Hapiness第34話

 白雪ひめが文化祭で活躍し、イノセントフォームに目覚めた話でした。
 といっても、文化祭でなにか白雪ひめが新たな成長を遂げた、というわけではありません。
 この半年近くの間で、着実に進歩した彼女が、それを敵も含めたあらゆる人々に認められ、自然にイノセントフォームを得た、という感じの話でした。
 冒頭、文化祭でクラスの出し物である「ぴかり茶房」の準備をする、白雪ひめと大森ゆうこ、ならびにクラスメート達が描かれます。
 クラスが「3−2」となっていたのですが、これは単なる作り手のミスだったのか、実は作中のある時点から皆が進級していたのか、気になるところです。
 多分前者なのでしょうが、後者だったら、「友達になった100日記念日」などの整合性がある程度は取れるかも、などとも思いました。

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開設10周年

 このブログ「枯れヲタの日々」を開設したのは、2004年の9月24日でした。
 したがいまして、本日をもちまして、開設10周年となりました。
 これもひとえに、読んでくださった皆様と、10年間も続いてくれた「プリキュア」のお陰です。本当に有難うございます。
 おかげさまでこの10年間、アニメおよび、なかよし掲載の漫画版「プリキュア」の感想は一回も欠かさず書き続ける事ができました。
 これからも、相も変わらず、プリキュアを中心に好きなことを書いていこうと思っています。
 そして、もし可能なら、20周年も迎えたいものだ、などとも思っていますので、引き続きのご愛読のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

Hapiness第33話

 愛乃めぐみが、イノセントフォームを得ようとして失敗した話でした。
 全体の流れとしては、一応、「親切は見返り目的でするものではない」という教訓になってもいるかと思いました。
 ただ、そこにおける、愛乃めぐみ並びに、それを見ているプリキュアたちの描写はいかがなものかと思った話でした。
 冒頭、前回イノセントフォームに目覚めた氷川いおなを羨む、愛乃めぐみの描写から始まります。
 自分も得るためにはどうすればいいか、と考えた愛乃めぐみの結論は「もっと他人に親切にする」でした。

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Hapiness第33話pre感想

 愛乃めぐみがイノセントフォームを得るために、偶然であった深大寺まみに「親切」をする話でした。
 これまで、純粋な行為で他人の幸せのために行動していた愛乃めぐみが、「見返り」目当てで「親切」をするようになったわけです。
 その行為が本末転倒である事は明白だと思うのですが、プリキュア三人も相楽誠司それを指摘しません。
 作り手はいったい、愛乃めぐみをどんなキャラにしたいのか、また、周りのみんなは愛乃めぐみの事をどう考えているのか、など色々と気になった話でした。
 詳しい感想は火曜日に書きます。

第3回パセリオフ

 「東京ミュウミュウ」のファンが、カラオケ屋さんでDVDを見て作品について語り合う「パセリオフ」の第3回が開催されました。
 なお、なぜ「パセリオフ」になったのか、という事は、第2回の模様をご覧いただければ幸いです。
 今回の開催日は9月6日でした。この日は、「東京ミュウミュウ」のメインキャラの一人、藤原ざくろさんの誕生日です。
 自分が「東京ミュウミュウ」にハマったきっかけは、彼女と藍沢みんとの二人組でした。その二人で検索をかけまくった結果、このオフの主催者さんのサイトを知った、という流れでした。
 それだけに、彼女の誕生日を祝える、というのはかなり嬉しい事でした。

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Hapiness第32話

 氷川いおなが動物園でデートし、それがきっかけでイノセントフォームに開眼する、という話でした。
 そのため、「デート」が話の主題になるのですが、そこで描かれた氷川いおなが、これまでの彼女の設定と完全に違う人物になっていました。
 なんか、スタッフのほうに含むものがあり、わざとやったのではないか、と思えたほどの「別人っぷり」でした。
 また、ブルーの「恋愛禁止令」がうやむやの上に反故になった、という話でもありました。

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Hapiness第31話

 前回の闘いで傷ついたファントムを、大森ゆうこが看病する話でした。
 あわせて、大森ゆうこの過去話も描かれていました。あれは、以前、白雪ひめに語った「かつて恋をした」の伏線回収だったのでしょうか。
 昨年の、イーラ記憶喪失話と同じ位置づけなのだろうか、と思いました。
 位置づけはなんとなく理解出来ましたが、シリーズの中で、この話がどんな位置づけにあるのか、今ひととピンとこないところもありました。

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Hpiness第31話pre感想

 前回の戦闘で倒したファントムを大使館に運び、それを大森ゆうこが看病する、という話でした。
 夏あたりから、毎回、大森ゆうこが驚くべき一面を見せていますが、これもその一環、という事なのでしょうか。
 一種の「フラグ立て」という意味合いもあるのでしょう。
 ただ、大森ゆうこの行動の必然性は今ひとつよくわかりませんでした。特に、動機となった「ファントムが以前拾って飼った犬の雰囲気と似ていた」というのは、敵とはいえ、かなり失礼な話なのでは、と思いました。
 もう少し詳しい感想は、火曜の夜までに書きます。

なかよし2014年10月号

 「ハピネスチャージプリキュア」は、直前に放映されたアニメ30話と同じ内容でした。
 冒頭で、ミラージュがプリキュアだった事、自分と愛し合っていた事まで、ブルーの口から明言されます。
 そこでの、巫女ミラージュの笑顔がとても可愛く描かれていました。それだけにその後に彼女を襲った運命の事を思って、辛い気分になりました。
 そして、ブルーがミラージュを振った理由が「神が一人だけを特別に愛するわけにはいかない」だった、という事も本人の口から明かされました。

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なかよし2014年10月号pre感想

 「ハピネスチャージプリキュア」は、直前に放映されたアニメ30話をそのまま漫画化していました。
 しかしながら、話の主題の一つであった「アンラブリー」による愛乃めぐみに対する批判・罵倒について、アニメより非常に分かりやすく書かれていました。
 同様に、落ち込んだ愛乃めぐみを、三人が励ます描写も、非常に具体的で説得力があるものでした。
 そのため、「キュアラブリー対アンラブリー」の場面は、アニメとほとんど変わらなかったにも関わらず、大きく違う印象がありました。
 あらためて、上北さんのキャラ把握力並びに描写力の凄さに感心させられた話でした。
 また、300年前のミラージュが非常に可愛く描かれていました。それだけに、あらためてその笑顔を曇らせたブルーの邪神ぶりが引き立ちました。
 詳しい感想は金曜日に書きます。