「デリシャスパーティ」第6話

 東映のシステム障害のため、約1ヶ月ぶりの新作放映となりました。
 それまで「芙羽さま」と呼ばれ、掃除のゴミ捨て担当も免除(?)されていた芙羽ここねが、倉庫に閉じ込められたクラスメートを助けたことにより、「芙羽さん」になって、ゴミ捨てジャンケンにも加えてもらえるようになった、という話しでした。
 あと、前回初登場だった生徒会長の名前が「菓彩あまね」であることが紹介されていました。
 EDに名前がなかった事や、その行動から、その正体がジェントルーであることを実質的に明らかにした話でもありました。

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「トロピカルージュプリキュア」雑感(後篇)

 キャラクターが魅力的な事はもちろんですが、このシリーズの良さの一つに、独特の話の作り方と世界観があったと思っています。
 もちろん、「話」という点で忘れられないのは、第33話「VIVA 10本立てでトロピカれ」です。
 ゆるふわ学園ものというこのシリーズだからこそできる、ショートギャグ集でした。
 絵はデフォルメしてありますが、非常に細かく作られていた事にも感心させられました。
 しかも、最後に一之瀬みのりが、いつもの表情で「実は11本立てでした」と語る、というオチも秀逸でした。

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「トロピカルージュプリキュア」雑感(中篇)

 最初に敵の事を書いてしまいましたが、もちろん、五人のプリキュアもいずれも豊かな個性が描かれていました。
 このシリーズは夏海まなつとローラの「二人主人公」という感じになっていました。
 そして、トロピカっている学園生活を送る事を目指す夏海まなつと、成果を挙げて人魚の女王になる事を目指すローラ、という積極的な二人がチームを引っ張っていました。
 それに対し、同じ学年の涼村さんごは、完全にサポート役、という位置づけでした。
 こう書くと、なんか彼女が脇にやられているようですが、その「サポート」をシリーズでは徹底的に描いていまいsた。

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