魔法学校での授業、戦闘の双方で、「考えて上手く行かないリコと、何も考えないで動いて正解にたどりつく朝日奈みらい」が描かれていました。
これが今回の主題だったのは確実です。しかしながら、このテーゼには、より深いものがあるのかも、と思わされた話でした。
また、クラスメイトの魔法つかい、ジュン・エミリー・ケイが初登場した話でもありました。
今回の話の中心は、初の魔法授業として紙製の蝶々を探す、というものでした。
ところが、この課題、生徒にとって難易度に大きな差がありました。
まず、ジュンは普通にホウキで空を飛んで蝶々を捕まえます。ここまでは魔法授業らしいのですが、後が驚きでした。
エミリーは蜘蛛を見て驚いて逃げ出すと、顔に蝶々が張り付きます。さらに、ケイに至っては、魔法の道具を出せず、帽子の中を探していたら、勝手に蝶々が入ってきました。
これで課題クリアなら、魔法が使えなくてもOKという事になってしまいます。
一方、朝日奈みらいとリコは、立ち入り禁止のはずの書庫に蝶々が入り、そこで新たな敵・ガメッツの襲撃を受け、伝説の魔法つかいプリキュアになってそれを撃退し、その結果、やっと課題をクリア出来たわけです。
いくらなんでも、生徒によって難易度に差がありすぎます。
これで実はアイザック教師がドクロシーと内通しており、あえて蝶々をガメッツが待ち伏せていた書庫に誘導した、というならまだ納得できます。しかし、そのような事ではなさそうです。
ヲタク生活30年やっていますが、ここまで理解不能の設定・展開はなかなかありません。
そういう事もあり、この話のみならず、シリーズ全般の楽しみ方として「あまり頭を使って考えてはいけない」があるのだろうか、などと思ってしまいました。
そういうふうに割り切れば、新キャラである、ジュン・エミリー・ケイの三人も分かりやすく描けていたし、教頭とアイザックの短いかけあいなども楽しめました。
また、新敵キャラ・ガメッツもキャラ立ちしていました。
次回は、朝日奈みらいとリコが喧嘩する話のようです。これまで、「あなた」と呼んでいたのが「みらい」に変わるきっかけになるのでしょうか。