Yes!第40話

 「おタカさん」が理事長である事が五人に知られる話でした。既に第14話で、視聴者には伝わっている情報でしたが、その後、特にその設定を生かした話はなく、約半年ぶりに描かれたネタでした。
 人前に姿を現さない理事長に対し、かれんが不満を表明し、それを増子さんが記事にしたところから、「理事長の正体」が話題になります。しかし、そんな中、学園内で発生した問題が次々と理事長の即断によって解決した事により、かれんは不信感を抱いた事を反省。とか言いながら、しっかり理事長室に直接謝りに行く、という名目で素顔を見に行こうとします。

 しかし、理事長室に行くと、そこにはハデーニャが先回りしていて戦いに。そしてコワイナーを撃退した後、五人が見たのは、ハデーニャに気絶させられていた教頭と「おタカさん」、というわけで、ハデーニャの協力(?)で五人は理事長の正体を知ることができました。
 そして理事長は、自分はかつてここの教師で、その時は生徒とふれあえたが、理事長となってからはそれができなくなった。そのため、「おタカさん」になって生徒とふれあっていた、と「変身」について話します。そして、理事長正体ネタが進まずに苦しんでいる増子さんのために、「おタカさんの新作菓子パン」を新聞ネタとして提供する、というオチになりました。

 「おタカさん」は、プリキュアシリーズでは初となる、親・教師以外の中年レギュラーキャラでした。当初から存在感があり、第14話で「実は理事長だった」と知った時も、その設定に驚かされました。というわけで、期待していた「正体判明話」でしたが、もう少し描きようがあったのでは、とも思いました。
 「校内で発生したトラブルが、おタカさん=理事長によって解決」というのは便利と言えば便利ですが、組織的にどうかという気もします。塀に穴があいて犬が出入りしていた、程度の問題は、理事長が直接動かずとも解決できる仕組みがあっていいでしょう。
 また、ここまでほとんど語られなかった「理事長の正体」が、いきなり校内新聞で問題になり、それを元に五人が動いて、というのも違和感がありました。むしろ、校内で重大な問題が発生し、解決していく課程で、偶然、「おタカさん=理事長」が判明する、という流れのほうが自然なのではないでしょうか。
 前々から期待していたキャラ・設定だっただけに、やや肩すかしをくらったような感じでした。ただ、まだまだこの人の出番はいろいろと考えられます。この、「五人だけが正体を知っている」という設定を生かして、さらなる活躍を期待したいところです。
 あと、ハデーニャですが、前回のココといい、なぜあれだけ、プリキュアの内情を的確に知って作戦を立てられるのでしょうか。それこそ、密偵でもいるのか、と思ってしまいました。
 次回は、こまちとうららの話です。こちらも、理事長話同様、前々から見たいと思っていた話でした。ぜひとも期待以上の話であってほしいものです。

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