更新情報・舞誕生日小咄

 11月20日の舞誕生日にあわせて話を作ろうと、かなり前から考えていたのですが、書けたのは五日遅れになってしまいました。
 本質的には、誕生日にかこつけて、舞と咲が動いているのを自分がみたいから、というのが執筆の動機です。その結果、気付いたら舞より咲のほうが出番が多く、どのへんが舞の話だかわからないような展開になってしまいました。
 そんな内容ですが、もしよろしければ、読んでいただければ幸いです。

「ふたりはプリキュアSplash☆Star」美翔舞誕生日小咄「形のないプレゼント」

Yes!第41話

 これまで、個人的な接点がほとんどなかった、こまちとうららの話なので、期待していたのですが・・・。
 作画の品質・止め絵の多さ・特にクライマックスでもないのに五人の変身を一人ずつやる・やけに長い戦闘シーン、など、さまざまな意味で低予算な回だったようです。
 これまで描かれなかった二人の話なのにこれでは、という気持ちが強く残った話でした。作中に出てきた、こまちの原稿ではないですが、もっと練れば、いい話になっていただろうに、という残念感ばかり残りました。というわけで、以下は、楽しめた人は読まない方がいい感想です。

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映画プリキュア5

 公式をはじめ、事前に得た情報に期待できるものがなかったので、当初は回避する予定でした。ところが、映画オリジナルの敵役「ダークドリーム」がやけに好評で、それが気になったこともあり、予定変更して観に行きました。
 筋立てのほうは、鏡の国から世界征服を目指す「シャドウ」が手下の「ミギリン」「ヒダリン」に、のぞみの姿を写し取って「ダークキュアドリーム」を作成。さらに、遊園地でココとナッツを攫い、それにからんだ戦いで、残りの四人の姿を写し取って「ダークプリキュア5」を結成するというところから始まります。
 そして、鏡の国まで追ってきた五人にダークプリキュアを戦わせます。しかし、のぞみたちは勝利し、シャドウをクリスタルシュートで撃退。さらになぜか巨大化したシャドウに、プリキュアファイブエクスプローションで殲滅する、という話でした。

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Yes!第40話

 「おタカさん」が理事長である事が五人に知られる話でした。既に第14話で、視聴者には伝わっている情報でしたが、その後、特にその設定を生かした話はなく、約半年ぶりに描かれたネタでした。
 人前に姿を現さない理事長に対し、かれんが不満を表明し、それを増子さんが記事にしたところから、「理事長の正体」が話題になります。しかし、そんな中、学園内で発生した問題が次々と理事長の即断によって解決した事により、かれんは不信感を抱いた事を反省。とか言いながら、しっかり理事長室に直接謝りに行く、という名目で素顔を見に行こうとします。

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Yes!第39話

 休日になぜか唐突にデスパライアが出現する話でした。ここまで唐突に、ラスボスが自ら襲撃をかける、というのはかなり珍しい展開かと思われます。その一方で、のぞみと小々田の恋愛話が、主題として展開される、という話でした。
 ただ、自分の中で最も心に残った描写は、要所要所で出てきた、りんの言動でした。もちろん、もともと自分が彼女びいき、という事でそう感じた、という部分はあると思います。しかし、それを差し引いても、かなり際だった描写が目立ちました。
 まず一つめは、のぞみを捕まえたデスパライアが、「他人の願いをかなえて何になる?」と言った時に、間髪入れずに「相手の喜ぶ顔を見たいからに決まっているじゃない」と、のぞみに代わって反論した場面でした。そして二つめは、デスパライアの「私に勝てるとでも思っているのか」に対し、目をつぶって微笑しながら「さーね」と言ったところです。
 今回、他の部分については、「よくあるラブコメ」というのが基本的な感想でした。ところが、りんの描写に関しては、なんか別の話かと思えるほど、巧さが際だっていました。あと、新EDといい、りんの目をつぶった表情は、なぜあそこまで魅力的なのか、と感心させられもしました。

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なかよし2007年12月号

 「プリキュア5」は、自分よりナッツを優先させる小々田にやきもきしているうちに、自分が小々田を好きになっている事を自覚する、のぞみというのが主題でした。
 冒頭から小々田はナッツのために、と言って店の改装などを行います。一方、のぞみに頼まれたアクセ作成は1ヶ月以上も放置する、という差を見せます。
 その事に対して、のぞみ本人も悲しみますが、それ以上に反応したのは、りんでした。小々田の行為を責め、「のぞみを悲しませるなんて許せない!」と怒りを爆発させます。

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