Yes!第8話

 「なかよし」で3月の放映一覧が出た時から楽しみにしていた、りんとかれんの対立話でした。
 結論から先に言うと、期待以上の出来でした。主となる二人はもちろんの事、その対立に巻き込まれた三人の描き方も非常に上手いものがありました。ここまではあくまでも「キャラ揃え」という事もあり、本格的に話が始まるまで、評価を確定しきれない部分もありました。しかし、この話を見た時点で、昨年に続き、今年も一年間、日曜朝8時半を堪能することができそうだと確信できました、嬉しい限りです。
 特に、りんの挑発に乗って大食い勝負を始めたかれんの描写は、非常に印象に残りました。他にも、名場面が多数ありました。

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Yes!第7話

 冒頭、ココがのぞみを起こすところから始まります。本来の姿では無理と思い、小々田に変身して起こそうとしますが、そこに初登場の、のぞみ母が入室。想像を絶する状況に驚きつつも、小々田の美形ぶりをチェックしてもいました。結局、のぞみがなんとかごまかします。どうやら、これは「ココが、のぞみ宅から出て行く」の伏線だったようです。
 さて、本編に入ってナイトメアの糾弾会に。ブンビーが粛正されると思いきや、上司もしくはライバルと思われる「カワリーノ」が登場して嫌味を言っただけでした。さらに、第3話で奈落の底に落とされたギリンマが復活。どうやら、敵キャラについては、一年使い続けるようです。

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ミュウ語り

 とある所で、「東京ミュウミュウ」に関するお絵かきチャットが行われました。「プリキュア5」の前評判のおかげで昨年暮れあたりから、局地的に「東京ミュウミュウ」という言葉がネット上で復権(?)しました。そんな中、「ミュウミュウ」も「プリキュア5」も好きな人、を対象にしたお絵かきチャットを、主催された方がいらっしゃいました。絵は全く描けない私ですが、貴重な機会なので参加させていただくことにしました。
 諸事情により、開始後40分くらい経過して入室。その時点で四人の参加者がいらしたのですが、残念ながら、うち一人の方とはほぼ入れ違いになってしまい、挨拶程度しかできませんでした。
 残られた三人の方々は、主催者の方を始め、いずれもミュウミュウ放映時からサイトで絵や感想を掲載されていた方々です。私の場合、ミュウミュウにハマッたのは、アニメが放映された年の秋くらいでした。ハマり出した頃、ミュウミュウの情報を得るために、いろいろなサイトを巡ったものです。その中で、参加者の方々のサイトもよく見たものでした。

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なかよしラブリー増刊・春の号

 「プリキュア5」の主題は「お姫様だっこ」でした。小々田がちょっとケガしただけの、のぞみを、皆の見ているところで「お姫様だっこ」して保健室に運ぶ、という行動をとったことが、音楽室での「プリキュア会議(?)」にて問題になります。
 その、会議風景ですが、りんは、二人がかりで抱えて持ち込んだ段ボール一杯のパンを食べています。のぞみは弁当を食べていますが、あの座り位置を見るに、弁当が終わったら段ボールのパンに移行するのは確実でしょう。一方、うららは丼三杯を平らげて四杯目に挑戦中、というったあんばい。ともに驚異的な食欲です。そして、かれんはなぜかバイオリンを弾きながら話すという奇妙な事をやっています。

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Yes!第6話

 前回、変身できなかったかれんが、ついにプリキュアになれた、という話でした。結果から考えると、「体を張って仲間を守ろうとした時、初めて変身できるようになる」という意味づけだったようです。
 まあ、そのあたりの「定義」はともかく、今回は幼少時から始まって、色々なかれんの一面を見ることができた話でした。冒頭から「うたた寝からさめた一瞬、ふとじいやに本心を語ってしまい、慌てて取り繕う、という描写がありました。この「無邪気な子供を演じる」という取り繕い方をするのは、今の常に気丈であろうとするかれんに通じているのでしょう。そのあたりの描き方は巧いと思いました。

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Yes!第5話

 今回、一番印象に残ったのは、「知性のプリキュア」におタカさんを採用することを本気で考えていた、こまちでした。前回、一緒に勧誘されていたのですから、三人が「知性」に、かれんを考えているのは分かっているわけです。にも関わらず、そのようなボケをかましたのは、「かれんの性格から、一度断れば絶対やるわけない」という認識なのでしょうか。それともまさか、かれんの「知性」に対して含むところがあったりするのでしょうか。
 ただ、プリキュアにはなれなかった(?)ものの、第3話のうららに続き、今回のかれんの悩みを見抜くなど、このおタカさん、さりげない所でいい味出しています。今シリーズは、各プリキュアの家族がほとんど出ていないのですが、彼女が母親的役回りをしたりするのでしょうか。

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キャベツ

 最近は、「プリキュア5」を視た後、そのままTVをつけっぱなしにして「題名のない音楽会」と「日本菜発見」を視るのが日曜の朝の定番になっています。その「菜発見」で、今日はキャベツの収穫をやっていました。
 畑いっぱいに広がるキャベツを見ると、つい、無印の農作業話や、SS第4話を思い出し、「ふたりはプリキュア」で「農作業」と言えばキャベツだったよな・・・、などと懐かしさに浸っていました。
 そのうち、画面は収穫になったのですが、その時、BGMが「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」になりました。この番組ではちょくちょくプリキュアの歌が使われていますが、今回はそのタイミングのあまりの良さに感心させられました。おそらく偶然なのでしょうが、もし担当の人もプリキュアが好きで、「キャベツといえばプリキュア」と思って選曲していたら、面白いだろうな」などとも思いました。
 以前、別の番組でBGMに「ガンバラスdeダンス」が使われた時もそうでしたが、何気ないところでプリキュアの曲が聴けると、それだけで嬉しくなります。

なかよし2007年4月号

 「プリキュア5」は仲間集めをすっ飛ばして、ナッツ復活まで一気に進みました。まあ、アニメにあわせて毎回、仲間集めをしていたら、それだけで半年過ぎるわけだから、当然と言えば当然でしょう。個人的には、アニメ第2話の上北さん版を見たかったものでしたが・・・。そのナッツは、これまでの「プリキュア」には存在しなかった男性キャラでした。今後、どのような存在になるのか、楽しみです。
 そして、かれんの倉庫を改装して「プリキュアの基地兼雑貨屋」としました。ミュウミュウファンとしては「カフェミュウミュウ」という単語を思い浮かんでしまいます。繰り返しになりますが、プリキュアとミュウミュウの双方のファンとしては、「ミュウミュウ」に期待して応えられなかった部分を、「プリキュア」という手法でかなえてほしいと思っているので、このあたりの設定の類似について負の印象はありません。ただ、「クリスマスツリーの下で」という設定で出てくるかもしれない、のぞみの彼氏キャラが、「僕のネコだから」みたいな事を言う極悪男になるのだけはやめてほしいと思っています。
 あと、細かいながら、かれんの独特の性格の片鱗が描かれていました。「軍資金かせぎ」などと言うあたり、並の中三ではありません。また、食欲についても、興味深い一言がありました。このあたりが、どのように描かれるのか、今後が非常に楽しみです。
 なお、変身関係はあわせて2頁。戦いはありませんでした。このあたり、漫画版としては、SSと無印・MAXの間を取るような形になるのでしょうか。興味深いところです。
 また、個人的には「プリキュアHR」にSSの投稿が載っていたのが非常に印象に残りました。おそらく、今月が最後なのでしょうが・・・。いずれにせよ、咲と舞への愛情がこめられている絵を見れるのは嬉しいことです。

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