魔法学校での授業、戦闘の双方で、「考えて上手く行かないリコと、何も考えないで動いて正解にたどりつく朝日奈みらい」が描かれていました。
これが今回の主題だったのは確実です。しかしながら、このテーゼには、より深いものがあるのかも、と思わされた話でした。
また、クラスメイトの魔法つかい、ジュン・エミリー・ケイが初登場した話でもありました。
月: 2016年2月
「魔法つかい」第3話
冒頭の電話シーンから衝撃でした。朝日奈みらいの祖母、結城かの子は、知らない番号(もしくは非通知)からの電話からかけてきた孫の荒唐無稽な話をあっさり信じてしまいます。
なんか、警察の振り込め詐欺防止PRにそのまま使えるくらいの、アレな対応だと思いました。
いずれにせよ、これで親権者(?)からの入学同意を貰った朝日奈みらいは、魔法学校で必要なものを入手しに、魔法商店街に行きます。
ここでの描写にも驚かされました。
「魔法つかい」第3話pre感想
魔法学校の生徒への待遇の良さと、魔法商店街の活況ぶりに感心させられた話でした。
もうちょっと詳しい感想は火曜までに書きます。
「魔法つかい」第2話
最も印象に残ったことは、魔法学校の校長が「スイートプリキュア」のバリトンに似ていて、教頭が「プリキュア5」のハデーニャに似ていた事でした。
魔法学校の先生は、歴代シリーズの敵組織に所属していた人をスターシステムで使う構想なのでしょうか。
次はぜひとも、モフルンを非常に気に入る青髪ロングヘアの先生を出してほしいものだと思いました。
また、第2話で始めて披露されたプリキュアの必殺技が「ダイヤモンドエターナル」だったのにも驚きました。
他の必殺技も「ルビーラビリンス」とか「トパーズマイナーランド」みたいに、歴代敵組織をフューチャーしてほしいものだと思いました。
いずれにせよ、懐かしい顔や名前を楽しむことができました。
単行本「プリンセスプリキュア」第2巻
「プリキュアコレクション」として、漫画「プリンセスプリキュア」の第2巻が発売されました。
1巻同様、なかよしに掲載された漫画・イラスト・トーク、そして長編描きおろし漫画、という構成になっていました。
1巻の描きおろしは、本編の流れとは関係ない、劇中劇的な話でした。
それに対し、2巻は、なかよし2月号に掲載された最終回の翌日を舞台にした続編になっていました。
「魔法つかい」第1話
色々な点において、従来の「プリキュア第1話」と異なっていました。
異世界の危機も、そこからプリキュアに助けを求める妖精もいませんでした。
あと、敵がほとんど出てこないOPもかなり従来と違っていると思いました。
また、「魔法」に関する設定説明が話の大半を占めていたため、プリキュア二人の特徴などもほとんど描かれていませんでした。
一方、冒頭からずっと超常現象ばかり描いていた中で、戦闘の最後で敵にトドメを刺したのがパンチだった、というのはプリキュアの原点に帰ったようで面白いと思いました。
日常で「魔法」が使われることを含め、これまでのシリーズとはかなり違うものを描こうとしている、というのが伝わってきました。
それを描きつつ、「プリキュア」シリーズらしさをどうやって出していくかが序盤の鍵になりそうだ、と思った第1話でした。
なかよし2016年3月号「魔法つかいプリキュア」
アニメに先駆けて、漫画版「魔法つかいプリキュア」が掲載されました。
朝日奈みらいとリコの出会いが描かれていました。
朝日奈みらいは普通の人間社会の住人ですが、祖母から魔法つかいの目撃談を聞いたことがあり、その存在を確信している、という設定でした。
一方、リコは魔法の世界からこちらの世界に何らかの用事で来たという設定でした。
Princess第50話
ディスピアを倒した後から、クローズが現れました。
そのディスピアの力を託されたクローズとの最終決戦となります。
後半は後日談で、「最後のお茶会」の後に別れが描かれます。最後は、春野はるかとカナタの別れでした。
そして、EDの後に、「約10年後のプリキュアたち」が描かれる、というシリーズでも初の描写で、話が完結しました。
プリキュア敵幹部の最期
なぜか唐突に、プリキュア敵幹部の最期を分類したくなりました。
区分がはっきりしないところも多いのですが、とりあえず、独断と偏見でまとめています。
ちなみに、「元の人格に戻る」は、プリキュアの必殺技を受けるなど、他人の力によって本来の自分を取り戻した人です。
一方、「プリキュアの仲間になる」「自らの意志で闘いをやめる」は、プリキュアとの話し合いを通じて、自分の判断で組織を抜けたり、闘いの場を去った人です。