ハロウィン回でした。
序盤で戦闘に入ったときは、戦闘を早めに終わらせて、後半でハロウィンイベントを描くのだろうか、と期待していたのですが、後半にも戦闘があり、日常描写が削られていました。
まあ、映画の時期にはどのシリーズでもある事ではありますが…。
もう少し詳しい感想は木曜日くらいに書きます。
月: 2021年10月
「トロピカルージュ」第34話
冒頭が敵描写から始まっていました。
しかも、その内容は、バトラーの「お説教」に嫌気がさしたエルダが「家出」をする、というものでした。
そして、話のほうも、将来の夢について語り合うプリキュアと、エルダの家出が並行して描かれる、というこのシリーズならではの構成になっていました。
エルダは「ずっと子どものままでいたい」という願望を持っています。
また、プリキュア側は、涼村さんごとローラは明確な将来への目標があり、一之瀬みのりはそこそこ具体的な目標が、滝沢あすかはテニスに惹かれているが具体的なものはない、という感じでした。
一方、夏海まなつは自分の「将来の夢」について、ローラにも語りません。
そして最後に公開したのは「今、一番やりたいことをやる」という自身のポリシーそのままでした。
過去シリーズでは、なんか義務みたいに「将来目指すものを決める」という展開がありました。
その話を見たとき、「なんでこの年で、そこまでギチギチ決めなくてはならいないのか?」という強い違和感があったので、夏海まなつの回答は非常に好感が持てました。
一方、今回の「主役」とも言うべきエルダですが、人間界でお菓子を食べたりして、「子ども」を満喫しています。
そして、お菓子に喜びながら、「チョンギーレとヌメリーにも食べさせたい」と言っていました。
このシリーズならではの、心温まる台詞でした。
戦闘では、なぜかマジンガーZを意識した超ゼッタイニヤラネーダが出てきました。
マジンガーZの本放送があったのは、筆者が幼稚園のときでした。
それだけに、主要視聴層である「小さなお友達」の祖父世代を対象にしたネタなのか、などと思ってしまいました。
そして、敗れて屋敷に戻ろうとします。すると、ヌメリーが出迎えて、「バトラーが…」というエルダに、こっそり貯めていた「箪笥やる気パワー」をわたし、これをバトラーに、と助けました。
これも、このシリーズでしか描けない敵の間にある優しさだと思いました。見ていて心が温まりました。
というわけで今回も、このシリーズの良さを堪能することができました。
次回はハロウィン話です。イベントを楽しむ一方で、夏海まなつが、アクアポッドについて新たな事を行うような感じでした。
どんな展開になるか、これまた楽しみです。
「トロピカルージュ」第34話pre感想
「将来なりたいもの」ネタでした。
過去のいくつかのシリーズで、この「将来なりたいもの」にえらくこだわり、中学生の時点で人生設計を決めてしまったプリキュアがいて、「そんなに急がなくていいのに…」と思ったものでした。
それだけに、夏海まなつの発言には好感を持てました。
また、ある意味、今回はエルダがメイン、という感じの話でもありました。
詳しい感想は木曜くらいに書きます。
「トロピカルージュ」第33話
プリキュア史上初となる複数本立ての話でした。
しかも一気に11本立て、というショートギャグ集でした。
色々な意味で、プリキュア史に残る話になったと思いました。
「トロピカルージュ」第32話
涼村さんごが、ひょんなことから、ファッションショーに出演する、という話でした。
彼女の真面目な性格や、「かわいさ」への想いが描かれた話でした。
ただ同時に、このシリーズの数少ない「弱点」とも言えるものが浮き彫りになった話だとも思いました。
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「トロピカルージュ」第31話
滝沢あすかが修学旅行に行く話でした。
それについて行ったローラ相手に、白鳥百合子との過去を語った話でした。
一方、残る三人のプリキュアは、冒頭から最後まで変身したまま、というちょっと珍しい話でもありました。