Princess第21話

 トワイライトがホープキングダムのトワ王女に戻った話でした。
 戻る過程において、特に彼女の葛藤などは描かれません。これまで、ディスピアに洗脳されており、プリキュアの技を受けて、それが解けた、という展開を淡々と描いていました。
 春野はるかは、トワイライトのヴァイオリンを最初に聴いた時の感動を語っていました。しかしながら、あとの二人は特にそのような台詞はなく、単なる戦闘要員という扱いになっていました。

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Princess第20話

 前半の決戦が開始された話でした。
 また、プリキュアとカナタ王子が直接では初めて出会った話でした。
 そして、前回初登場だった「カナタ王子の妹」がトワイライトである事が、あっさりと判明した話でもありました。
 また、今回はシリーズ555回目の放映とのことで、OP開始時の三人の台詞がそれ仕様になっていました。
 無印3話からこのシリーズを見始めた身としては、あれからそれだけ放映されたのだな、とちょっとした感慨がありました。

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Princess第19話

 女子寮内での宝探しイベントで、プリキュアたちの成長を描いたパートと、トワイライトの設定紹介のパートに別れていた話でした。
 宝探しのほうで、色々と興味深いキャラ描写をしつつ、トワイライトの設定や今後の伏線を描きます。また、その二つをほとんど絡ませないにも関わらず、ひとつの話として自然に楽しめました。
 トワイライトの設定については、比較的分かりやすく「カナタの生き別れの妹」としていたように思いました。
 まあ、EDが変わる8月まで、今回を入れてあと7話しかありません。それに向けて動き出したのだろうな、と思ったりもしました。

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プリキュアコレクション「S☆S映画版 チクタク危機一髪」

 表紙は本当に最高なのですが、アニメ映画の設定に問題がありすぎて、さすがの上北さんでも修正しきれなかった、というのが率直な感想です。
 繰り返しになりますが、この単行本の表紙になった、「再会した二人が二度目の変身をする際、手を繋ごうとするものの一度指が当たると手をひっこめ、その後改めてしっかり手を握り合う」という描写は一生忘れられない名場面です。
 また、漫画版と映画を比べると、上北さんならではの表現で、映画の残念な部分を上手く緩和している場面が随所に見られます。
 一例を挙げると、この話の発端である、咲の寝坊について「明日の大会の事を考えすぎて寝付けなかった」とフォローを入れた場面です。

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Princess第19話pre感想

 学園寮のイベントと、トワイライトの設定紹介話でした。
 イベントについては、プリキュア三人が、この4ヶ月で本人が気づかない間に、どれだけ成長したかを描いていた、というのが主題でした。
 一方で、如月れいこをはじめ、一般人の生徒たちの描写も丁寧に描かれており、感心させられました。
 また、トワイライトについては、かなり重要な設定が明かされ、これから前半の山場に入る事を示唆する描写がありました。
 詳しい感想は火曜の夜までにすみません、水曜日には書きます。

プリキュアコレクション「S☆S映画版 チクタク危機一髪」プレ感想

 最初の三作まで、プリキュアの映画版には上北ふたごさんの描きおろしコミックスがありました。
 その三作が「プリキュアコレクション」として再販されました。そこで、「S☆S チクタク危機一髪」を買いました。
 本屋で手に取り、表紙を見た瞬間に衝撃に近いものが走りました。そこで描かれていた絵は、映画の中で屈指の名場面だったからです。上映されて8年半経っていますが、見た瞬間にすぐに分かったくらい、印象に残っている場面です。
 これまでの単行本の表紙で、このようにTVや映画の名場面が使われた事はなかったのではないでしょうか。

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なかよし2015年6月号「プリンセスプリキュア」

 天ノ川きららのファッションショー話でした。
 ウェディングドレスのショーで、演出としてキスが入り、それに悩む天ノ川きららが、ボアンヌのアドバイスを受け、見事な「解決法」を思いつく、という話でした。
 冒頭は、天ノ川母娘の初共演から始まります。ショーは成功し、天ノ川きららは、外国の男性モデル達に言い寄られますが、あっさり振っていました。

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Princess第18話

 春野はるかが幼いころに読み、プリンセスを目指すきっかけになった絵本「花のプリンセス」の制作秘話並びに、著者の意外な正体が描かれた話でした。
 その描写は、一見ロマンチックですが、よくよく考えると、「極めて合理的かつドライに収益を得る方法」の解説であるかのようにも思えました。
 一方、戦闘のほうでは、トワイライトがついに自ら出陣します。そして、プリキュア三人に対する評価を語っていました。
 前半の絵本も、トワイライトの言動も、色々な含みを感じさせられた話でした。

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