キャラクターが魅力的な事はもちろんですが、このシリーズの良さの一つに、独特の話の作り方と世界観があったと思っています。
もちろん、「話」という点で忘れられないのは、第33話「VIVA 10本立てでトロピカれ」です。
ゆるふわ学園ものというこのシリーズだからこそできる、ショートギャグ集でした。
絵はデフォルメしてありますが、非常に細かく作られていた事にも感心させられました。
しかも、最後に一之瀬みのりが、いつもの表情で「実は11本立てでした」と語る、というオチも秀逸でした。
カテゴリー: トロピカルージュプリキュア
「トロピカルージュプリキュア」雑感(中篇)
最初に敵の事を書いてしまいましたが、もちろん、五人のプリキュアもいずれも豊かな個性が描かれていました。
このシリーズは夏海まなつとローラの「二人主人公」という感じになっていました。
そして、トロピカっている学園生活を送る事を目指す夏海まなつと、成果を挙げて人魚の女王になる事を目指すローラ、という積極的な二人がチームを引っ張っていました。
それに対し、同じ学年の涼村さんごは、完全にサポート役、という位置づけでした。
こう書くと、なんか彼女が脇にやられているようですが、その「サポート」をシリーズでは徹底的に描いていまいsた。
「トロピカルージュプリキュア」雑感(前篇)
東映アニメーションのシステム障害で「デパプリ」がしばらく新作なしになったので、代りに「トロプリ」全体の感想を書きます。
この作品の第1話を見た時は本当に衝撃でした。
「主人公」である、夏海まなつが変顔連発で鼻水垂らしまくりの描写だったからです。
どう見ても「ギャグアニメ」としか思えませんでした。
ある意味、第1話というのは、「このシリーズは、こんな事を描くものですよ」と宣言しているようなものです。
「となると、このシリーズは、これから約1年間、ギャグをやり続けるのか?しかもプリキュアで。大丈夫なのか?」と心底思ったものでした。
「トロピカルージュ」第46話
冒頭で何の意味もなく変身して「ノルマ」を済ませ、あとはトロフェスと、ローラとの別れを描いたという最終回でした。
面白い試みだとは思いましたが、肝心のトロフェスでは一之瀬みのりの伏線を回収せず、別れと再会のほうも今ひとつピンときませんでした。
せっかくここまで大変おもしろい話を続けていただけに、「終わったこと」と別の寂しさを感じてしまいました。
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「トロピカルージュ」第45話
最終決戦終了話でした。さらに、決着後は「トロフェス」準備と、ローラの未来選択が描かれていました。
決戦における技の使い方が、小技から決め技まで、非常に上手くて感心させられました。
また、チョンギーレ・ヌメリー・エルダの描き方からもこのシリーズの良さが伝わってきました。
「トロピカルージュ」第45話pre感想
最終決戦決着話でした。
長めに取った前半部分で最終決戦を終わらせ、もう一つの「最終回テーマ」である、トロフェスを後半にあてた、という構成に感心させられました。
戦闘描写でも、この最終盤で、このシリーズらしい新技や、既存の技の有効活用が描かれ、感心させられました。
詳しい感想は金曜くらいに書きます。
「トロピカルージュ」第44話
「後まわしの魔女」の退場話でした。
伝説のプリキュアこと、キュアオアシス(アウネーテ)との関係が明かされていました。
その描き方も、このシリーズらしさを貫徹していたと思いました。
「トロピカルージュ」第43話
いよいよ最終決戦が始まりました。
一方で、後回しの魔女・伝説のプリキュア・人魚の女王という三人の過去の謎がさらに深まった話でもありました。
戦闘のほうでは、バトラーが、以前言った、「不老不死」の対象が自分だけである、という事を明かしていました。
「トロピカルージュ」第42話
トロフェスの演劇が徐々に完成に近づいていく話でした。
そして、トロフェスと並行するような形で最終決戦が始まるという展開になりました。
一之瀬みのりが悩んでいる、演劇の「最後のパーツ」のヒントが、最終決戦になる、という興味深い筋立てでした。
「トロピカルージュ」第42話pre感想
トロフェスの準備が続く中、最終決戦に突入する、という話でした。
トロピカる部で行う演劇のほうは、かなり内容は固まってきましたが、一方で、一之瀬みのりはまだクライマックスの脚本を決めかねていました。
最終決戦を経て、そこが決まるのでしょうか。
戦闘での最終決戦と、学園描写での最終イベントがリンクする、というこれまでにない展開になりそうです。
詳しい感想は水曜くらいに書きます。