こまちとナッツの恋愛話兼、ブラッディ初出陣話でした。冒頭は、こまちの「海賊ハリケーン」をやっとナッツが認める、というところから始まります。
一方、ナイトメア本社ではハデーニャが無断欠勤。そこでカワリーノはブラッディに出陣を促します。その過程から、カワリーノがかつてブラッディの部下だった事および、ブラッディも今のカワリーノをあまりよく思っていないことが判明しました。
かつてはブラッディの下で戦闘に従事していたのが、管理部門にまわってデスパライアに認められ、急激に出世した、というところでしょうか。いずれにせよ、現在のナイトメアの中で、カワリーノはかなり浮いた存在のようです。
その一方で、相変わらずの職場内イジメを受けているブンビーがまた哀れでした。
一方、ナッツハウスでは、ココが冗談のふりをしながら、ナッツの「パルミエ王国滅亡トラウマ」を気に懸けたりしています。その後、こまちの原稿を投稿するついでに、うららの衣装選びなどを兼ねて、皆で商店街に出かけます。
商店街では自然に、のぞみと小々田、こまちとナッツ、りん・うらら・かれん・ミルクの組み合わせに。もはや、カップル二組はチーム内の公認みたいなものなのでしょうか。
うららの衣装をめぐって、りんと、かれんが久々に「対立」などする一方で、小々田は妙なグラサンをかけて、のぞみを驚かせたりしながら、ナッツの事を語ります。
その一方で、こまちとナッツは二人で外を眺めながら会話しています。その内容は「外の緑がきれい、などといった当たり前のような事が幸せに感じる」といったもの。なんかもう、すっかり「つきあいの長いカップル」みたいな会話になっています。
それはともかく、ここでの描写は、外の風景といい、「当たり前の幸せ」の象徴のような親子連れといい、かなり巧いと思いました。また、普通の描写ながら、不思議と「秋らしさ」が良く出ていました。「秋元こまちだから、秋の描写にあっているのだろうか」などと思ったりもしました。
しかし、そんな心休まる場面はいきなり終わります。まだまだ前半にも関わらず、その会話の直後にブラッディが登場します。そして、「名刺はないが」などと言いながら、いきなり仮面を出して、床をコワイナー化します。あの仮面は「名刺がわり」なのでしょうか。
そのブラッディですが、こまちを拘束します。また、結界を張って残りの四人を入れなくします。その状態で、ナッツのトラウマにつけこんでの心理攻撃を行い、自らコレットを出させようとします。
また、姿も人間体のままで、変身はしません。まあ、順番からすれば、カワリーノが変身した後になるのでしょう。
そして、こまちの励ましもあってナッツが心理攻撃に耐え、それとほぼ同時に四人も結界を破ります。四人がそれぞれ技を出し、コワイナーは撃退されますが、ブラッディは特に悔しがる風もなく去っていきました。まあ、今回は様子見だったという事なのでしょう。
最後は、夕暮れ時のナッツハウスで、こまちとナッツが再び二人きりで話します。結局、ナッツの心の傷は癒え切れておらず、こまちは悲しみます。もっとも、その一方で、その会話を新作小説のネタにする、という「作家魂」を見せます。キャラ的には面白いのですが、作画が冴えないこともあり、肝心の「夕暮れのナッツハウスでの二人」の描写自体がやや興ざめしてしまいました。
基本的に、王子二人と、のぞみ・こまちによるラブコメ話はあまり好みではありません。しかし、今回の戦闘直前に描かれた「秋の昼下がりに感じるさりげない幸せ」は、心に残るいい描写でした。また、あのような場面を見たいものです。
次回は、マラソン大会およびガマオ殉職話のようです。「プリキュアファイブエクスプロージョン」を定期的に出すため、月にいっぺんくらいは殉職者を出さねばならない、という事なのでしょう。となると、やはり、次の殉職者が誰になるかが気になるところです。できればブンビーは殉職する前に退職してほしいものですが・・・。
あと、今回からアイキャッチが変更。また、OPにも新グッズとミルクが追加されました。また、EDも改良版に。かなり動くようになっていました。基本的な動きが盛り込まれており、やっと「ガンバラスDEダンス」になった、と言えます。本当は、一番最初の影絵もちゃんと描いてほしいところですが、まあ、あまり贅沢は望まない方がいいのでしょう。