「デリシャスパーティ」第37話

 ナルシストルー復活話でした。
 未だにクッキングダムに捕らえられていたナルシストルーですが、以前、セクレトルーが使用したワープ技術であっさりと「脱獄」します。
 既にブンドル団では用済み扱いで、情報漏えいを防ぐために行ったそうですが、それなら捕らえられた直後にやっておけばいいのに、と思いました。
 そして何故か白衣を来て学園祭に現れ、そこでたまたま、菓彩あまねの兄達と生徒会副会長がいる場え壊れたものを治し、お礼にりんご飴をもらったことで「光堕ちフラグ」が立った、という筋立てでした。
 また、学園祭では菓彩あまねの両親が初登場しました。父親は、娘に対しても「さん」付けプラス敬語で放しており、母親は関西弁でした。この父親の話し方には好感が持てました。
 次回はいよいよ、祖母設定の伏線回収話です。他にもブラペだのシナモンだのジンジャーだの色々回収しなければならない設定があるのですが、それを12月にまとめてやるのでしょうか。
 それとも、システム故障による放送休止分を配慮して2月末まで放映が続くのでしょうが、気になるところです。

 

「デリシャスパーティ」第36話

 芸能人タイアップ回でした。
 しかし、出演したギャル曽根さんの出番はほとんどなく、「共演」という設定だったアニメオリジナルキャラクターの「タテモッティ」のほうがずっと目立っていました。
 見終わって調べるまで、この「タテモッティ」という人も、実在の人物で、タイアップキャラなのか、と思ったほどでした。
 ちなみのその「タテモッティ」を演じる加藤英美里さんはプリキュアシリーズ初登場とのことです。
 どうせ初登場するなら、2年前に出てほしかったものだ、などと思ったりもしました。
 あと、ここ数週間、えらい勘違いをしていたのですが、ローズマリーが探索していたのはシナモンでなくジンジャーという新キャラでした。
 妖精たちの記憶を操作する能力があるとのことです。
 ゴーダッツ正体の伏線かと思われますが、シナモンの事が片付いていないのに、さらに伏線を広げて大丈夫なのかと気になりました。

「デリシャスパーティ」第35話

 11月恒例の「最終決戦を前に、一人ずつに焦点をあてる」シリーズの芙羽ここね編でした。
 初登場時の、皆に「芙羽様」と呼ばれて敬遠されていた頃から大きく変わった現状なども描かれていました。
 話の主題は、両親が、イースキ島のマイラ王女に移住を促され、芙羽ここねが一緒に行くか、プリキュアの仲間たちと残るかで葛藤する、というものでした。
 これがまだ、他の三人のよう、個人経営で飲食店をやっている人たちなら分からなくもありません。
 しかし、この中で唯一、芙羽家は巨大飲食チェーンの経営者です。
 その社長一家が他国に移住をすれば、その影響や被害はかなりのものになります。
 にも関わらず、よりによってこの設定を芙羽ここねでやるところは、このシリーズらしいと思いました。
 それはともかく、イースキ島が名物料理で国興しををするのに農業も一緒に発展させるという設定や、弁当を忘れた芙羽ここねに和実ゆいが卵焼きをおすそ分けをする、などという描写は、「プリキュアシリーズらしさ」を打ち出しているな、と思ったりもしました。
 また、シナモンに関する伏線が少し進展しましたが、肝心の品田拓海もブラペも出番は一切ありませんでした。

「デリシャスパーティ」第34話

 和実よねと一緒に料理を作っていた、浅井又三郎とその孫の宏輔というキャラがゲスト出演した話でした。
 浅井又三郎は、ローズマリーを見て、「シナモンの仲間」と見抜きます。
 あわせて、ローズマリーにとってシナモンが師匠であることが本人の口から明かされました。
 その時語られた設定が、品田あんと門平との出会いと同じだった事からも、シナモン=品田門平だと考えるのが普通です。
 しかし、その会話の場に品田あんがいたにも関わらず、それに関する話は進展しませんでした。
 そして、今回は久々に品田拓海=ブラペの出番も多かったのですが、それとの絡みも一切ありませんでした。
 別にシナモンが品田門平でなくても何ら構わないのですが、11月にも入って、投げっぱなしの伏線が全然回収できていなくて大丈夫なのだろうか、と思いました。
 この品田父子の「正体」をいつ、どのように明かすのか、非常に気になっています。