「デリシャスパーティ」第21話

 先週の芙羽ここねに続き、今度は華満らんと菓彩あまねの交流話でした。
 ただ、舞台となったのは、華満らんのパンダ軒でなく、今回初登場の和菓子屋でした。
 その60年続いた和菓子屋が閉店すると知って、存続に全力を尽くそうとする華満らんと、閉店の運命を受け入れるべきと考える菓彩あまねが対立(?)した話でした。
 高齢化して後継者がいないなら閉店やむなしとは思います。とはいえ、仮にもプリキュア全員が飲食店経営者の子どもという設定のシリーズで、この流れはどうなのだろうか、と思いました。
 また、閉店案内文を見た時は、第1話から相変わらず営業休止中の中南米ストリートがどうなっているのか、久々に気になりました。
 次回はブラペ話です。ついに正体が判明するのでしょうか。

「東京ミュウミュウにゅー」第4話

 藤原ざくろさん初変身回でした。
 基本的な筋立ては、無印第10話と同じでした。
 ただし、オーディションで歩鈴が乱入して審査員が怒ったところでは、藤原ざくろさんが自ら動いて「模範演技+歌」を見せ、審査員を感服させていました。
 漫画や無印アニメの「怒った審査員が、藤原ざくろさんが演技をすれば許す」と言い出す、という謎すぎる言動が継承されないのは良かったと思いました。
 また、みんとのオーディションを使って、バレエや日本舞踊を幼い頃からならっている、という設定を描いたのもいいと思いました。

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「デリシャスパーティ」第20話

 とりあえず、パーティドレスのデザインは非常にいいと思いました。
 あと、マナークイズですが、いくら高級洋食と大衆食堂の違いがあっても、生まれたときから飲食店で暮らし、店の手伝いもしている、和実ゆいと華満らんが0点というのは、ちょっと極端なのでは、と思いました。
 また、今回は、芙羽ここねと菓彩あまねの友情描写にかなり時間を割いていました。今後、二人の関係性が強く描かれるのだろうか、と思ったりもしました。

「東京ミュウミュウにゅー」第3話

 黄歩鈴初変身に、キッシュ初登場、そして青山雅也がDVキャラ前回、という詰め込み過ぎた話でした。
 そして青山雅也のDVキャラぶりがあまりにも強烈で、黄歩鈴もキッシュも霞んでしまったという感じでした。
 しかも、20年前のキッシュ登場話では、動物園デートでDVキャラである含みを書いただけですが、今回は、一気に「いちごは僕のネコだから」までやってしまいました。
 話数の都合もあるのでしょうが、結果として、青山雅也というキャラの凄さを、存分に描いた話になってしまいました。

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「東京ミュウミュウにゅー」第3話pre感想

 「にゅー」が「神」のみならず、「邪神」もしっかり引き継ぐ、と宣言した話、という感じでした。
 黄歩鈴やキッシュの登場シーンは、石野さんキャラデザを活かしている描写もありました。
 しかし、それを除けば作画崩壊が目立ち、動物園デート中の桃宮いちごの絵はかなり残念なものがありました。
 一度ならず、20年前の「邪神作監」話を思い出さざるを得ませんでした。
 そして、直前まで「桃宮さん」と呼んでいた青山雅也による、まさかの「猫鈴つけ」→「いちごは僕の猫なんだから」に衝撃を受けました。
 20年前ならともかく、この2022年に、こんなDV描写をやるとは、と衝撃を受けました。
 まあ、CMで流されていた、漫画でのこのシーンアテレコを見ていたので、嫌な予感はしていたのですが…。
 というわけで、20年ぶりに「邪神」を堪能した話になりました。
 もう少し詳しい感想は、数日後に書くつもりです。

「東京ミュウミュウにゅー」第2話

 碧川れたす初変身話でした。
 前回、桃宮いちごと同じ学校の制服を来ていた藍沢みんとが、実は制服を借りて潜入していた事が明かされていました。
 ならば、同様に、奥村学園の制服を来て、碧川れたすをレッドデータアニマル展に連れて行った回想を描いてほしいものだと思いましたが、残念ながらそれはありませんでした。
 冒頭、変身したままの桃宮いちごをカフェミュウミュウに連れていきます。
 その際、変身の解き方についてちゃんと説明していたのは親切だと思いました。

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「東京ミュウミュウにゅー」第1話

 第1話から、原作並びに旧アニメの雑な描写をきちんと作り直している事に感心しました。
 まずは、レッドデータアニマル展になぜ五人が居合わせて、そこで遺伝子を注入されたのか、というツッコミどころを見事に解決していました。
 そこで使った、藍沢みんとは、すでにミュウプロジェクトに加わっており、ミュウミュウ化も済んでいる、というのもうまいと思いました。
 作品で、彼女だけが、白金陵を下の名前で呼んでいた、という設定を最大限活かしていると思いました。

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「デリシャスパーティ」第19話

 菓彩あまねの兄にケーキを作る話でした。
 ストーリー上、さほど意味のあるキャラではないのですが、有名芸能人を声優にした以上、目立たせねばならないのでしょう。
 そのとばっちりを食ったのは品田拓海でした。
 途中、唐突に、彼の父と思われる「シナモン」の冤罪がはれる、という会話が挿入されていました。
 しかし、変身前の出番はなく、戦闘にちょっと加わって、その伏線回収でローズマリーに「シナモン?」と呼ばれる、というだけの役回りでした。
 本来なら、削られた5話分を使って、父親の設定や、彼の正体明かしや、それに伴う闘う理由などが描かれたはずなのでしょう。
 そういう意味では、本当に悲運なキャラだと思いました。

「デリシャスパーティ」第18話

 菓彩あまねがキュアフィナーレに変身した回でした。
 当初は、ジェントルーだった自分にはその資格がないと固辞していましたが、話の流れで、特にそのあたりの解消もなく変身していました。
 彼女がジェントルーになった理由が、心のスキを衝かれてのものなのか、完全に本人の意志と関係のない洗脳なのかが描かれないので、そのあたりの葛藤の意味もよくわかりませんでした。
 あと、戦闘で、久々にローズマリーが「くすぐり係」として参戦していました。
 本来なら、ブラックペッパーの担当のはずですが、彼の出番は一切ありませんでした。
 声優さんの都合かなにかだろうかと気になりました。
 当分の間は、新プリキュアのお披露目が続くわけですが、このままだと、彼の存在がますます霞むのでは、と危惧しています。

「東京ミュウミュウにゅー」第1話pre感想

 あの、「また、いつか」から約20年、ついに、「東京ミュウミュウ」が再び放映されました。
 しかも、キャラデザはあの「神作監」こと石野聡さんです。
 作画にムラはあったものの、随所にあの「神作監」を見ることができ、本当に嬉しく思っています。
 また、筋立てのほうも、大幅にバージョンアップされていました。
 特に、藍沢みんとが、白金稜・赤坂圭一郎とともに、「ミュウプロジェクト運営側」にまわっていた、というのは非常に興味深く見ることができました。
 また、青山雅也の描き方にも、20年前とは違うものを随所に感じました。
 20年ほど待ち焦がれていた「また、いつか」をこのような形で見ることができた事、心底嬉しく思っています。
 再アニメ化に尽力してくださった方々、それに力を与えてくださったファンの方々に心から感謝しております。
 日曜まで仕事が多忙を極めていますので、詳しい感想は月曜以降に書きます。