Fresh第16話

 本来の主題は、学園祭を舞台にした、大輔のラブへの甘酸っぱい想いを描いた話だったと思われます。しかし、その部分については、大輔のヘタレぶりばかりが目立ちました。その結果、西隼人=ウエスターのギャグでもった話となりました。
 話のほうは、先週に続いて、嬉しそうに歩くラブから始まります。ただ、犬にならなかったところを見ると、先週の「せつなとのデート」ほどの期待感ではなかったようです。
 そして三人で歩いているところに、フランケンシュタインの仮面を被って大輔が現れ、合流します。

 近日行なわれる学園祭で、二人が出し物であるお化け屋敷の実行委員になり、その関係で二人して準備をしている、という筋立てです。そして、ラブの実行委員が立候補であることは、即座に美希と祈里に気付かれます。一方、大輔ですが、こちらはラブへの恋心(下心?)ゆえの就任でした。
 そして四人でドーナッツカフェに向かいますが、なぜかそこには西隼人が先回り(?)していました。もっとも、ヘッドフォンを聞きながらドーナッツを食べて喜んでいるだけで、特に仕事をしているわけではありません。
 
 大輔は、姉のミユキのツテで入手した、トリニティ御用達の小箱を取り出します。その様子を、ヘッドホンを外しながら聞いていた西隼人が「トリニティ」を「インフィニティ」と聞き間違えたところから、その小箱を狙う、という展開になります。
 肝心のお化け屋敷ですが、ラブは看板の位置にまで細かいこだわりを見せるなど、精力的に活動します。しかしながら、大輔はあまりやる気がなく、展示物が倒れそうになった時も、一度は支えようとしたものの、ラブの手に触れたら照れてしまい、手を離してしまいます。さらに、ラブに怒られたら逆ギレするなど、当初の目的だったはずの「ラブの気を引くための委員就任」と正反対の結果になってしまいます。
 その悪い雰囲気の中、皆が下校しますが、校門を出る前ににわか雨が降ります。それを見たラブは、窓の閉め忘れに気付いてお化け屋敷に戻り、大輔もそれを追います。
 そして、その様子を校舎の上から見ていた西隼人が作戦開始を決定するのですが、なぜか赤い柄物の傘をさしています。こんな細かいところでもギャグにしてしまう制作陣には感心させられました。
 一方、ラブと大輔は雨に濡れた出し物の修復を行い、さらに「雷が怖い」という共通点があったこともあり、ややいい雰囲気になります。それをのぞいていた西隼人は、慈愛に満ちた顔(?)で「甘酸っぱーい」と言いますが、すぐに「仕事」を思い出します。ただ、二人の雰囲気を邪魔しないよう、変身から骸骨のナケワメーケ化を小声でやる、という配慮を見せていました。
 その後は、ナケワメーケ骸骨から二人が逃げる、というありがちな展開になります。ラブを守ろうと張り切る大輔ですが、ラブにとっては変身の邪魔でしかありません。そんな中、逃げながらも大輔に気付かれずに美希と祈里にメールを入れて救援を頼む、という周到さを見せます。
 そして何とか外に出ますが、そこにはウエスターとナケワメーケが待ちかまえていた、というありがちな展開に。なおもラブを守ろうとする大輔ですが、そこで鳴った雷が止めになり、立ったまま気絶します。そこに、美希と祈里が現れ、闘いになります。
 分裂していたナケワメーケ骸骨をそれぞれ美希と祈里が受け持つ形になりましたが、祈里がキュアスティックで撃退したのに対し、エスポワールシャワーはかわされ、美希はショックを受けます。
 闘いのほうは、ラブサンシャインフレッシュでナケワメーケ骸骨を撃退し、ウエスターは勝手にインフィニティと勘違いしたトリニティの小箱を奪い、満足して引き上げます。そんな中、美希だけは、自分の手を見つめ、キュアスティックが自分にだけない事を改めて悔しがっていました。
 占いの館に帰ったウエスターは早速インフィニティと思いこんでいる小箱を開けます。しかし、それはトリニティ謹製のびっくり箱だった、というかなりベタなオチが展開されました。
 そして、翌日は学園祭は、ラブの頑張りもあってお化け屋敷は盛況です。そんな中、男性陣も相変らずのおポンチぶりを発揮していましたが、美希は昨日のショックを引きずっています。そのため、裕喜に声をかけられても、気づきすらしません。というわけで、次回のキュアスティック獲得回に引く形で話は終わりました。

 というわけで、ラブと大輔を主軸にした話ですが、大輔をどんなキャラにしたいのか、今ひとつわかりません。普段の準備や、学園祭の当日は協力せず、ポイントが高そうな所だけ頑張る、という姿勢では、最終的にラブに好かれるか疑問です。また、ギャグオチのタネとなった「姉とのツテを誇示すべく、トリニティ謹製のグッズを学園祭用に持ってくる」というあたりには、「スネちゃま」的なものを感じました。
 やはり彼らおポンチ三人組は、恋愛はあきらめ、別の道で活路を見いだすべきなのでは、と改めて思いました。あと余談ですが、オチで美希に完全無視された裕喜はまたスタンプを押したのか、というのが気になりました。
 一方で、ウエスターのほうは、毎度の事ながら、ギャグが冴えていました。聞き間違いに始まり、最後はビックリ箱、というのは大昔からある「ズッコケ悪役」の定番ですが、それをソツなくこなしていました。
 特に、柄物の傘と、ラブコメの邪魔をしないように小声で変身した部分の描写には感心させられました。今後も最終回まで、さまざまなギャグを繰り広げてほしいものです。
 次回は、今回からの引きで、美希がキュアスティックを獲得する話になりそうです。そのために、美意識も捨ててシフォンのお世話をするようですが、最後はどんな形での目的達成になるか気になるところです。あと、予告で一瞬流れた、美希と西隼人との会話も気になっています。

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