GOGO第28話

 視覚的にはいろいろ楽しめました。反面、話の筋としては、「新キャラで『ココの婚約者』を称するクレープ王女が登場した」以外に描かれたものがありませんでした。
 冒頭は、ナッツハウスの全員が暑さでうだるところにパルミンが飛来し、捕らえてみれば、クレープ王女だった、というところから始まります。とりあえず、倉庫を改造しただけの事があり、新ナッツハウスにも空調はない事が分かりました。
 一方、エターナル本部でも、ブンビーが扇子を持って歩いています。どうやら、空調は図書室にしかない模様。収集品と資料の管理が優先されるため、社員の勤務環境は後回しなのでしょうか。
 そのブンビーですが、イソーギンとヤドカーンがボソボソとつぶやくギャグを論評し、「まだまだだな」と言っていました。スコルプの時にも同じ事を言っていたのを考えると、仲良くするつもりがある、という事なのでしょうか。

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GOGO第27話

 前半の、シビレッタが用意した「お化け屋敷世界」で皆が逃げまくるだけの展開を見たときは、どんな話になるのだろうか、と心配しました。しかし、後半部分が巧いとは言えないまでも、妙な面白さがあり、最終的にはなんとかまとまっていた、という話でした。
 冒頭、お祭りに向けて、こまちと、りんという珍しい組み合わせで歩いています。なんでも、こまちが町内会長に肝試しのプロデュースを頼まれたとの事で、りんが嫌がるところを強引につきあわせた、という感じでした。
 一方、エターナル本部では、シビレッタがアナコンディを呼び出して、ネバタコス死亡とプリキュア侵入の責任を押しつけるような感じで嫌味を言います。その中に、「報告書を出す必要があるんじゃないかい?」という一言があったのですが、ここは、「言われるまでもなく館長に提出済みです」と返すほうが、アナコンディらしいのでは、と思いました。

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GOGO第26話

 一番印象に残ったのは、アナコンディの経費チェックがかなり厳格だった、という事でした。個人的な経験からしても、「領収書さえ持ってくれば、どんなもんでも経費で落ちる」などという会社では、先が長くありません。そう考えれば、エターナルはまだまだ安泰なのかも、などと思いました。
 もっとも、アナコンディに絞られたにも関わらず、ブンビーは懲りずにタクシーを使い、領収書も貰っていました。これは「今度こそローズパクトを奪って、タクシー代の経費を認めさせる」という意思の表れなのでしょうか。それとも、単にナイトメア時代からの癖が抜けていないだけなのでしょうか。

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なかよし2008年9月号

 「プリキュア5GOGO」は、本誌では三ヶ月連続となる、「小々田を巡る、のぞみ・くるみ」的な話でした。二ヶ月にわたって対決していた二人が、今回も前半は小競り合いを続けます。しかし、その結果、最後は二人がお互いを認めるという展開でした。
 浴衣を着てお祭りに来たにも関わらず、のぞみと、くるみは、二人してしてはぐれてしまいます。
 最初は、相変わらずの、のぞみに対して文句を言う、くるみですが、人違いなどをしているうちに、下駄の鼻緒で足を痛めてしまいます。

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