「魔法つかい」第50話

 前回で「最終回」的な事を一通りやった事もあり、番外編みたいな話になるのだろうか、などと事前には思っていました。
 しかし、予想に反して、完璧とも言える最終回となっていました。
 一見、「実質的な最終回」と思われた前回は、この最終回に結びつけるためにしっかりと構想された「ラス前」だった事が分かり、自らの不明を恥じる結果になりました。
 おそらく、来期以降は、これが最終回の基本となるのではないでしょうか。
 そういうわけで、歴史に残る「プリキュア最終回」だと思いました。

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なぜ魔法界のトップは校長なのか

 魔法界の設定は色々と独特なものがあります。
 その中でも、一番特異なのは、「世界のトップが学校の校長」という事でしょう。
 これまで、色々な作品で「異世界」が描かれましたが、このような設定の世界は自分の知る限り、他にありません。
 その理由について考えてみました。

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「魔法つかい」第49話

 前回、太陽の力まで吸収して復活という、驚異的な設定で登場したデウスマストとプリキュアとの闘いが繰り広げられると思っていました。
 ところが、それに対抗して花海ことはが巨大化して対抗します。さらにプリキュア二人を弾丸のように使うという、なかなか見られない戦闘の末、あっさりデウスマストを倒してしまいました。
 所要時間は10分にも満たないという圧勝でした。

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「魔法つかい」第49話pre感想

 デウスマストが、プリキュア史上最速記録である「ラス前の前半でラスボス撃破」という偉業を成し遂げた(?)話でした。
 そして、「別れ」のあとに一気に時が経ち、大学生になった朝日奈みらいが、十六夜リコと再会を果たす、という異色の展開になっていました。
 色々な意味で衝撃的でしたが、気になった点も少なからずありました。
 詳しい感想は月曜日に書きます。

「魔法つかい」第48話

 前回復活したデウスマストの影響とマザーラパーパの防御力により、魔法界と「ナシマホウカイ」が一体になってしまった、という描写から始まりました。
 そこでは、「ナシマホウカイ」の人々も魔法の存在を当然視していました。一方で、ヘリコプターなど文明の利器も普通に飛んでいるという「いいとこどり」みたいな世界になっています。
 せっかく「融合」を示すなら、ケイやエミリーが「あの大型テレビ、画像がきれいね」みたいな感じで、かつて遊びに来た時に驚いた存在を当然視するような逆方向の描写をもう少し増やしても良かったのでは、と思いました。

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「魔法つかい」第48話pre感想

 デウスマストがついにその姿を明らかにしました。同時に、その影響力で魔法界と「ナシマホウカイ」が一体化してしまう、という現象が起きた、という話でした。
 「デウスマスト」になった四幹部の描写と、全世界のテレビ・鏡などを通じて、一斉放送をした校長が特に印象に残った話でした。
 詳しい感想は、月曜日に書く予定です。木曜以降になりそうです。最近、こんなのばかりですみません。→金曜には絶対書きます。本当にごめんなさい。

「魔法つかい」第47話

 1月の第1回目ならではの、「終わりの始まり」的な話でした。
 平和な日常の朝から始まり、三人で初詣に行ったり、その途中で友人たちとの会話を楽しんだりします。
 その一方で、ついにデウスマストが登場し、世界が大きく変わる、という流れでした。
 色々と凝った描写があった、興味深い話でした。

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