「東京ミュウミュウにゅー」第1期感想

 2003年春の「また、いつか」から19年経ち、ついに「東京ミュウミュウ」が再アニメ化されました。
 一時期は「いつか」は永遠に来ないのだろうな、と思うようになっていました。
 それだけに、実現した事は、本当に嬉しいことでした。
 しかも、キャラクターデザインは、20年前の「神作監」こと石野聡さんでした。
 当時から、「次やるならキャラデザは石野さんで」と思っていたので、これを知った時は本当に喜んだものでした。

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「デリシャスパーティ」第33話

 菓彩あまねが、ナルシストルーに殴りかかろうとする夢を見て、それを引きずっていた話でした。
 夢は、殴りかかろうとする自分と、それを止めようとする自分の葛藤という形になっていました。
 作中で描かれただけでも、かなり酷いことをしたのですから、恨むのは当たり前です。
 しかも、「もう一人の自分」がそれを止めようとしています。
 なぜそんなに引きずるのかがよくわからなった話でした。

「デリシャスパーティ」第32話

 「くまモン」とのタイアップ話でした。
 ウドンのレシピッピがいなくなり、そのため、友人である麺類のレシピッピたちが悲しんだ結果、オイシーなタウンの麺類がみな不味くなります。
 では、ウドンのレシピッピがどこに行っていたかというと、毛皮の居心地がいい、くまモンの所だった、というオチでした。
 つまり、くまモンが来た事により、オイシーなタウンで麺類を食べていた人たちは多大な迷惑を被ったわけです。
 せっかくのタイアップなのに、くまモンを疫病神扱いしているわけです。
 これまで、様々なタイアップ回がありましたが、このような形で「ゲスト」を扱ったのはプリキュア史上初でしょう。
 その「デリシャスパーティらしさ」には毎度ながら驚かされました。

「デリシャスパーティ」第31話

 ブンドル団が出てこない話でした。
 和実ゆいは、自分とそっくりの、初対面である王女を権力闘争で勝たせるためにプリキュアに変身し、対立している王族の行動を封じるためにプリキュアの力を使いました。
 普通の人間同士の戦いに介入するためにプリキュアの力が使われたのは、19年間のシリーズで初めてではないでしょうか。
 もし対抗勢力が王家でなく、イースキ王家の専制政治を倒すべく立ち上がった市民だとしても、和実ゆいたちは同じことをしたのだろうか、と非常に気になりました。
 まあ、そのあたりも含めて、このシリーズらしい話だったとは思いました。

「デリシャスパーティ」第30話

 ローズマリーがメインの話でした。
 食い道楽で経済苦になったローズマリーが、屋台で焼きそばを売り、それを和実ゆいたちが手伝う、という話でした。
 また、「お祭りのジンクス」なるものでくっついた焼きそば屋夫妻がライバルとして現れ、同点優勝した、という結果になりました。
 「お祭りのジンクス」というのは、花火を見ながら同じものを食べた二人がくっつく、というものです。
 そして、ラストで花火シーンが上がったのですが、3つの席があり、一つは和実ゆいたち四人が焼きそばを食べつつ花火を見てました。
 もう一つの席では、コメコメたち妖精三人が同様に焼きそばと花火を楽しんでいました。
 そして、最後の一席では、ローズマリーと品田拓海が二人で焼きそばを食べながら花火を見ていました。
 どう考えても、その二人にフラグを立てた話としか思えませんでした。
 15年前の「プリキュア5」では、ココとナッツの同人がブームになりましたが、その再来を狙っているのか、と思いました。
 あと、ブンドル団は、スピリットルーが消失し、セクレトルーが一人でブンドル団ポーズをやっていました。