Max第36話・ビブリス、迷子の解決に貢献

 ポルンとルルンが主役の話でした。公園で遊んでいて、ゴミ箱の脇に立っていた二人が、通りかかった女の子に、「捨てられたぬいぐるみ」と勘違いされて、家に持ち帰られてしまいます。
 帰宅した女の子に対し、母親が「父親が出張から一日早く帰ってくる」と言いますが、女の子は浮かない顔。実は、父親のコレクションである車の模型を壊してしまい、それを母親に言えずにいたのです。
 その頃、行方不明になった二人を、なぎさ・ほのかをはじめ、皆で探します。しかし、当然ながら見つかりようがありません。ところが、ハーティエルが女の子の家にいる二人を発見します。しかし、ルルンは情が移ったのか、家に残ると主張し、当初は帰るつもりだったポルンもそれに同調します。

続きを読む Max第36話・ビブリス、迷子の解決に貢献

マイメロ31話

 しばらく前から「おねがいマイメロディ」を毎週視るようになりました。せっかくだから、「感想」というほどではないのですが、見ていて面白かったところなどを、書き散らそうかと思い立ちました。
 今回は、柊がマイメロの弱点を探るために歌をデートに誘う、という話でした。家まで運転手付の車で乗り付けるのですが、そのプレート番号が「MOTE*2」となっていたのが、妙に印象に残りました。
 あと、今回のゲストキャラ(?)は「NO!と言えない気弱な高校生」です。ならば、レストランに入ろうとして「今日は貸切です」と言われた瞬間、すぐさま出て行かねばならないのでは?と突っ込みたくなりました。で、彼がクロミの魔法によって変身したのは「NOマン」という、「拡声器で相手にNOと言う。それを受けると相手もNOマンになる」という吸血鬼みたいな設定。この「なんでもNO!」っていうのは悪い事のように描かれていますが、OLさんなんかの仕事の悩みを聞いていると、「やはり、日本人はもう少しNOと言ったほうがいいよな」と思いました。
 あと、この青年、オチで学校を代表する美少女にいきなり告白されて喜びます、ところが変身していた時のクセでつい「NO!」と言ってしまい、失敗する、というオチです。しかし、「普段交友がない人に、いきなり道端で走りよって告白してくる」というのはちょっと変です。なんか美人局っぽい感じがします。断って正解だと思うのは、私だけでしょうか。
 あと、これは先週のネタなのですが、髪をおろした永代橋先生って、「ヒカルの碁」の倉田六段によく似ています。

 などという、しょうもない事を、適宜書き散らしていこうかと思っています。

Max第35話・ほのか、意外な趣味が判明

 修学旅行後編。冒頭でひかりがよし美先生に怒られますが、あまり意味はありません。一方、ウラガノスに続いてビブリスも京都に登場。二人して京都タワーの上でコントをやったりしますが、少年の身柄を確保する気はなさそうです。その後、なぎさは八ツ橋の試食を食いまくる場面が出ます。店員が藤村にちょっと似ているので、何かそれにからめた話をやるのか、と思っていたのですが、これも特に何もありませんでした。そして、ひかりと二人で人形を見ていたほのかと、なぎさたちが合流。次にどこに行くか迷う三人に対してほのかが、「自分には行きたい所がある」と言ったところで、前半が終わります。
 先週が「映画村紹介」だった事もあり、このあたりでは「修学旅行編」も外れだったか、と思ったのですが、ここから意外な展開を見せます。

続きを読む Max第35話・ほのか、意外な趣味が判明

Max第34話・ウラガノス、時代劇にかぶれる

 先週にちょっと伏線がありましたが、今週来週と修学旅行話です。しかし、修学旅行らしさと言えば、枕投げをやった事くらいで、あとは映画村の案内が大半を占めていました。
 冒頭、洋館ではいきなり少年がいなくなります。しかし、ドツクゾーンで療養中に何かを悟ったらしいバルデスは、達観したような事を言っています。それはいいのですが、やはり、居場所くらいは把握していないとまずいのではないでしょうか。
 一方、ベローネ学園に残ったひかりは、周囲で奇妙な気配を二度ほど感じます。ところが、なぜか久々登場の奈緒がひかりを呼びに行くと、「怪奇現象」はおさまります。これがもし、「実は奈緒には・・・」という伏線だというと、製作者の構想力は凄いと思いますが、多分そんな事はないでしょう。いずれにせよ、この怪奇現象に何かを感じたひかりは、アカネの枕もとに置手紙をし、京都に旅立ちます。

続きを読む Max第34話・ウラガノス、時代劇にかぶれる

Max第33話・なぎさの誕生日話

 昨年のなぎさの誕生日話といえば、一番印象に残ったのは「ほのかの変装」でその次に来るのは「支倉の突っ走り」と「冴えない作画」でした。しかし、今年はなぎさと藤村を軸に正面から描いた話でした。しかも作画の質もかなり高く、現シリーズの中でもかなり上位に来る話でした。
 冒頭、なぎさとほのかが二人で歩きながら誕生日の話などをしているのですが、その姿を道路反射鏡に映して表現するなど、凝った絵が目立ちます。そこで偶然、藤村と会いますが、うかない顔をしています。どうも、高等部でのサッカー部がうまく行っていない模様。心配しつつほのかは、なぎさの誕生日の話をしようとして、なぎさに「口止め」されたりしていました。
 一方、洋館ではバルデスが正式復活。ここ2話ほど、意味ありげな動きを見せていましたが、特に意味はなかった模様。ただ、治療(?)中にジャアクキングの復活が近いことを悟ったと言い、それに対してウラガノスがボケをかましたりしていました。
 本題に戻って、なぎさはほのかと来週からの修学旅行に備えて買い物。その帰りに、ほのかは、秋桜のきれいな公園になぎさを誘います。そこにひかりとあわせて三人で行き、秋桜を鑑賞。するとサッカーの球音が聞こえ、行ってみると藤村たちが練習をしていました。しかし、藤村の動きは冴えません。どうやら、それが冒頭のうかない顔の原因のようです。

続きを読む Max第33話・なぎさの誕生日話

コラボ

 モーニングの表紙を見たら、「野球狂の詩」の岩田鉄五郎と一緒に「ドカベン」の岩鬼がいました。一方、少年チャンピオンでは山田太郎と水原勇気が。どうやら、両誌が協力して、両チームによる日本シリーズを掲載するようです。
 会社の違う二つの雑誌がタイアップするというのはかなり珍しいとは思います。しかし、今更その2作、というのは何だかな、という感じです。失礼ながらともに「昔の名前」でしかありません。これがまだ、水島氏が、新たな作品も発表してそれも人気があり、かつ昔の作品の続編も描く、というスタンスならまだ評価できなくもないのですが・・・。
 というわけで、小学生時代「ドカベン」が大好きだった私ですが、その「同時連載」を立ち読みする気すら起きませんでした。
 どうせモーニングで「異色のコラボレーション」をやるならば、なかよしと組んで、「働きマン」と「シュガシュガルーン」でやったほうが、面白いし、新鮮味もあったのでは、と思うのですが・・・。

なかよし11月号

 今月の「プリキュア」はなぎさの誕生日モノ。というか、「誕生日」をつかみにして、「いつかは訪れる親友との別離」について描いた話でした。いくら「親友」でも、時が経つにつれて縁がなくなる、という寂しいかつ厳しい現実を描いています。実際、私も中学時代の友人に、今でも交友があるのは一人もいません。当時は、なぎさとほのかほどではないにせよ、かなり親しく遊んでいたのはいました。しかし高校に行くとすぐ交流は激減し、成人式で会った時にドライブしたのを最後に、会う事はなくなりました。
 そういう「実体験」があるだけに、今回の話は何とも言えないものがありました。確かに、永遠に続くものなど、何も存在しないのかもしれません。しかし、「プリキュア」の中で「なぎさとほのかの『別れ』」を描かれると、夢オチとはいえ、もの悲しいものがありました。
 できれば、次回はもっと気楽に楽しめる話を読みたいものです。

続きを読む なかよし11月号

Max第32話・ほのか、鉛筆で原稿を書く

 今回は、「団子屋」を舞台に、今の社会で軽視されつつある風潮を取り上げる話でした。「梨農家」に続く、問題提起モノと言えるかもしれません。
 冒頭、なぎさ・志穂・莉奈らが学校新聞を作っています。PCの中でレイアウト作業をしている様子が描かれていますが、「自分の時は、こんな便利なもの、影も形もなかったな」などと時代の流れを感じてしまいました。
 さて、その新聞の「街角スマイル」なる記事の原稿を忘れていたなぎさは、ほのか邸で協力を依頼。ほのかも困りますが、さなえお祖母さんがおやつに出してくれたみたらし団子の事から、それを作った店で、子供の頃から好きだった「水戸屋」で団子を作っている老女主人の笑顔を思い出します。
 店に行くと、老女主人は子供に親切に団子を売っていました。そして取材も快諾し、原料の粉が米からできている事をはじめ、懇切丁寧に説明します。ただ、「みたらしのたれ」についてはスルーしていまいした。やはり、このアニメを作る際の取材元が「たれの秘密」を教えてくれなかったのでしょうか。

続きを読む Max第32話・ほのか、鉛筆で原稿を書く