シリーズ主題の一つである「メイク」を軸にした涼村さんご並びに母の涼村みゆきをメインにした話でした。
あおぞら中学校がロケ地になる映画の撮影が行われ、その役作りに悩む、人気俳優・山辺ゆなを、トロピカる部がサポートする、という展開でした。
そして、涼村さんごが気ぐるみ営業をしたのを見た山辺ゆなが、涼村みゆきのメイクもあって、役作りに成功した、という話でした。
月: 2021年4月
「トロピカルージュ」第8話
夏海碧が間違って、ご飯だけの弁当を夏海まなつに渡した、という事がきっかけで、トロピカる部で弁当を作る事になった、という話でした。
滝沢あすかは、父と兄との三人ぐらしで、弁当作りを担当している、という家族設定が明かされた話でもありました。
一方で、敵のラスボスである後回しの魔女は、自分の食事も「後回し」にするという設定も明かされました。これを知ったときは、最終決戦の前に栄養失調でダウンするのでは、と心配になりました。
「トロピカルージュ」第7話
妖精「くるるん」の初登場回でした。
また、話のほうは、一之瀬みのりがメインになっていました。
彼女独特の人柄・考え方が、面白く描かれていました。
「トロピカルージュ」第6話
序盤の懸案の一つだった「部活」の内容がついに決まった、という話でした。
また、敵幹部であるエルダの初登場回でしたが、出撃せず、幹部なしで戦闘を短時間で片付ける、という珍しい話でした。
他にも色々な形で、このシリーズらしい描写がありました。
なかよし2021年5月号
「東京ミュウミュウオーレ」は、前回に続き、神田龍成と日向あんずの「三角関係話」でした。
ただ、その神田龍成に惚れている感じの新キャラ、辰子が出てきました。
思い切り日向あんずをライバル視し、返す刀で神田龍成が自覚できていなかった、日向あんずへの想いを教えるという、極めて直球的なキャラです。
漫画「ヒーリングっどプリキュア」2巻
映画で描きおろした私服イラストも収録されるなど、様々なイラストが掲載されていました。
一方、描きおろし漫画のほうは、「スタートゥインクル」の没ネームを再利用したのでは、と思ってしまったくらい「ヒーリングっど」とは関連性のない話でした。
単行本発売がずれこんだのですが、当初描いた作品に不備があったのでしょうか。それとも、話が作れず、これになってしまったのでしょうか。
大坂なおみ選手の漫画との同時連載はやはり負担なのでは、と思いました。
2巻収録の漫画も、最後のほうは、ほとんど筋立てがなく、イラスト集みたいな感じでした。
絵的には楽しめるのですが、やはり漫画も楽しみたいというのが率直な気持ちでした。