Suite第7話

 ピアノの練習をしながら喧嘩している響と奏を見た、パイプオルガン技術者の老人・音吉が、自分の大切な物をわざと忘れ、それを二人に届けさせる事によって、友情を育ませる、という筋立てでした。
 一番面白いと思ったのは、転んで足を挫いたら、当然のように響に「おんぶして!」と要求した奏の描写でした。しっかり者ですが、いざという時は響に甘える、という面白い一面が描けていたと思います。
 あと、最後の部分で、夜に懐中電灯で会話(?)している二人の描写も印象に残りました。
 以上の二点は良かったと思いましたが、それ以外は違和感のかたまりみたいな話でした。というわけで、今回の話が面白いと思った人は、この続きを読まないことをお勧めします。

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同人宣伝

 27日に浅草橋で行われる同人イベント「レインボーフレーバー4」に、ネタ出しした本を委託で販売します。
 ハトプリのギャグ本で「ポジっティブはマイブーム」という題名です。委託スペースで見かけたら、お読みいただければ幸いです。

映画ハートキャッチプリキュア・DVD版

 映画館で観た時から、プリキュアシリーズではケタ違いの名作だと思っていました。そして、改めてDVDで観て、その完成度の高さを再認識しました。
 今更ではありますが、他のプリキュア映画とは、話の構成が抜本的に違います。DX3を含む他作品では、日常描写は冒頭の導入部分に限られます。後は、舞台となる世界の紹介および戦闘が八割以上を占めています。

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Suite第6話

 謎の新女子小学生キャラ・アコと、新グッズ・ミラクルヴェルティエおよび、そこから放たれる響の新技・ミュージックロンドの紹介話でした。
 冒頭、ハミィがヴェルティエの話をするところから始まるのですが、そのハミィのボケに奏が過剰反応したところから、早速喧嘩が始めりました。前半の喧嘩が「仕様」なのは理解していますが、こんな事でまで喧嘩することもないのに・・・と思いました。

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プリキュアオールスターデラックス3

 事前に監督さんが言っていたように、本作の最大の特徴は、途中で、歴代プリキュアをシャッフルして3チームに分けて闘わせる、という部分でした。
 その分け方ですが、「EDで一番目に名前が出る人チーム」「二番目に名前が出る人チーム」「三番目以降の人チーム」でした。ただし、「5」に関しては、こまち・かれんが「二番目」に入り、りんは、うらら・くるみと共に「三番目以降」に割り振られていました。

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Suite第5話

 海辺での闘いから始まります。どうやら、加音町は海沿いにあるようです。そして、クラゲをモチーフとしたネガトーンと闘いますが、何故か二人の息がなぜかあいません。
 そして、挟撃しようとしてかわされます。勢い余った二人は、お互いに手を握り合い、顔面が思い切り衝突しました。息が合わないとのことですが、ここまで綺麗に顔があうのですから、息がピッタリとも言えるのでは、と思いました。第2話の挟撃失敗してバランスを崩した時に比べれば格段の進歩です。

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なかよし2011年4月号

 「スイートプリキュア」は、メフィストがセイレーンに二人の仲を引き裂くよう命じるところから始まります。
 一方、響は奏のケーキを食べていました。久々に喧嘩なしで食べれたという事もあり、目がトローンとしています。
 そこで、不仲の原因となった「入学式での待ち合わせ」が語られます。それに対してハミィが「そんなささいな原因でニャ?」と突っ込んだのは的確すぎました。このような設定をした制作側に対する、上北さんの突っ込みも兼ねているのでは、とも思いました。

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Suite第4話

 奏の家である洋菓子屋の風景から始まります。母親の美空が接客をしており、父親の奏介がケーキを作っています。
 その脇で、奏もコンテストに出すケーキを作っていました。雪解けを意識するなど、工夫をこらしたケーキを多種作ります。しかしながら、それを食べた響は、どれも「普通に美味しい」としか言いません。
 来るケーキコンテストに備え、インパクトの強いケーキを作ろうとしている奏は、響の単調な反応に怒っていました。

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