ロックの「退場回」でした。
先月末から大幅に変貌したロックでしたが、「成長」「分身」」「ゲーム機を捨てた」「ディスピアの代わりに『絶望の王』になりたいという野望」のいずれについても、何ら説明がありませんでした。
一方、プリキュア達についても、ただロックの攻撃に対応していただけ、という感じで、彼女たちを描くことはほとんどなかった、「戦闘だけ話」でした。
月: 2015年8月
Princess第29話
前回、ドレスアップキーを奪われた三人が、先代プリンセスプリキュアの残留思念と出会い、彼女たちからドレスアップキーを継承する、という話でした。
それを主題にした結果、紅城トワは変身することがありませんでした。
一方で、ドレスアップキーを奪ったロックが、そのエネルギーを使って城をこちらの世界に出現させる、という豪快な展開が描かれた話でもありました。
Princess第28話
プリキュアでは史上初となる、「普通に海水浴を楽しむ話」でした。
その海水浴においては、「泳げない事を隠す紅城トワ」が話の中心となっていました。
続いて、それをいち早く悟ったのか、七瀬ゆいは海水浴から離脱します。そして、一緒に戻ってきた紅城トワに、自分がプリキュアたちと過ごしている絵を見せると同時に、自分の想いを語りました。
その後の戦闘では、「成長」したあとのロックが初めて「真の実力」を見せていました。
Princess第27話
夏祭り話でした。
前半が皆で祭りを楽しむ話で、後半は、怪我でテニス部のレギュラーを外された藍原ゆうきの話でした。
祭りでの描写の丁寧さが印象に残りました。特に、五人が自然に揃う事に言及した、七瀬ゆいの台詞が印象に残りました。
また、藍原ゆうきのファン三人組と春野はるかの結びつきにおいて、第19話の宝探し話がうまい働きをしており、このシリーズの構成の良さを感じさせられた話でもありました。
Princess第27話pre感想
夏祭りを中心に、久々登場の藍原ゆうきをからめた話でした。
プリキュアチーム五人のみならず、他の一般キャラにおいての描写も色々と面白い話があり、楽しめました。
また、キュアフローラが正体を隠したまま、藍原ゆうきと会話する、という描写がありました。
少々引っかかることもありましたが、全般的に優れた描写が印象に残ったいい話でした。
また、挿入歌という形ですが、久々に五條真由美さんの歌がプリキュアの中で聴けたのも嬉しい事でした。
お盆前で色々と忙しいので、詳しい感想は木曜までに書きます。
単行本「プリンセスプリキュア」第1巻
上北ふたごさんが、なかよしで連載している「プリンセスプリキュア」の1巻が出ました。
冬に出た「プリキュアコレクション」では、無印と「Splash☆Star」が1・2巻同時発売されましたが、プリキュアの単行本で「1巻」が単独発売されるのは、2006年以来となります。
「なかよし」などの予告で「描きおろしあり」となっていた時は、2005年に出た無印の単行本のように、アニメの筋立てを追った話が追加されるのだろうな、と思っていました。
しかしながら、実際に手にとって読んだところ、その予想を大幅に覆される話が掲載されていました。
なかよし2015年9月号「プリンセスプリキュア」
赤城トワがプリキュアチームに加入する過程を描いた話でした。
先月号では「トワイライト」として登場していましたが、そこから赤城トワ=キュアスカーレットになる過程は、極めてあっさりと描かれていました。
そして、海藤リゾートでの夏休みに参加した紅城トワですが、アニメ以上に豪快な「世間知らずのお姫様ぶり」を見せます。
ブティックに行けば、「当店オススメの夏コーデ」を全品注文し、海藤ホテルには「全館貸切の見積もり」を要求していました。
それを、天ノ川きららが呆れながら突っ込んで、海藤みなみと春野はるかがフォローする、という展開になっていました。
なかよし2015年9月号「プリンセスプリキュア」pre感想
紅城トワがプリキュアたちと打ち解ける話でした。
そのきっかけとして使われたイベントは「スイカ割り」でした。
これを用いた、四人のキャラ描写並びに、紅城トワのトラウマの描き方が絶妙でした。
よくもここまで、最適な題材を思いつくものだと感心させられました。
詳しい感想は水曜くらいに書きます。
Princess第26話
春野はるかは先週の続きで実家にとどまり、海藤みなみも実家の経営するリゾートに行き、天ノ川きららは仕事、という状況の中で、紅城トワが風邪をひき、それを妖精二人が看病する、という話でした。
そのような展開という事もあり、先輩プリキュア三人の出番はあまりなく、七瀬ゆいもお休み、という、ある意味、典型的な「夏休み話」でした。