黄歩鈴メインの話でした。
前回、前々回は、「にゅー」オリジナルの話でしたが、今回は、単行本5巻をなぞりつつ、無印アニメ20話も織り込んだ、という感じの筋立てになっていました。
また、漫画でもあった、「歩鈴がタルトに飴玉をあげる」という逸話を強化する感じで、「普段から、弟妹の誕生日に手作りの飴玉を作っていた」という描写を入れるなど、漫画・無印アニメの良いところを取り入れつつ、さらに完成度を高くしていた、という感じでした。
弟妹の誕生祝いから始まります。そこでも、歩鈴は驚異的な技を繰り出します。
さらに、歩鈴の「芸」にたいする思い入れとして、両親が有名サーカスの団員で、そこで知り合って結婚したこと、歩鈴もそのサーカスに入ることを目指している、という事が明かされました。
「なぜ歩鈴が『芸』にこだわるのか」について、過去に描かれた事はありませんでした。それをきちんと描いた事にも感心させられました。
また、普段、あれだけ明るくて元気な歩鈴が、弟妹の寝姿を見て、今はなき母親とかつて約束した「いいお姉ちゃんになる」という会話を思い出して涙する、という描写も歩鈴の普段と違う一面を上手く描いていると思いました。
そして後半ではTOKIOドーム地下での、歩鈴とタルトの戦闘となります。
この流れは、蒼の騎士が怪我するところまで含め、丁寧に漫画の描写をなぞっていました。
ただ、そんな中でも、歩鈴が「縄抜けの術」をやったり、タルトに「夫婦漫才」を呼びかけ、それを拒否したタルトに対し、「おー、いいツッコミなのだ」と褒めるなど、さらに面白くなっていました。
また、無印アニメで出なかった、歩鈴のリボーンアクアドロップスが見れたのも嬉しいことでした。
というわけで、漫画ベースなうえに、無印アニメの良いところを取り込み、さらに「にゅー」オリジナルの良さも加えたという、非常に心に残った話でした。
次回・次次回の、碧川れたす話や、藤原ざくろさん話も、このようになってくれることを願っています。
あと、歩鈴母の声優さんは、望月久代さんでした。この調子で、かかずゆみさん・佐久間紅美さん・野田順子さんはもちろんのこと、緑川光さんや遠近孝一も出演してくれれば、と思っています。