映画「ハートキャッチプリキュア」

 つぼみを軸としたプリキュア四人をの良さを出しつつ、映画のゲストキャラである、オリヴィエとサラマンダー男爵の二人を深く描いており、非常に心に強く残った作品でした。
 本シリーズは、ほぼ毎回ゲストキャラが登場し、その心を描いているわけですが、それによって培われたものが映画版において最高の形で花開いた、とも言える、と思いました。

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HeartCatch第37話

 薫子の植物園でお茶を飲んでいる四人の場面から始まります。ゆりが今回の集まりについて尋ねると、つぼみとえりかは、学園祭も成功したので、こういう場を持とうと思った、と言います。
 もちろん、プリキュアが四人揃った事を記念して、という意味合いもあるのでしょう。しかしながら、それでなく、「学園祭の成功」を理由にしたのが、本作品ならでは、と思いました。
 それに対し、ゆりは「たまにはこういのもいっか」と好意的な返事をします。これまででしたら、確実に批判的な反応をしていたでしょう。そのあたりの変化がさりげなく描かれていました。

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HeartCatch第37話プチ感想

 いろいろと多忙で、日付が変わって月曜になってやっとじっくり見れた、という感じでした。
 事前の予想では、展開説明+修行話、という事で、単純な展開になるのでは、と思っていました。
 ところが、その主題の中で、かなり深い描写をしており、いい意味で予想を裏切られました。
 詳しい感想は、火曜の1時までには何とかアップする予定です。

HeartCatch第36話

 いよいよ学園祭当日です。まず登場したのは、志久一家でした。ななみが、るみに父親から離れていよう注意しているところから話が始まりました。
 模擬店なども繁盛しています。そんな中、酒井弟が怪獣の着ぐるみに喧嘩を売っていました。
 続いて、プリキュアの同人誌を売る、漫画研究会(美術部?)の様子が描かれます。
 部j員二人がコスプレをして呼びこみをしていました。作中で「プリキュアのコスプレ」が見れたのは6年ぶりです。ブロッサムのコスプレをしている少女が眼鏡をかけている、という所にスタッフのこだわりを感じました。
 お客さんに対し、番くんが「眼力」を発揮し、一瞬皆はビビリます。しかし、続いてのコスプレ少女たちの「営業」が功を奏し、新刊も売れ出しました。
 さらに、入り口では母親の慶子が売り子をしており、これには番くんも青くなっていました。

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HeartCatch第35話

 明堂学園は学園祭の準備真っ盛りです。ゆりとももかのクラスはお化け屋敷をやるようで、ももかはそんな感じの仮装をしていました。ただ、そんな中、ゆりはさっさと帰宅していました。
 一方、ファッション部では、えりかがパニックに近い状態になっていました。本番まで三日しかないのですが、まだやり残している事が多々あり、「何をやればいいのか」の整理がつかない状態です。
 一番重要な服についても、ゆりの分が完成しきっておらず、つぼみがミシンと格闘していました。

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HeartCatch第35話プレ感想

 色々あって、きちんとした感想を今日中にかけません。そこで、さわりだけ簡単に。
 期待していた文化祭編の前篇でした。ファッション部のみならず、他のクラスメートも登場し、それぞれの出し物で相互に協力しあっています。
 そのあたりの「助け合い」が主題なのかと思いました。各キャラの特徴を活かしつつ、そのお互いを思いやる気持ちを、随所で上手く描いており、全体的に楽しむことができました。
 また、ゆり一人での闘いとなり、つぼみ達三人は見ているだけ、というのには驚きました。「GOGO」で二回くらい全員が変身しない話があった以来かと思います。
 その結果、キュアブロッサム・マリン・サンシャインが本編に「登場」したのは、番くんの同人誌の表紙および看板だけ、というのも凄いと思いました。
 本格的な感想は11日夜21時掲載を予定しております。何度も延期してすみません。

HeartCatch第34話

 OP前は、前回ラストの、ゆりが心の大樹から帰還し、キュアムーンライトに変身する場面の「再放送」でした。
 OP後、気絶していた、つぼみとえりかも目を覚まし、ゆりの復活を喜びます。一方、ダークプリキュアに、なぜ妖精がいないのに変身できたのか、と尋ねられた、ゆりは、コロンの肉体は滅びたが、魂は心の大樹に守られていたから、と回答し、復活した心の種を見せました。

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なかよし2010年11月号

 「ハートキャッチプリキュア」は、前回放映されたアニメ33話の内容に沿って、キュアムーンライト復活を描いていました。
 ただ、冒頭にはシプレが花壇を守るためにネコと喧嘩して怪我をする、という逸話を入れていました。コロンの自己犠牲に通じる、本シリーズにおける妖精の性格を描く、というあたり、流石は上北さん、と思いました。

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