なかよし2008年9月号

 「プリキュア5GOGO」は、本誌では三ヶ月連続となる、「小々田を巡る、のぞみ・くるみ」的な話でした。二ヶ月にわたって対決していた二人が、今回も前半は小競り合いを続けます。しかし、その結果、最後は二人がお互いを認めるという展開でした。
 浴衣を着てお祭りに来たにも関わらず、のぞみと、くるみは、二人してしてはぐれてしまいます。
 最初は、相変わらずの、のぞみに対して文句を言う、くるみですが、人違いなどをしているうちに、下駄の鼻緒で足を痛めてしまいます。

 それを見た、のぞみは、すぐさま自分の髪のリボンなどを使って、鼻緒を修復し、くるみの足の傷に絆創膏を貼ります。
 その直後では、まだ対抗心を燃やすような発言をしていた、くるみですが、のぞみと二人で花火を見たりしているうちに、ついに、のぞみを認めます。
 そして、足の手当のお礼を言い、さらに小々田が来ると、二人して仲良く小々田にくっつき、他に四人に驚かれます。
 くるみの多彩な表情と、のぞみに対する感情の描写が楽しめました。また、くるみの怪我を見た時の、のぞみの行動に、彼女の良さが出ていて、これまた巧さを感じました。
 漫画では、前シリーズにミルクを登場させず、新キャラとして今回出てきたわけですが、三話使って、うまい形で「のぞみのライバル兼友人」という位置づけができたと思いました。今後の二人の描写が楽しみなのと同時に、ここ数ヶ月出番がほとんどない、他の四人の話もそろそろ読みたいものだとも思いました。

 「しゅごキャラ!」は、辺里家の嫁姑問題と、ややの「主人公キャラ」発言が印象に残った話でした。唯世の祖母の台詞にはかなり興味深いものがありました。現在療養中との事ですが、今後の出番はあるのか、気になるところです。
 「しゅごキャラちゃん!」は、あむの誕生日ネタ。「気持ちが入っていれば」と聞いて、「キムチ入りのケーキ」を作ろうとする、という最後の一本がツボにはまりました。
 「小川とゆかいな斎藤たち」は久々の「対成田さん」ネタでした。やはり、この展開になると、面白さは下がってしまいます。特に、小川さんの「励まし」や「かなりズレた天然ボケ」が見れなかったのは残念でした。
 マジカルダンスは、「基礎練習の重要さ」を自然かつ上手に描いた話でした。このような筋立ては自分好みなので、絵の上手さとあわせて、楽しめました。

 最終回となった「キッチンのお姫様」ですが、「プリンの王子様は大地だった」を強引に落とし込んだ感じが否めませんでした。やはり、「空の事故死」と「大地の記憶喪失」は無茶だったのではないでしょうか。
 そういう事もあり、主題のはずの「ナジカと大地がくっつく」場面はあまり印象に残りませんでした。むしろ、星夜が優勝した場面のほうが目立っていました。まあ、料理漫画なのだから、そうなるのが自然なのかもしれませんが・・・。
 次回は番外編で、茜と星夜がくっつく話だそうです。前々から書いていたように「ふられた者同士がくっつく」というのはあまり好きではありません。ただ、二人とも主人公より印象に残るキャラなので、これもありかな、と思っています。ぜひとも「こちらが本当の最終回だった」と思えるようないい話にしてほしいものです。

 「地獄少女」も最終回、と思いきや、「新地獄少女」が始まるとのこと。内容的には「地獄送りを自らの意思で中止できるなら、もっと前からやっておけよ」という感じの話でした。「新」でもまた同様の展開が続くのでしょうか。
 「萌えキュン」は、美形キャラの告白に対し「あなたには萌えがないから」と言って振るヒロインの台詞が印象に残りました。せっかくだから、この路線を極めてもらいたいものです。

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