GOGO第17話

 タイアップものでした。それもあって、通常の話に比べると、見所は限られてしまいました。どうせ見所が限られるなら、敵役もシビレッタにして、「のぞみと田村氏が二人で童話の世界に行く」みたいな話にすれば、と思いました。率直に言って、この話でブンビーを出すのは勿体ないです。
 別にタイアップするからダメだ、と言う気はありません。ただ、結果的にこのような話になってしまうなら、タイアップはしないほうがいいのでは、と思いました。

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GOGO第16話

 予想どおり、前回「お休み」だった、かれん・こまちが闘って、りん・うらら・くるみが「お休み」という話でした。
 今回も「シビレッタの作った童話の世界に・・・」という話でした。この「童話の世界」は基本的に無理があると思うのですが、その中では一番楽しめた話ではありました。
 冒頭、「ババロア女王がしゃべりっぱなしでうるさく、つきあっていると目にくまができるほど疲れる」という所から始まります。このへんの話は、ドーナツ国王の時と同様、どうでもいいと思っています。そんな事に時間を割くなら、もっと描くべきものがあると思うのですが・・・。

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なかよしラブリー増刊2008年初夏の号

 「プリキュア5GOGO」は、「服装」を主題にした話でした。翌日、かれんの乗馬大会や、りんの試合などに応援に行くつもりだが、宿題が終わらずに部屋でひっくり返っている、のぞみの描写から始まります。
 そして翌日、予定どおり皆の応援に、のぞみは行きます。まず、かれんの乗馬ですが、正装という事で、かれんは化粧までしており、のぞみに「ますます中学生に見えない」などと言われるほど、「大人」な表情をしていました。そして、乗馬のほうも華麗に決めます。このあたりの描写には、上北さんの趣味を感じました。
 りんのフットサルは簡単に流し、次は、こまち邸に行きます。そこでは、執筆のヤマを迎えた、こまちが和服を着ていました。彼女にとって「勝負服」という位置づけのようです。彼女の和服は前シリーズEDでも出ましたが、かなり雰囲気が出ています。今後も見たいものだと思いました。

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GOGO第15話

 一応、のぞみと、りんの話でしたが、そちらのほうでは、特に見るべき場面はありませんでした。また、題名にもなった「ジャックと豆の木」ですが、こちらも、予想どおりとはいえ、童話世界とくっつける意味が見いだせませんでした。
 加えて、作画も残念な回でした。こうやって書くと、何もいいところがなかった話となりますが、その中で、いくつか興味深い点があったので、そのへんを書いてみます。

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GOGO第14話

 ミルキィローズの正体判明話でした。もっとも、先週のうちにナッツには気付かれていたものの、相変らず正体を隠そうとし、最後はカラータイマーが尽きて元に戻ってバレる、という形になりました。一ヶ月も引き延ばしていたわりには、冴えない正体判明だと思いました。
 話のほうは、ナッツの奇行を軸に進みます。冒頭、横断歩道で待っていた、くるみは、道の向こう側で、奇妙な服装をしたナッツを見る、という所から話は始まりました。
 そして、他にも不可解な買い物をするナッツに、五人はもちろん、小々田も真意を理解できません。いっぽう、お茶を淹れるなど、すっかりナッツハウスに馴染んでいる、くるみは、ナッツの思いこみの強い性格で、また疲れないかと心配しています。

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なかよし2008年6月号

 「プリキュア5GOGO」は、ミルキィローズ登場話でした。冒頭、のぞみが小々田との恋が進展しない事を、りんに相談します。それに対し、りんが、ライバルでもいれば進展するかも、などと言います。
 そうこうしているうちに、いきなりネバタコスが襲撃しますが、プリキュア五人揃って、手も足も出ません。そんな中、他人事みたいに「どーしましょ、このままでは」と言っている、こまちが妙に印象に残りました。
 そこへ颯爽とミルキィローズが登場。アニメ初登場時同様、常軌を逸した強さで、あっさり勝利します。あまりの強さに、他の皆は開いた口が塞がらない、といった状態でした。

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