マイメロKS第17話

 なんか悪夢魔法場面のドタバタ場面がえらく長かったとか、ゲストキャラの漫画家の「眼鏡を外すと美人」はバレバレの上に何の意味もない、くらいの感想しか浮かびませんでした。
 とまあ、最近はこんな事ばかり書いています。こんなのばかりでは、読んでいる方も面白くないのでは、という事にふと気づきました。というわけで、再び面白さのあまりに感想を書きたくなるまで、「マイメロKS」の感想は休載することにしました。

マイメロKS第16話

 柊の出番は歌にバイオリンを聞かせたのと、弟と女装少年の偽りの恋を生暖かく見守った回想くらいでした。それにしてもこの「初恋」、801妄想趣味のない私でも、「一連の小暮との親しすぎる関係といい、彼には特殊な性癖があるのでは?」と思ってしまいます。
 一応、主題は「初恋」の模様。マリーランドのモブキャラみたいな感じでちょくちょく出ていたと思われる「ライオン」が実は、クロミ・マイメロがともに憧れていた先輩だった、という設定が出てきます。それが回想で出てくるのはまだいいのですが、それが「今でもクロミが・・・」という設定はいかがなものでしょうか。それこそ、バクが作中で突っ込んでいる通りだと思いました。ついでに言うと、それを自覚して、「クロミに自首させようと思って来た」などと言うこのライオン、かなりの女の敵系キャラです。

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マイメロKS第15話

 バクの妹・バコに対抗したのか、マイメロの弟・リズムが主となる話でした。しかし、いきなり喧嘩を売りまくるなど、えらく性格がねじれたお子様です。これでは黒音符陣営との力の差がますます開きそうな感じです。
 予告にあったので期待していた「柊の王妃くどき」もなんかよくわからずに終わりました。一応、新アイテム「うさみみカード」なるものが出てきましたが、どのような使い方をされるかは今ひとつ不明です。
 魔法合戦のほうは、バコの探知力で大量の黒音符を獲得するも、全て既に取っている音階でした。そして最後にたびたび登場のバカップルからピンク音符が取れたら、それがまだ取っていなかった音階のため、マイメロの勝利となりました。「夢」と「音階」の関連づけが特にないようなので、集める方もたいへんだろうと同情したくなります。
 それはともかく今回は、クロミがバコをかわいがる様が微笑ましかったので良しとすることにします。

マイメロKS第14話

 柊家中心の話ですが、意外にも柊はチョイ役。歌に「東京タワーと大仏」という謎の土産を渡していました。喜ぶ歌に怪訝な反応をしていましたが、何が目的であの土産を渡したのか、今ひとつわかりません。無印時代の柊の美意識からすると、どんな意図であれ、「あのような物を持つ」という事自体がありえない話でしたが・・・。
  さて、先週、「天才デビュー」をしたバコが早くも言葉をしゃべりました。前回でもちょっと会話していましたが、はっきりした会話は今回が初めて。それが「黒音符」というのもまた凄いです。

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マイメロKS第13話

 「バコが天才乳児だった」という新設定ができました。計算から折り紙までなんでもこなすのですから、完璧超人キャラなのかもしれません。
 話のほうは、秀才なだけで目立たなかった関山が実は折り紙の天才で一躍有名になるが、人間界に連れてこられたバコに負けて悪夢魔法にかかる、というもの。そして「折り紙対決」に突入します。黒幕(?)なのに他人事のように司会をやっている潤と自然にそれにつきあう駆には笑いました。あと、「潤でーす」で自己紹介を始めた時、オチに「三波春夫でございます」を期待したのは私だけでしょうか。
 後はいつものようにドタバタ展開に。「くるくるシャッフル」的に楽しめました。ただ、秀才キャラが「カエルをは虫類と間違える」はベタを通り越して無理があると思いました。で、最後はその関山が薄井さんと結ばれてハッピーエンドとなり黒音符が。ここの所、サッカーといい有働といいそういう話が多く、マイメロも「クロミが愛のキューピッド」だと評しています。そこで出てきた、クロミの天使姿は可愛かったので、今回はいい話だったと思うことにしました。

マイメロKS第12話

 雅彦が悪夢魔法をかけられたのは今回が3度目です。無印での2回はいずれも「紀行ライターの仕事が忙しく、娘たちと一緒にいることができない」という悩みが「夢」になったというものでした。それに対し、今回は、父の日を勘違いして、かまってくれない娘たちに逆恨みをする事によって「夢」が生まれます。そして娘たちにダジャレを強制させ、気に入らないと金だらいを頭に落とします。無印の雅彦からは想像できない言動です。悪夢魔法やギャグでコーディングされていますが、その実態は単なる「家庭内暴力」でしかありません。
 無印では名作の第39話を筆頭に、夢野家の親子の絆を上手く描いた話が多かったのですが、その親子の愛情も「シャッフル」されてしまったようです。これについては、来年の「再シャッフル」に期待するよりないのでしょうか。

マイメロKS第11話

 予告などから柊が目立つ話かと思いきや、最初と最後に出てきて潤をからかっただけでした。もっとも、最後の場面は、歌や潤がどうこう、というより、単に「調律のズレたギターでの演奏が気になった」という芸術家精神によるものなのかもしれませんが。
 話のほうは、潤が梯子してデートしまくる、というある意味「女の敵」みたいな話。もっとも、潤は飯島さんに真菜とのデート(?)について話すくらいで、何も考えていません。一方、女性陣のほうも、真菜は組み手と勘違いしているし、宮前さんとは一瞬で終了するし、飯島さんも結果的には潤より有働のほうに関心が行ったので、実害はなかったかもしれません、

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マイメロKS第10話

 今回は柊の出番はなし。本シリーズでは2回に1回くらいの出演頻度になるのでしょうか。さて、話のほうは約1年1ヶ月ぶりにサッカー部の内田とマネジャーの高橋が登場。この一年間、特に何も進展がなかった模様です。それどころか、内田は全日本Jrユースに落選した事を落ち込み、サッカーを辞める事を宣言してしまいます。本物のサッカーの事はほとんど分からない私は、「全日本Jrユース」というと、「キャプテン翼」しか思いつきません。おかげで、「なるほど、森崎より低い評価を受けるくらいならサッカーやる気なくしても仕方ないな」などと納得してしまいました。
 そこで「サッカーやらない奴に」と言われた高橋は、サッカーで見返そうと思います。そこに真菜が現れて歌・美紀を巻き込んでフットサル部の結成を提案。どうでもいいですが、昨年は内田の筋肉に興味を示していた真菜ですが、今回はそれについての言及は一切なし。もしかしたら、内田が代表落ちしたのは「鍛錬不足」で、真菜はその衰えた筋肉に幻滅したのでしょうか。

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マイメロKS第9話

 今回は柊の心理描写がいくつかありました。しかし、その中にはいくつかひっかかる所がありました。一つは「また、世界を滅ぼしたくなった」という台詞で、もう一つは、「草一つ生えないという柊の心」に歌のおみやげである「光る五重塔」が灯った、という場面でした。
 無印での柊は、確かに結果的に世界が滅びてもかまわない、とは思っていました。しかし、一連の黒音符活動の根幹は、「黒音符が集まった曲を弾いてみたい」にあるわけで、「世界を滅ぼしたい」ではなかったと思うのですが。
 あと、「荒廃した心の描写の中にある、歌への気持ち」ですが、これも無印で「袋の中に歌との思い出が詰まっている」というので描写済みです。そこに今更、歌の土産が出てくる、というのもちょっと奇異に感じました。
 まあ、そのへんは深く考えずに、「ドタバタもの」として見るべきなのでしょうが・・・。

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マイメロKS第8話

 今回は柊の出番はなし。声優の置鮎氏は副業(?)のマイメロパパとしての仕事をしていました。
 さて、今週から修学旅行編に。移動の新幹線から始まるのですが、その車両は0系という非常に古い車型で、現在は東京-大阪間は走っていません。鉄ヲタ的には非常に気になりました。まあ、20数年前、自分が中学生だった時の修学旅行を思い出せたので、懐かしさがありましたが・・・。
 話のほうは、真菜の幼なじみ・吉本徹が登場。かつては野球をやっていたのですが、日本一のタコヤキ屋を営む両親が仕事を放り出してまで「大阪トラーズ」の応援に「広辞苑球場」に通い詰める親を見ていて野球が嫌いになり、心身とも白山十三との後天性双生児になってしまっています。

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