「ドキドキプリキュア」アニメ10話と漫画版6話

 「ドキドキプリキュア」のキャラ設定は他のシリーズにない独特のものがあります。
 この世界で最初にプリキュアになる相田マナは、学校のカリスマ的存在の生徒会長です。そして、二番目にプリキュアになる菱川六花は、相田マナの幼馴染で、全国トップクラスの学力を持ち、かつ生徒会書紀として彼女をサポートします。
 三番目にプリキュアになる四葉ありすは、超大企業の経営者の娘かつ、すでに自ら社長もやっており、かつ武術の達人です。
 さらに、第1話の時点ですでにプリキュアであり、異世界であるトランプ王国からやってきた剣崎真琴は、ドームでのライブが一瞬でチケット完売になるほどのスーパーアイドルです。

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「ドキドキ!プリキュア」単行本

 上北ふたごさんの「ドキドキ!プリキュア」の単行本が出ました。
 「フレッシュ」から「スマイル」の間も同じように「おはなしブック」という形態で出版されてはいました。それがなぜか、今シリーズは夏の「おはなしブック」がなく、一年分まとめて、「講談社コミックス」という形で出版されました。
 上北さんのプリキュア漫画が講談社コミックスで出るのは、「S☆S」映画版のコミカライズ以来、7年ぶりの事です。
 この調子で、ぜひとも「S☆S」の2巻も講談社コミックスで出してほしいものだ、と毎度のことながら思いました。

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「ドキドキ!プリキュア」全般感想

 作品の初期設定が発表された時、プリキュア四人の「スペックの高さ」がよく話題になりました。
 なにしろ、生徒会長・全国クラスの優等生・巨大財閥の令嬢・国民的アイドルの四人でプリキュアをやる、という設定だったからです。
 「5」以降のシリーズでは、一人くらいは、「普通の子」が混じっていました。そこに位置づけられたのが、このシリーズでは「生徒会長」のマナだったわけです。
 また、過去にも富豪の娘や芸能人のプリキュアはいました。しかしながら、ありす・真琴の富豪ぶりや芸能活動のスケールの大きさは、過去にないものでした。

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DokiDoki第49話

 前話まで、「1月のプリキュア」のパターンを大きく異なる話が続きましたが、最終回は、「2/3が最終決戦で、残り1/3が後日談」という、例年通りの構成でした。
 ただ、ジコチュートリオが通常の話と同じかのように去って行ったり、トランプ国王が退位し、共和制に移行するなど、個性的かつ印象的な展開がいくつもありました。

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DokiDoki第49話pre感想

 最終決戦では、プリキュアの左胸についていたハートマークが、彼女たちのプシュケーそのものだった事に一番驚かされました。
 後日談では、トランプ王国が王政から共和制に移行した事や、そこの早速強烈な経済支配を開始した四葉財閥が印象に残りました。
 他にも、ジコチュートリオの結末など、このシリーズならではの個性を感じたところがいくつもありました。
 詳しい感想は月曜の夜に書きます。

DokiDoki第48話

 「ラス前」であるにも関わらず、衝撃(笑劇?)の新必殺技を披露するなど、今回もその勢いは止まりませんでした。
 また、主人公が目的地に到達するため、他の仲間が主なポイントで立ち止まり、主人公を通すために闘う、という展開もプリキュアでは斬新だと思いました。
 元々は「ジャンプの塔」などと呼ばれる、週刊少年ジャンプあたりで伝統的に使われている手法ではあります。しかし、これがここまでプリキュアで上手く活用されるとは思いませんでした。

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DokiDoki第48話pre感想

 今回も、歴代シリーズのパターンとは一線を画した、個性的な「最終決戦描写」が印象に残りました。
 非常にいい意味で、印象に残る「1月のプリキュア」になりました。
 そして今回描かれた、「ロゼッタバルーンが巨大ランスを誕生させ、キングジコチューと一対一で闘う」という展開は、極めて衝撃(笑劇?)的でした。
 ここで使うために、第33話での「ロゼッタバルーン」初登場から、ずっと「第2弾」をとっておいたのでしょうか。
 他にも、シリーズを通して筋が通っていた、六花の言動など、素晴らしい描写が多々ありました。
 詳しい感想は月曜の夜に書きます。

DokiDoki第46話

 前回明かされた、「レジーナと亜久里は、アン王女から別れた存在」という事の詳細が明かされた話でした。
 同時に、トランプ王国崩壊の真実が明かされた話でもありました。
 ただ、まだまだ腑に落ちない部分がいくつかありました。その謎は、次回や次々回で明かされるのだろうか、と気になりました。

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