Fresh第18話

 本シリーズの特徴である、「プリキュアは、誰でも知っているほど有名な存在」というのを上手く活かした話でした。
 冒頭で、前回獲得した美希のブルンの力として、「シフォンに様々な衣装を着せる」というものでした。アイキャッチでは、三人がそれぞれ衣装を着せているような感じでしたが、実は美希一人の力だったようです。
 あと、キルンが「会話」でブルンが「衣」、ピルンが「食」ということは、アカルンの機能は「住」なのだろうかと思いました。

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Fresh第17話

 美希のベリーソード獲得話を、美希の奮闘とレミの心配を軸に描いた話でした。
 冒頭、ラブの部屋に皆が集まり、タルトのドーナッツや芸の話で盛り上がります。そんな中、シフォンが腹を空かして泣きますが、祈里がキルンで「翻訳」して、ラブがピルンでお菓子を出してすぐ解決します。それを見た美希は、改めて先週の事を思い出し、自分にピックルンが現れない事を悩みます。そして、二人がシフォンの世話をした時だという事に気づき、自ら世話係に立候補します。
 これまでの二人が受動的な形で得たピックルンを、自らの積極的な行動で得ようとするあたり、彼女らしさが出ていると思いました。

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なかよしラブリー増刊2009年初夏の号

 今回、最も衝撃を受けたのは、ハタノヒヨコさんの「ラブレター」でした。これまでも、本誌や増刊にショートギャグを連載していましたが、「絵が可愛くてちょっと変わった味のギャグ」と印象しかなく、軽く読み流していました。しかし、今回読んでみて、そのぶっ飛んだセンスに驚き、こんなことならこれまでの作品も、もっとじっくり読んでおくべきだった、と思ったほどでした。

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Fresh第16話

 本来の主題は、学園祭を舞台にした、大輔のラブへの甘酸っぱい想いを描いた話だったと思われます。しかし、その部分については、大輔のヘタレぶりばかりが目立ちました。その結果、西隼人=ウエスターのギャグでもった話となりました。
 話のほうは、先週に続いて、嬉しそうに歩くラブから始まります。ただ、犬にならなかったところを見ると、先週の「せつなとのデート」ほどの期待感ではなかったようです。
 そして三人で歩いているところに、フランケンシュタインの仮面を被って大輔が現れ、合流します。

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Fresh第15話

 「せつなとラブ」シリーズ第二弾となりました。冒頭から、学校帰りで嬉しそうにしているラブが登場します。そして、美希に予定を尋ねられると、「今日は、せつなとデート」と答えます。そして、なぜか表情と会話が犬化していました。先週は猫化していましたが、動物の形態模写が好きなのでしょうか。
 一方、デートの相手であるイースは、久々の三人揃っての説教タイムでした。どうやら、メビウス内では正式にイースがプリキュア対策担当となったようでした。そして、イースはラブとの人間関係を築いたことから、順調に進捗していると報告していました。

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Fresh第14話

 「四人目の存在」という、筋立て上、重要な位置づけになる話であるにも関わらず、前半はギャグ100%で飛ばしていました。そして、戦闘になると、これまでギャグをやってきた面々がうって変わってシリアスな闘いを繰り広げる、というのがまた凄い話でした。
 冒頭、シフォンから、四つ目のピックルンである「アカルン」の存在が明かされます。四つ目のピックルン=四人目の仲間の可能性という事もあって三人は盛り上がります。一方、先週、祈里が得たピックルン「キルン」に、動物の言葉を通訳する力があることが判明。そのため、動物の助けを借りながら、アカルンを探す、という展開になります。

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なかよし2009年6月号

 「フレッシュプリキュア」は、ラブとせつなの話を軸にしていました。ダンスを教える話などは、アニメの先取りなのかとも思いました。せつなの特徴である、イースとして使命を果たす意思を持っている時の表情と、その中で本人も意識せずに見せる純粋な表情の対比が巧く描けていると思いました。今回は、特にダンス中に見せた笑顔が印象に残りました。
 アニメにも言える事ですが、今後、イースがこの「もう一人の自分」にどのように接し、そしてどのように変わっていくのか非常に興味深いものがあります。
 その一方で、ラブの純粋さおよび、脇を固める美希と祈里の描写も楽しめました。この展開を主軸にすれば、今回の漫画版はかなり面白くなるのでは、と期待しています。

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