「プリキュア5」は、自分よりナッツを優先させる小々田にやきもきしているうちに、自分が小々田を好きになっている事を自覚する、のぞみというのが主題でした。
冒頭から小々田はナッツのために、と言って店の改装などを行います。一方、のぞみに頼まれたアクセ作成は1ヶ月以上も放置する、という差を見せます。
その事に対して、のぞみ本人も悲しみますが、それ以上に反応したのは、りんでした。小々田の行為を責め、「のぞみを悲しませるなんて許せない!」と怒りを爆発させます。
そういう事もあり、今回、りんは怒った顔がほとんどでした。しかしながら、その表情のぞれぞれが、のぞみへの想いが感じられ、三白眼で怒っていた表情すら、美しさが感じられました。
そして、締めの場面でも、りんの一言がきっかけになります。表面的には、小々田との喧嘩を解決したように見えた、のぞみですが、ついつい小々田とナッツを見てしまいます。それを見た、りんが「まるで浮気調査の探偵」と冗談めかして言います。すると、その瞬間、のぞみははっきり、自分が小々田を好きだ、という事に気づきます。ある意味、のぞみよりも、のぞみの事を分かっていた、とも言えるでしょう。このあたりにも、りんと、のぞみの関係がうまく描かれていました。
話はそこで終了。この恋愛ネタは次回に引っ張るのでしょうか。初期設定の「クリスマスツリーの下で彼と」という、のぞみの「夢」との兼ね合いもふくめ、気になるところです。
安野モヨコさんの新連載「月光ヒメジオン」は、19世紀末の日本風の舞台での話。幻影師なる超能力者の少女が主人公です。まだまだ、設定紹介という感じで、キャラの人となりなどは分かりませんでした。
「しゅごキャラ!」は、親にガーディアン退部を命ぜられて悩む、りまを中心に、スパイ行為をしている事に悩む海里なども織り交ぜて描かれます。そして、りまの助けで戦いには勝ちますが、両親は強引に彼女をやめさせようとします。そのとき、あむは、りまと「バラバラーンス」を敢行。そして、りまのその時の表情から、両親を説得します。あの「バラバラーンス」をこのように使うとは思いませんでした。いつもながら、話の作りの深さに感心させられました。
「小川とゆかいな斉藤たち」は、小川さんが宰東レンナに強引に代役を押しつけられる、という話でした。芸能生活の忙しさに悩みながら、誰もに同情してもらえない宰東さんに対し、小川さんだけが、休みを取ることを勧める、という描写が、基本設定通りではありますが、印象に残りました。
「かみちゃまかりん」は相変らず複雑な諸設定よりも、「花鈴がネットにどんな小説を投稿していたのか」のほうが、非常に気になった話でした。
「地獄少女」は、定番のいじめネタ。いじめ役が、わざと地獄少女を呼ばせ、彼女を捕らえる、という斬新なパターンでした。しかし結局、藁人形の紐を引いて、後はいつも通りの展開でした。捕らえられた時は、サブキャラの活躍でもあるのか、と思っていたのですが・・・。