Yes!第38話

 ミルクが習作として、プリキュアの五人で「シンデレラ」話を作る、という話でした。「意地悪な継母・義姉を演じきれない、りん・かれん・こまち」などといった面白い描写もありました。また、「魔法使いとして登場し、いつの間にやら舞踏会に加わる、うらら」というのも、なかなか楽しい設定でした。
 とりあえず、この時期にこのような話の進行と全く関係のない話をやる、というところをみると、「5」は来年もやるのだろうか、などと思いました。
 一方、ナイトメア側はブンビーのみが出場。先週に続き、「お茶が入りましたよ」と言いながら登場し、幹部連中が不在とみるや、その椅子に座って喜ぶ、という物寂しい行為をしていました。
 寂しさと同時に、今の境遇に対する不満を感じました。毎度の事ですが、今後どう動くのか、気になるところです。

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Yes!第37話

 ココのダイエット話でした。シュークリームばかり食べているココの体型の変化と、「どっこいしょ」の一言に皆が驚きます。そして、小々田に変身したところでナッツが腹を見ると、とんでもない事になっている事が判明。そのため、「シュークリーム禁止令」をはじめ、厳しい食事制限が始まります。
 今回は、そのココのシュークリームへの誘惑に対する戦いと、それをめぐる、プリキュア五人とパルミエ王国二人の珍騒動、という感じで進みます。その代わり、ココ主役話であるにもかかわらず、のぞみとの恋愛ネタはほとんどありませんでした。

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なかよりラブリー増刊秋の号

 「プリキュア5」は、こまち邸でのパジャマパーティーで一発芸+告白大会(?)という内容でした。冒頭の扉が、いきなり、炭酸飲料を顔に浴びて怒る、かれんのアップという、かなり特徴的な絵でした。
 話の方は、のぞみが企画した「芸か告白」を五人がやっていく、という筋立てです。まず最初は、「うららのひそかな楽しみ」でした。何と、風呂の中で演歌を歌ったり、公園で新聞を読む、という意外すぎる一面が判明しました。それに対して、「おっさん女子」という評価がされていましたが、「休日に公園で新聞」は「オッサン」を通り越しているようにも思えました。
 続いて、こまちが一発芸をやります。その直前に、まどかがおやつを差し入れに来るのですが、両手に皿を持って、足でふすまを開けます。このあたりの細かい表現が毎度ながら巧いものだと思いました。そして、こまちの芸は、まどかを使った「幽体離脱」でした。二人がよく似ている事を利用しているわけですが、よく即興で思いつくものです。かなり笑いました。

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Yes!第36話

 ガマオ退場話でした。マラソンが苦手な、のぞみが最初は逃げようとしたものの、りんを初めとする仲間達の応援もあって、最下位ながら完走します。その一方でガマオは、カワリーノにだまされ、楽して幹部になろうとして、副作用も知らずに黒仮面をつけて滅びる、という寓話みたいな筋立てでした。
 そのガマオですが、公園で就職情報誌を見ているところを、カワリーノに見つかり、わざとらしく黒仮面の宣伝をされます。慢性的な空腹状態である事もあり、あっさりひっかかったガマオは、カワリーノが落としたふりをした黒仮面を拾って喜びます。それを影で見たカワリーノは「コレットさえ手に入れればいいのです。たとえ(ガマオが)どうなっても」とほくそ笑みながら、彼の読んでいた就職情報誌を消滅させます。

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Yes!第35話

 こまちとナッツの恋愛話兼、ブラッディ初出陣話でした。冒頭は、こまちの「海賊ハリケーン」をやっとナッツが認める、というところから始まります。
 一方、ナイトメア本社ではハデーニャが無断欠勤。そこでカワリーノはブラッディに出陣を促します。その過程から、カワリーノがかつてブラッディの部下だった事および、ブラッディも今のカワリーノをあまりよく思っていないことが判明しました。
 かつてはブラッディの下で戦闘に従事していたのが、管理部門にまわってデスパライアに認められ、急激に出世した、というところでしょうか。いずれにせよ、現在のナイトメアの中で、カワリーノはかなり浮いた存在のようです。
 その一方で、相変わらずの職場内イジメを受けているブンビーがまた哀れでした。

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なかよし2007年11月号

 「プリキュア5」は、結婚衣装話でした。アニメ第33話の漫画版という感じで、「かれんは和装の結婚式に憧れている」などもアニメと同じでした。
 話のほうは、視覚的なものが中心で、あまり人物描写などはなされていませんでした。そんな中、一人目立ったのが、漫画版では実質初登場である、のぞみの母・恵美でした。なんか妙に結婚生活に疲れたような事を言っています。そういえば、のぞみの父は職業は分かっているものの、いまだに出演がありません。考えてみればちょっと不思議です。これは何かの伏線なのだろうか、と気になりました。
 というわけで、夢原家の謎を除けば、あまり目立った点はありませんでした。上北さんも、近々発売と思われる映画版プリキュア5の描きおろし単行本執筆なので忙しかったのかな、などとも思った話でした。

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Yes!第34話

 これまで、ネットなどで「新たに加わる戦士」が噂されていました。本命は人間体に変身したミルクで、対抗(?)は増子さんだったわけですが、想像を絶する形で、アニメ初登場キャラがその座を獲得した(?)話でした。
 冒頭は、かれんの乗馬で始まりました。乗っているのは、水無月家で、かれん専用として飼われている「チャーリー」です。先週の予告でも出ていた場面でしたが、この時は、「漫画版の設定にアニメもあわせたのか」くらいにしか思っていませんでした。
 そんな中、ミルクが人間界でいうところの風邪を発症。しかし、パルミエ王国の場合、それを治すには、専用のピンキーを発見する必要があります。過去のシリーズではカード一枚で何とかなったものですが、同じ異世界でもえらい違いです。パルミエ王国は医療制度の整備が遅れているのだろうか、などとも思いました。

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