を揃えて突っ込む三人は、単純に笑えました。
月: 2005年1月
サンデー7号とスーパージャンプ3号
今週のサンデーの「犬夜叉」は久々に現代へ帰還。かごめが料理を作っていました。「料理には自信がある」といいながら、普通にハンバーグなどをつくるかごめ。なかなか美味そうです。
考えてみれば、高橋留美子先生のサンデーの「歴代ヒロイン」は、とにかく辛いだけの料理を作るラムに、白ワインのつもりで酢を入れるあかねと、驚異的な料理的感覚の持ち主。言い換えれば、「ヒロインの料理=ドタバタイベント」が定番でした。
それに対し、まともな料理を普通に作るかごめ。ある意味サンデーの高橋作品史上初の快挙です。
結果は、犬夜叉が台所で鉄砕牙を振り回して水道を壊し、折角の料理は水浸し。「ヒロインの料理=ドタバタイベント」という定番を打ち砕く事はできませんでした。
サンデーの高橋留美子先生の作品で、ヒロインの料理を皆が美味しく味わう、という場面が描かれるのはいつになるのでしょうか・・・。
第46話・最終決戦の始まり?
冒頭から洋館が登場。そしていつもの服装の角澤・翔子が先にいる中、寝巻き(帽子つき)で結城が階段を下りてきます。あまりの格好に、突っ込みも絶叫もありませんでした。なんか、洋館では一話に一回がギャグをやらねばならない、という規定でもあるのでしょうか。
しかし、ギャグなのは格好だけでした。鳥篭から番人を出した結城はホーピッシュを取り出し、番人を闇のオーラ(?)で拘束しました。
OP終了後はほのか邸。こちらも、なぎさの渾身のギャグが込められた年賀状を見て笑うほのかから始まりました。三度目の酉年を迎えた私ですが、あのような発想の「酉年年賀状」は初めて見ました。スタッフも気に入っているようで、「また見てね」画像にも使われていました。そして、通学時にも志穂と莉奈にその年賀状の件での突っ込みが入ります。新年早々の楽しい朝のひととき、といったところでしょうか。
石野聡さんの原画集・3
「邪神」に対するミュウミュウの「神」と言えば、この石野聡さんです。石野さんは、ミュウミュウで使った原画をまとめた同人誌を作成されており、冬コミでその第3弾が発行されました。
前回、第2弾が出た時もコミケに行ったのですが、昼過ぎに到着した時点ですでに売り切れ。私は一般参加の時は絶対に午後から行くので、今回もどうせ完売だろうと思って、事前に通販の予約をしていました。
ところが、ブースに行ってみたら、完売どころか、まだまだ山積み状態。ミュウミュウ放映時なら絶対ありえない事で、あらためてミュウミュウが終わってかなりの時間が経った事を実感させられました。
第24話・美しさを引き出すもの?
ざくろさん主演の宝石ショーの担当社員が、自らが「女の子を輝かせる宝石」と呼ぶ石をざくろさんにつけさせようとし、それにミュウアクアネタをからめた話です。
宝石に女の子の美しさを引き出せるかどうかは私はわかりません。しかし、アニメにおいて、作画の技量がキャラの美しさを引き出すのに重要な役割を果たしている、という事は良く分かります。特に、このような「美しさ」を主題とした話に、「邪神作画」を光臨させられると・・・。
とにもかくにもそのくらい「邪神ぶり」がすごい絵でした。それにあわせたわけではないですが、話もかなりのもの。特に、戦闘場面においての「亀の能力を持ち、ダイヤモンド並みの硬度を持つ甲羅を持つキメラアニマ」に対し、わざわざ蒼の騎士が出張ってその剣術でキメラアニマをひっくり返し、「亀だから起き上がれない」というオチになったのには苦笑させられました。
第23話・もえ・みわと白金・赤坂
いちごと友達トリオを結成している「もえ」と「みわ」がそれぞれ偶然に白金・赤坂にそれぞれ一目ぼれをする、という話です。
基本的にいちごの言動にあわせた行動しかなかったもえをみわを主にする、というのは面白い発想だと思います。また、それにあわせて、白金・赤坂の描写も、普段のカフェミュウミュウでは見れないようなものがあり、それもまた楽しめました。
話の流れも、彼女たちが想いを伝えるために自分なりに考えて「プレゼント」を作ったり、結局、「つきあう」という事に諦めて「ファンになる」と宣言するなど、いろいろ面白かったと思います。
唯一にて最大の問題は、これが今回限りの設定だった、という事でしょうか。今後、彼女達は何度も出てきますが、そこに白金・赤坂について言及した事は一切ありませんでした。ちょっとした安否の確認くらいでも会話に挟ませれば、シリーズ全体としての厚みはかなり違ったものになったと思うのですが・・・。
冗談みたいなキャラ設定
話題のヲタク漫画「げんしけん」の単行本を読みました。私は、大学入学時、漫研のチラシは貰ったものの、そこの新歓の文章に「絵を持ってくるように」と書かれていたので入会を断念したという経験があります。また、当時はアニメは全くもって見なかったので、アニメ研は最初から関心外でした。
というわけで、結局ヲタ系とは基本的に関係ないサークルに入りました。もし、当時の大学にこの「現視研」のような活動内容のサークルがあれば、入っていたかもしれません。
第4-6話・ノース2号の巻
この作品は話の設定をいろいろ肉付けしたり再構築したりしていますが、基本的な話の流れは「原作」に沿っています。したがって、二番目に殺されるのはこのノース2号となります。
「原作」において、標的となった7人のロボットのうち6人までは、何らかの形で互いに会話をしています。その中での唯一の例外はこのノース2号です。彼だけは、他のロボットとも、話全体の流れとも何ら関わらずに、住んでいるスコットランドでプルートウを迎え撃って殺されます。
この作品でも、その設定を最大限に活用しました。他のロボットとは関わらせる事なく、ノース2号と同居している音楽家(「原作」ではロボット工学の博士ですが)だけの、ある意味独立した一つの物語を描いています。
第1-3話 「主役」ゲジヒトと基本設定
単行本1巻の前半部分です。最初に出てくるのは「原作」と同じ、スイスのロボット・モンブランです。そしてこれまた「原作」同様、あっさり死にます。
「原作」では、「感じのいい人柄」「トルコのブランドと友人」というだけの設定があっただけのモンブランでした。しかし、本作ではその設定に忠実に、残された人々の回想を通して、モンブランの人となりを描いています。
さて、モンブランの容姿は「原作」とほぼ同じですが、ゲジヒトは人間に近い形に描きなおされています。ただ、原作の「頭の数本の筋」を「やや禿げ上がった髪型」にするなど、さりげなく「原作」を踏襲しています。
そして、話の流れにあわせて、本作品の設定である、「標的となる7人のロボットは、いずれも『第39次中央アジア紛争』に関わっている」や「ロボットたちは『メモリーチップ』を交換する事により、互いの記憶を共有できる」などが紹介されています。
また、ゲジヒトの特徴としての「愛妻家」「メンテナンスを担当する科学者・ホフマン」なども紹介されています。
なかよし2月号
プリキュアは、アニメが2月から「マックスハート」になる事もあり、今回が卒業ネタ。12月発売号で卒業式をやる、というのはかなり珍しいと思われます。バレンタインネタも吹っ飛んでしまいました。
というわけで、凖最終回、とも言えるような話でした。卒業式でのほのかの祝辞に始まって、藤村との写真撮影、そして二人で写真を見ながらこれまでを振り返ります。
写真を撮る時の、ほのかのしゃべりと、それにあわせて苦労しながら最後には「最高の笑顔」を作れたなぎさの表情がいいです。あと、スナップを見ながら、二人が振り返る場面に出てくる写真が、いろいろな二人の表情を描いていて、これまたいいです。
2月頭には、「戦闘編」を大量に書き下ろした単行本が出るとか。こちらも大変楽しみです。