藤原ざくろさん初変身回でした。
基本的な筋立ては、無印第10話と同じでした。
ただし、オーディションで歩鈴が乱入して審査員が怒ったところでは、藤原ざくろさんが自ら動いて「模範演技+歌」を見せ、審査員を感服させていました。
漫画や無印アニメの「怒った審査員が、藤原ざくろさんが演技をすれば許す」と言い出す、という謎すぎる言動が継承されないのは良かったと思いました。
また、みんとのオーディションを使って、バレエや日本舞踊を幼い頃からならっている、という設定を描いたのもいいと思いました。
一方、冒頭とオーディションで、二度も藤原ざくろさんの歌が入る、というのは、営業上仕方ないのかもしれませんが、ちょっと勿体無いと思いました。
あと、碧川れたすを「石」役にしたのは、制作の都合などもあるのかもしれませんが、いくらなんでも、と思いました。
出番が少なくても「お姫様役」みたいな感じで加えてほしかったと思いました。
あと、何より、無印アニメでやっていた、「すでに変身能力を活用して、一人でキメラアニマ退治をしている」という設定を切ったのは、かなり勿体無いと思いました。
その結果、キッシュの襲撃での描写をはじめ、かなり平凡な描写になっていました。
あと、青山雅也が数少ない出番で、首のネコ鈴を見て、ジェスチャーと笑顔を見せた描写に、「彼らしさ」を感じました。短い描写の中で桃宮いちごの事を「所有物」として扱っている事がよく伝わってきました。
そして、まあ、比べても仕方ないのですが、無印10話に比べると、絵のインパクトは大幅に下がっていました。
残念に思うと同時に、あの「神作監」の凄さと美しさは、20年経っても圧倒的なままなのだな、と逆の意味で感心させられました。
次回は、藍沢みんとメインの話です。旧作のように、TVに収録でよくわからないうちに仲間になる前に、なにかの逸話を入れてくるのでしょうか。