なかよし2009年2月号

 「プリキュア5GOGO」は今月が最終回。春休みのある日、のぞみが企画・進行して、皆で行なう朗読会の準備をする、という所から始まります。こまちが作った話を、うららが朗読し、りんが飾り付けをする、というアニメ同様、「将来の夢」を強く意識した役割分担になっています。ちなみに、かれんは、万が一体調を崩した子供が出た際の看護役でした。
 続いて、回想として、エターナル滅亡が紹介されます。ただ、館長に攻撃を加え、一方でフローラが異世界の生物たちと幸せそうにしている、という場面が描かれただけに止まっていました。一方、ココは旅に出て、パルミエ王国はナッツが治めているとの事です。
 その直後に小々田が、のぞみの元に戻ってラブコメモードに。しかし、キスする直前(?)に、パルミエにいた三人が乱入(?)し、再び朗読会の準備に。その時、五人の手首になぜか蝶が止まり、くるみと共に「Yes!」とポーズを決めて話が終わりました。

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GOGO第44話

 クリスマス話でしたが、昨年とはうって変わって恋愛ネタはほとんどありませんでした。また、シロップの過去とアナコンディの関係などがかなり具体的に示唆された話でもありました。
 冒頭、ナッツハウスで皆がサンタの格好で走り回っている中、ナッツだけがサンタコス着用を拒否する、という所から始まります。また、シロップはサンタクロースを「運び屋の大先輩」としてかなり強く尊敬している事が判明しています。
 一方、エターナル本部では、アナコンディの机に置かれた膨大な報告書をムカーディアが「よく集めたものだ」と皮肉混じりに読んでいます。そして、シロップに関する報告書を見て、少なからぬ部分が墨塗りになっている事に驚きます。
 そこにアナコンディが現れ、髪を逆立てて盗み見を糾弾します。ただ、これはそのような重要な資料を机の上に放置していたアナコンディに非があるのでは、と思いました。
 今更ながら、エターナルはPC導入をはじめ、オフィスの近代化が遅れすぎていると再認識しました。プロジェクタを導入していたナイトメアとはえらい違いです。

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なかよし2009年2月ラブリー増刊冬の号

 今月は、本誌番外編は「しゅごキャラちゃん!」「ふあふあコットン」および、前回で終わった「ココにいるよ」のみで、シリーズものも三本という、若手読み切り中心でした。
 「しゅごキャラちゃん!」が単行本宣伝を半分ギャグでやっていた以外は、番外編・シリーズものともあまり印象に残る話はありませんでした。
 そんな中、読み切りで印象に残ったのは、「ナイショのお姫さま」という話でした。容姿端麗・成績優秀で、学校では「姫」と呼ばれている主人公が、実は家が極貧でスーパーの特売に燃え、家ではジャージで過ごす、という設定です。その彼女に、こちらは正真正銘の金持ちで「王子」と呼ばれているが、性格は悪い少年が告白し、断られると、スーパーでの隠し撮り写真をネタに強引に付き合う、という形で話が進みます。
 貧乏ネタのギャグ部分と、学校で猫を被っているラブコメ(?)描写で絵柄がガラっと変わり、それでいて違和感がないのは上手いと思いました。ギャグセンスもなかなかある感じで、今後が楽しみです。

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GOGO第43話

 館長出陣話でした。冒頭、館長がフローラに拒否された時の事を夢で見ます。そして、改めて自分の代りとしてフローラに選ばれた、のぞみの資料を見ながら、つぶやいた後、黒い翼を広げ、館長室から出て行きました。どうやら、鳥の力を持つキャラのようで、シロップとの関係が気になるところです。
 一方、ナッツハウスでは、のぞみを除く五人が試験勉強中です。そんな中、シロップが帰宅し、皆にホットケーキを振る舞います。
 その際、帰宅時にナッツに「お帰り」と言われて「ただいま」と返す、という彼がナッツハウスの住人として完全に定着した事を伝える描写がありました。

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GOGO第42話

 シビレッタ退場話でした。冒頭でいきなり、シビレッタの部屋に来たアナコンディが、館長の伝言として、隠退を伝えます。「地下室行き」でなく、さらに執務室の継続使用を認めたあたり、館長の温情を感じました。
 しかしながら、アナコンディを介して言われた事もあり、シビレッタは怒りを爆発。部屋の中で荒れ狂います。そして、扉の外では、アナコンディがその様子を聞きながら冷笑していました。

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なかよし2009年1月号

 「プリキュア5」は、前回の「カエルの姿になったココに、のぞみがキスできるか」の解決編(?)でした。カエルが苦手な、のぞみが逡巡している間に、トカゲの姿にされたナッツは、こまちと、蜘蛛の姿にされたシロップは、うららとそれぞれあっさりキスして元の姿に戻っています。
 漫画では、これまで、りんとナッツおよび、まどかとシロップの描写がありました。しかし、今回、アニメにあわせる組み合わせで、一気にくっつけてしまいました。
 逡巡し続ける、のぞみですが、ココがカエルの姿でシビレッタに挑んだ事に感激し、ついにキスに成功(?)します。そして、その勢いで変身し、のぞみと、くるみの合体技でシビレッタを葬りました。ちなみに、技の名前は「Yes GOGO!Here We Go!」というようです。
 そして、クリスマスイブの夜、ナッツハウスでパーティーをやっている中、りんの気遣いで、のぞみと小々田が買い物に行きます。小々田のコートのポケットに、のぞみが手を入れて寄り添って歩く、という描写でした。
 こまちと、うららが、あっさりキスしただけに、話の主題となった、のぞみの長い逡巡には違和感がありました。一方、最後の「寄り添って歩く」描写は巧く描けていると思いました。

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GOGO第41話

 「駅前にできたカフェでの事件」だけで言えば、「5」シリーズ屈指の名作と言えるでしょう。先週の予告の時点で、「ムカーディア=百井の正体判明」は分かっていました。しかし、そのバレかたがこのような形になるとは、判明する1分前まで、想像すらしていませんでした。
 OP終了後、ムカーディアがアナコンディの執務室に行きます。しかしながら、そこでの会話は、一ヶ月ほど前に繰り広げられた「オフィスラブ」とは全く持って異なるものでした。
 入室した際にブンビーの不在について問いかけたムカーディアに対し、アナコンディは冷たく返事をします。そして、遠回しにブンビーを地下迷宮に落とした事を伝え、ムカーディアにも残る機会が少ないことを伝えていました。

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