無印DVD第1巻

 第1話については、当ブログを開設した時に一度書いているのですが、それも含めて改めて書いてみます。
 改めて第1話冒頭部分の「中庭の渡り廊下ですれ違うものの、お互いの存在すら気づかない」を見ると、そこからの2年間を思い出し、不思議な感慨がありました。
 今にして思うと、最初の数ヶ月間のほのかの人柄は、かなりアクがあったな、と思います。第1話の冒頭で平然と小爆発を起こし、第2話でも飴玉を作るのに実験セットを爆発させてガラスを飛び散らしながら、「また」とか言って平然としています。プリキュアとしての戦いについても、なぎさが現実的なのに対し、「死にそうになるのも含めて面白そう」などと平然と過激な事を言っています。ある意味、怖いもの知らずで突っ走っている感じで、それをなぎさが抑えるような感じすらあります。

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DVD第7巻

 ちょうどこの頃から「マイメロ」を毎週視るようになったので、ちょっとしさ懐かしさみたいなものを感じた巻でした。
 第25話は増殖した小マイメロと、そこで泳ぐ白山が印象に残る話です。あと、駒鳥さんは、あの性格を早く直さないと、大変な事になるのが確実なので心配です。
 第26話は二度目の登場となる琴のクラスメイト話。太田には小暮・菊池に通じるヘタレぶりを感じさせられました。あと、太田・中沢・琴の微妙な位置関係も面白いです。「縄跳び」の時にほんの少し描かれていた「太田と中沢による琴の取り合い」は完全になくなっていた感じです。また、太田の陰(?)でトレーニングをし、「技」を編み出すマイメロの訓練および技の内容がいいです。

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マイメロ44話

 先週、コンクールに敗れて荒れたり、歌とラブコメしようとするなど、柊に「らしくない」言動が目立ちました。そしてそのコンクールで柊を負かした「ダークパワーの精」がバクに憑依して柊邸に登場して次回への引きとなりました。この時は、「柊の帝王性」に亀裂が生じるか、などと思いました。
 ところが、今週の冒頭は、いい意味で想像を絶するものでした。柊を支配下におさめようとするダークパワーの精に対し、冷徹に対応します。さらに、柊は悪夢魔法をはねのける技術を習得しているため、ダークパワーの精も憑依する事ができません。そこで、柊を説得しようとしたのですが、一瞬の隙を見せた途端、柊が主導権を握ります。
 その結果、ダークパワーの精は柊に従う破目に。柊はもとより、クロミにも敬語を使う立場になります。姿同様、バクと同格となってしまいました。本人は「バクに憑依したこと」が敗因かと思っているようですが、そのような認識では、一生、柊への従属を続ける事になるでしょう。
 とにかく、「真のラスボス」みたいな雰囲気で登場したキャラを、ほんの僅かな会話と蹴りで配下におさめてしまったわけです。「柊の帝王性」は、私などの想像をはるかに上回る強さでした。正直、凄すぎます。

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Max第47話・ジャアクキング、アゴが伸びる

 冒頭、さなえが出てきた時は、「最終回という事で、伏線を解決か?」と期待しました。しかし、そのような事はなく、一年前や一年半前と同じ、「さんざん戦った挙句、クイーンが出てきてジャアクキングを倒す。設定に関する事は強引に処理」でした。
 まあ、「二度ある事は三度ある」という格言の通りなので、特に驚きもしませんでした。
 話のほうは、先週の戦いで力尽きた二人の描写から始まります。なぜか目の前には、「明日の像」があります。それはともかく、メポミポの励ましやら幼い頃の回想の結果、何とか二人とも復活を果たします。
 その危機の中、異空間にいるひかりに対し、相変わらずクイーンは、ポルンやルルンの肩書きにひっかけた謎掛けをしています。そうこうしている間に、二人はバルデスに「マーブルスクリューMAXスパーク」を放ちます。スパークルブレスはいつの間にやら復活しています。これでは、先週、命がけでブレスを潰した三人の立場がありません。

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パンクラス北岡選手、タイトル奪取ならず

 熱心なマイメロファンで、来月放映の47話で声優デビューも果たした、パンクラス・北岡選手がタイトルをかけて臨んだ試合が後楽園ホールでありました。試合のほうは、3ラウンドで決着がつかず判定に。三人の審判のうち、一人は1-0で北岡選手としたものの、二人が引き分けとしたため、結果は引き分けとなり、北岡選手は王座につけなかったとの事でした。(スポーツナビより)
 パンクラスのルールは全然知らないのですが、つい「一人でも『1-0』がいるなら、北岡選手の勝ちでいいのでは?」と思ってしまうのは、マイメロファンの身びいき(?)というやつなのでしょうね。
 今回は残念でしたが、ぜひ北岡選手には雪辱してもらい、格闘技界にマイメロの名を轟かせてほしいものです。

東映アニメ、プリキュアで収益増

 今日の日経新聞を見たら、東映アニメの2006年3月期の連結経常利益が、前年比50%増の39億円になりそうだと発表した、との記事がありました。記事の一番上に「『プリキュア』など好調」と書いてあります。なんでも、今期3度目の業績予想の上方修正だそうですから、予想以上に儲かっているようです。
 また、北米や欧州へのコンテンツ販売も前年同期の3倍とか。これのうち、「プリキュア」が占める割合がどのくらいだか分かりません。しかしながら、海外でも「プリキュア」が広まりつつあるのは確かなようです。
 ちなみに、増益を引っ張るのは、他に「ドラゴンボールZ」のDVDだとか。そちらの主演であり、プリキュアでも活躍している野沢雅子さんに対し、東映アニメは金百封くらい送ってもバチは当たらないのではないでしょうか。あと、これだけ儲かる事が判明しているのですから、講談社も早く「漫画版プリキュア・全話収録版」を出してほしいものです。

マイメロ43話

 OP終了後のスポンサー紹介時の背景絵が「雅彦と永代橋先生のツーショット」と、話が始まる前から驚かせてくれました。さらに、ED終了後はセバスチャンという、「オヤジ特集」でした。しかも皆が黒い背広で、雅彦は白ネクタイで永代橋とセバスチャンは黒ネクタイ。結婚式と葬式が重なったのでしょうか。
 今回も見所は多いのですが、一番はやはり「柊のラブシーン」でしょうか。歌と二人きりになり、近づいて何をするかと思えば、顔を引っ張ります。
 なぜここで顔を引っ張るのか、全くもって謎です。ところが、結果的にこの不可解すぎる行動がきっかけとなって、歌は告白します。すると今度は、返事もせずに、腕を歌のほうに差し出します。この動作がかなり謎で、抱きしめるわけでも握手するわけでも突き飛ばすわけでもありません。強いて言えば、映画「E.T.」の指と指をあわせるような感じです。反射的に歌も腕を差し出しますが、そこに小暮が闖入してきたため、その後、柊が何をしようとしたのかは、謎のままで終わりました。
 いずれにせよ、柊が荒れている原因が単にコンクールで敗れた事ではない、という事を見抜いた歌に対し、柊はこれまで以上に心が動かされているようです。そのためか、クロミの事は伏せたものの、第2話の邂逅について、「バイオリンを捨てるつもりだった」という衝撃の事実とともに、歌に話しました。
 このまま二人がくっつくのは別にかまわないのですが、「歌との愛に目覚めた柊が黒幕をやめて普通の天才少年に戻る」という展開にはならないでほしいものです。今回見せた、バクが何も知らない事を分かっているにも関わらず、バクノートをあっさり火にくべるといった、徹底した「悪の帝王」ぶりは、ぜひとも維持してほしいのですが・・・。

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「cc.CHU!」さんが描かれた「無印キュアブラック」のフリーイラスト

 絵・文章とも、非常に高い水準にあるcc.CHU!さんが、終了記念に「無印キュアブラック」のフリーイラストを掲載されています。そこで、ここにも置かせていただきました。
 ここに来られる方の大半はご存知とは思いますが、まだご存知ない方は、上記リンクをクリックして、ぜひ一度ご覧になってください(同じ窓で開きます)。
 こちらの絵を見ていただければ分かると思いますが、技量に加え、各キャラへの愛情がこめられているため、どの絵も一見の価値があります。
cc.CHU!の圭さんが描かれた無印キュアブラック
※サムネイルをクリックすると、同じ窓で大きな絵が表示されます。

Max第46話・ウラガノス、最後に頭巾を取る

 今週の話の流れを整理すると、

  1. ジャアクキングが少年を吸収し「完全体」に。(合体の効果-空の色が変わっただけ)
  2. それを見たひかり、シークンをチェアレクトに入れ、クイーンとしての復活を決意。
  3. しかし復活できず。「クイーンの心」がこの期におよんで謎掛けをする。
  4. サーキュラス・ウラガノス・ビブリス、後をバルデスに托し、プリキュアとの最終決戦に。衣服を脱ぎ捨てて戦い、「マーブルスクリューMAXスパーク」自らの命と引き換えに破る

 といった感じでしょうか。

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マイメロ47話予告?

 スポーツナビによると、格闘技団体・パンクラスの北岡悟選手が、本日収録のマイメロ47話(2月19日放映予定)に、本人役で出演するとの事です。なんでも、北岡選手は以前からマイメロを視聴しており、技に「メロディマーク」と名付けたほどの思い入れがあるとの事です。作中でも試合をやるそうですが、やはり、必殺技を出す時に「メロディマーク!」と叫ぶのでしょうか。全然知らない人でしたが、同じ社会人男性のマイメロヲタ仲間(?)となれば親近感を覚えます。10日後の試合では、ぜひともタイトルを奪取してほしいものです。
 なお、上で紹介した記事ですが、二つほど違和感がありました。一つは放映時間で、「あさ10時から」となっています。これだけを見て録画予約をした北岡選手のファンが、「MAR-メルヘブン」を見て「いつになったら出てくるんだ?」などと思わなければいいのですが・・・。
 もう一つは、「マイメロディが魔法の力で悪と戦うファンタジー作品」という紹介文。設定的には間違ってはいないのですが、いろいろな意味で違和感のありました。