「トロピカルージュ」第7話

 妖精「くるるん」の初登場回でした。
 また、話のほうは、一之瀬みのりがメインになっていました。
 彼女独特の人柄・考え方が、面白く描かれていました。

 冒頭は「トロピカる部」のランニングから始まっていました。体力的には滝沢あすか・夏海まなつと、涼村さんご・一之瀬みのりの間にかなりの差がある事が描かれていました。
 そのさなかに、妖精「くるるん」が失神状態で発見されます。人魚の国の妖精ですが、ローラと言葉が通じません。
 そんななか、一之瀬みのりは「くるるん」が空腹である事を見抜きました。
 さらに彼女は、「くるるん」がなくした、女王からの届け物がどこにあるかまで見抜きます。
 本人は、たくさんの本を読み、自分と違う考え方を知ることにより、想像力が発達したから、と言っていました。
 しかし、それは想像力ではなく、論理的思考力なのでは、と思いました。
 あと、その落とし物が林にあることを知ったのは「浜辺で拾った親切な人が、林の枝にくくりつけると思ったから」と言っていました。
 実際、それは正解でしたが、普通は林でなく、交番に持っていくのでは、と思いました。
 いずれにせよ、彼女の明晰な頭脳と、独特の価値観が面白く描かれていたと思いました。

 戦闘のほうは、エルザが初お目見えとなりました。
 執事のバトラーに「エルザさん」と呼ばれると、「子どもだから、エルザちゃん呼んで」と言うなど、「子どもっぽさ」を全面に押し出したキャラでした。
 その後、ローラが「エルザちゃん」と呼んでいた、というのが面白いと思いました。
 今回のシリーズは、このような、ほのぼのとした戦闘が続くのでしょうか。

 結局、女王が「くるるん」に託したのは、人魚の国銘菓でした。
 当初、ローラは「パワーアップアイテム」だと思い込み、それによってもたらされる四人の必殺技まで妄想していました。
 前回の予告でそれが出ていたので、てっきり実戦で披露されると思っていたのですが、まさかの妄想オチだった事には驚かされました。
 毎度のことながら、不思議な感覚で話が作られており、興味深く思いました。
 次回は、滝沢あすか回です。料理が得意な一面が描かれるようです。
  予告では、卵の割り方を知らない一之瀬みのりの描写が印象に残りました。
 どんな話になるのか、楽しみです。