Fresh第25話

 冒頭、ラブは机に向かって何か作っており、それが完成した模様です。しかし、結局何を作っていたかは、この話の中で明かされる事はありませんでした。次回以降への伏線なのでしょうか。
 一方、桃園家での、せつなの居場所は着々と完成中。あゆみは新しいカーテンを飾り、圭太郎は勉強机を作っています。
 「自分の部屋」が出来ていく事を喜びつつ恐縮する、せつなに対し、ラブは「こういう時はもっと甘えていいんだよ」と言いますが、せつなは「どうやっていいのか分からない」と、戸惑いを見せます。
 さらに、歯ブラシなど、日用品を買う話になり、あゆみは、二人で買い物に行くよう、うながします。そこで、ラブが「手分けして買って、カオルちゃんの店の前に早く行けるか競争」と言うと、せつなは「私に勝てるとでも思っているの?」と言います。冗談めかした感じではありましたが、この一言は、仲間になって初めて見せた、「以前と変わらない、せつな」だと思いました。

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更新予定

 「フレッシュプリキュア25話」も色々と楽しめました。話の主題である、せつなの「過去への対峙と決別」の描写が印象に残りました。それと同時に、「イース=せつな」と「パッション=せつな」の共通点についての描き方で気になった事などもありました。
 例のごとく、筋立てを追いながら、そのあたりについて書きたいのですが、ここのところ少々忙しく、水曜にならないと、それを書く時間を取ることができません。
 毎週、当ブログにいらして下さる方には大変申し訳ありませんが、今しばらくのお待ちをお願いいたします。

Fresh第24話

 せつなが桃園家と夕食を一緒に食べ、キュアパッションに初変身し、桃園家への居候を決める話でした。
 前回、ラビリンスとの決別を宣言した物の、ラブ達の元からも去っていった、せつなが、四つ葉町を見下ろす小高い丘でたたずんでいる場面から始まります。これまでの事および、今後の事を悩んでいるのですが、その深刻そうな表情を見た、あゆみが声をかけます。
 見ず知らずである、せつなに対し、「クローバータウンは幸せをつかめる町だから来てみたら」などと言うのは、ちょっとどうかと思いました。
 ただ、この町に関する描写でよく見る、「一時代前の下町のような、他人にも気軽に声をかける、人情味のある住人達」というのが上手く出ているとは思いました。
 そして、せつなの視界なのか、俯瞰した四つ葉町の情景が描かれました。

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Fresh第23話

 前半の山場であると思われる、「敵であるイースが、四人目のプリキュア・キュアパッションになる」という話でした。
 冒頭、ラブの家から始まりますが、普段と違い、BGMもシリアス調です。そして、ラブは前回の事を思い出しながら、一人でベッドにいます。前回の回想が流れるのですが、クローバーペンダントを壊した、せつなになおも話しかけるラブの手を、せつなが振り払う、という場面が追加されていました。

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Fresh第22話

 「イース」の退場前話でした。とにかく、今回の見どころは、せつなの心の動きに関する描写でした。
 冒頭は、ラブたち三人が、ミユキにプリキュアの説明をする所から始まります。三人およびタルトは、ミユキと四人でやる気が十分です。タルトは、わざわざ手製のラビリンス三人の似顔絵まで描いて、「ラビリンスに襲われた時にアカルンが来る」と断言していました。その似顔絵は、先週の「またみてね」にも使われたものですが、なぜタルトはサウラーの「砂糖大量投入」を知っているのか、と少々気になりました。
 ミユキはちょっと引いている感じです。その一方でミユキは、ダンスのレッスンを一時休養との話をしました。
 もちろん、ちょっと前に入院沙汰があっただけに、この措置は当然と言えます。ただ、この時、ミユキが、闘いが一段落したら、三人との関係をどうしたいのか、と思ったのだろうか、と思いました。

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なかよし2009年8月号

 「フレッシュプリキュア」は久々に「上北プリキュア」が炸裂、といった感じでした。
 前回、親友だと思っていた、せつなの正体がイースであり、友情の証だったはずのクローバーペンダントをあっさりと壊された事から、ラブは落ち込んでいます。しかし、美希の少々変わった差し入れを食べて立ち直り、外に出ます。
 一方、ラビリンス本国では、メビウスがクラインに何事か指示しています。そして、占いの館では、サウラーがウエスターに、「イースにクラインの手紙が届いたそうだ」「(中略)で、イースは?」「出て行ったよ。やり残した事を終わらせるって・・・」という含みを持った会話をしています。

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