1月の第1回目ならではの、「終わりの始まり」的な話でした。
平和な日常の朝から始まり、三人で初詣に行ったり、その途中で友人たちとの会話を楽しんだりします。
その一方で、ついにデウスマストが登場し、世界が大きく変わる、という流れでした。
色々と凝った描写があった、興味深い話でした。
冬休み最後の日、という描写から始まります。
朝日奈みらいは、数学への苦手意識を克服しており、時間はかけたものの、宿題を完璧に終わらせていました。
そして、鍋料理の話や、朝日奈大吾が妻に隠れて自社の新製品を買うという技術ヲタクぶり(社畜ぶり?)を披露する話などを交え、三人で初詣に向かいます。
ちなみに、朝日奈みらいは、この初詣は魔法界にはない風習だと断言していました。この事から、魔法界には宗教は存在しない事が判明しました。
なぜそうなのかについては、あの世界の最高権力者が校長である事とあわせ、自分の中には、ある仮説が存在ます。最終回の後に、時間が取れたら書こうと思っています。
それはさておき、初詣に行く前に、三人は津成木中のクラスメイト・教師と会って会話します。
その中で、やはり一番印象に残ったのは、勝木かなと長瀬まゆみとのやりとりでした。
勝木かなは、前回の「魔法使いとの出会い」の記憶を元に、魔法を使おうと懸命に修行し、それを長瀬まゆみがサポートしていました。
もともと、長瀬まゆみにとって、勝木かなは「勝木さん」であり、朝日奈みらいはは、「みらい」と呼ぶ位置関係でした。しかし、この日は、朝日奈みらいを見ても声もかけずに、勝木かなの「魔法修行」を見守っています。
この位置関係の推移には興味深いものがありました。
さて、初詣において朝日奈みらいは、これからも変わらず皆の笑顔を見ることを祈っていました。一方、十六夜リコと花海ことはは、将来に対する不安を感じていました。
このあたり、漫画版の初詣と非常に対照的です。そのあたりの、アニメスタッフと上北さんのキャラ解釈の違いも、興味深く感じました。
また、十六夜リコが、来年は、津成木第一中でも魔法学校でも学年1位を目指すが、その先にビジョンがない、と言っていたのも印象に残りました。
冒頭で、朝日奈みらいが数学への苦手意識を克服したのと対照的に、十六夜リコは相変わらず、具体的な将来像を持てない自分に不安をおぼえているわけです。残り3話で、彼女のこの悩みをどう解決するのか、もしくは解決しないままで終わらせるのか、色々と気になりました。
そうこうしているうちに、デウスマスト登場で皆既日食になります。この際、皆が不安に思うなか、勝木かなだけが、期待に満ちた表情をしていた、という描写には感心させられました。
また、ベニーギョが他の眷属を吸収して強大化し、プリキュアとの戦闘になりました。
強大化ベニーギョに防戦一方となった三人は、トドメを刺す状況でないにも関わらず、オーバー・ザ・レインボーを発動します。
ベニーギョは反撃するものの、最後には技を受けてしまいますが、吸収した眷属が離脱しただけで、命には別状はありませんでした。
つまり、それまでの戦闘でダメージを与えずに最終必殺技を繰り出しても勝てない、というわけです。この描き方も印象に残りました。
そして、デウスマストが登場し、これまで倒した眷属も復活します。そして、プリキュア達は謎の空間に吸い込まれました。
ところが、その直後の描写は、話の冒頭と同じ、「朝日奈みらいが朝起きる」でした。
ただ、冒頭と違い、「ナシマホウカイ」と魔法界が混在してしまっています。それを見て驚く朝日奈みらい、という描写で話は終わりました。
というわけで、色々な謎も含め、いよいよ話が大詰めに向かい始めました。
最後、デウスマスト登場でてっきり後は戦闘三昧になると思いきや、「ナシマホウカイ」と魔法界の融合、というオチになったのは斬新だと思いました。
次回、その一体化した世界でどんな日常描写があるのか、そして最終決戦はどのような形になるのか、いろいろと楽しみです。