「東京ミュウミュウにゅー」第22話

 青山がディープブルーになった事を信じられない桃宮いちごの錯乱と回復を軸に描いた話でした。
 ディープブルーに驚いたものの、闘わねばならないと覚悟した、桃宮いちご以外の4人は攻撃を仕掛けます。
 すると、桃宮いちごは錯乱し、4人にリボーンストロベリーチェックを放ちました。
 ここまでは漫画と同じ展開なのですが、「にゅー」では威力が3倍増くらいしていました。
 漫画ではかすり傷程度だったのですが、今回は4人とも長時間気絶するほどのダメージとなっていました。

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「東京ミュウミュウにゅー」第21話

 藍沢みんとの、兄・誓司とのやりとりと、青山雅也=蒼の騎士の自我崩壊によってディープブルーが復活、という二つの逸話が描かれた話でした。
 この二つが対照的に描かれていました。
 「にゅー」の最大の特徴として、藍沢みんとの設定が大幅に変わった、という事があります。
 大好きなキャラなので嬉しかったのですが、同時に、その理由はなんだろうか、と考えていました。
 その答えが描かれた話になっていました。

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「東京ミュウミュウにゅー」第20話

 一番印象に残ったのは、リボーンレタスラッシュの表現でした。
 あの描き方は非常に美しいと感心しました。
 話のほうは、今ひとつよくわかりませんでした。
 パイが、藍沢誓司の発明品を利用しての大気汚染作戦を行い、タルトがカフェミュウミュウで足止めをする、という役割分担はわかります。
 それに対し、キッシュの役割は、作戦だったのか、個人的感情だったのかがわかりませんでした。
 作戦だとしたら、桃宮いちごと蒼の騎士の足止めなのか、それともディープブルー覚醒を早めるためのどちらかです。
 そのどちらだとしても、中途半端な感じがありました。
 また、次回への伏線なのでしょうが、藍沢みんとが家から一歩も出ない、という展開も違和感がありました。
 あと、藍沢兄妹の会話で、妨害するのは「エイリアン」と藍沢みんとが言えない、という描写がありました。
 東京ミュウミュウの存在はTVに流れているのですから、「あの東京ミュウミュウが闘っているエイリアンの可能性がありますの」と言っても良かったのでは、と思いました。

「東京ミュウミュウにゅー」第19話

 桃宮いちごが、ミュウミュウである事を伝え、青山雅也が以前から知っていた事を明かした話でした。
 戦闘のほうでは、漫画や第一期アニメにはなかった、「青山がいる場面でキッシュが襲撃し、いつの間にか蒼の騎士が現れた」という描写がありました。
 あと、キッシュが分身の術を使ったりしていました。

「東京ミュウミュウにゅー」第18話

 原作の通りに、白金の過去を描いた話でした。
 当時も思いましたが、その後、自ら猫の遺伝子を打ち込んだ事も含め、疑問だらけの筋立てでした。
 猫化問題も含め、このへんは「にゅー」では省いても良かったのでは、と思っています。
 戦闘では碧川れたすが、ミュウアクアを発見してリボーンアクアドロップスを使っていました。
 また、藍沢グループが開発した、「海中のゴミを集め、それを燃料に動く機械」というのは、永久機関的なものなのでは、と気になったりもしました。

「東京ミュウミュウにゅー」第17話

 藤原ざくろさん話でした。
 クラスメイトに天才的な映像監督・皆川理香がいるという設定でした。
 そして、自らが脚本を書いたMVを、彼女に監督を任せる、という筋立てでした。
 その目的は、二年前の失敗を超克し、「本当の藤原ざくろさん」を撮らせる事にあった、というものでした。

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「東京ミュウミュウにゅー」第16話

 碧川れたす話でした。
 「にゅー」完全オリジナル話で、そのなかで白金稜への恋心と、「エイリアン」の先祖が地球を離れた時の逸話を描いていました。
 最後は、碧川れたすが告白して断られる、という描写まで入れるなど、独自に踏み込んだ興味深い話でした。

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「東京ミュウミュウにゅー」第15話

 黄歩鈴メインの話でした。
 前回、前々回は、「にゅー」オリジナルの話でしたが、今回は、単行本5巻をなぞりつつ、無印アニメ20話も織り込んだ、という感じの筋立てになっていました。
 また、漫画でもあった、「歩鈴がタルトに飴玉をあげる」という逸話を強化する感じで、「普段から、弟妹の誕生日に手作りの飴玉を作っていた」という描写を入れるなど、漫画・無印アニメの良いところを取り入れつつ、さらに完成度を高くしていた、という感じでした。

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「東京ミュウミュウにゅー」第14話

 藍沢みんと話ということで期待していたのですが、別の意味で「東京ミュウミュウらしい」話しになってしまった、というのが率直な感想でした。
 まず、冒頭で藍沢みんとが、桃宮いちごの家に牛車でやってくる、という、ありえない設定に度肝を抜かれました。
 何でも父と兄に、子ども扱いされたことに怒っての「家出」とのことです。
 そして、桃宮いちごの家に泊まり、徹夜で「家庭用風力発電機」を思いつき、それをビジネスにしよう、という筋立てでした。
 地球環境を意識する作品として、再生可能エネルギーに着目したこと自体は評価できます。
 しかし、騒音問題があるため、街中でできるわけがない風力発電にしたのか、というのがまず残念でした。

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