「後まわしの魔女」の退場話でした。
伝説のプリキュアこと、キュアオアシス(アウネーテ)との関係が明かされていました。
その描き方も、このシリーズらしさを貫徹していたと思いました。
後まわしの魔女とキュアオアシスの因縁は、「人間との闘いで負傷した『破壊の魔女』(当時)をアウネーテが助け、二人は心を通わせた。その後、再び人間界を襲った時、立ちはだかったのはそのアウネーテが変身したキュアオアシスだった」というものでした。
そして、魔女は闘いを貫徹することができず、「明日にしよう」と言って去り、その後、屋敷でバトラーに促されても後まわしを続け、その結果、「後まわしの魔女」と呼ばれるようになってしまった、というものでした。
部下たちに通じる人柄(魔女柄?)がうまく描かれていたと思いました。
そして最後は、夏海まなつに憑依(?)したアウネーテとの再会に涙し、一緒に去っていく、という形での退場となりました。
また、今回の話ではエルダがプリキュアを助けるという流れになりました。
ただ、「バトラーに騙されていた。だからプリキュア側につく」という、一昨年までよくあった描き方ではありませんでした。
むしろ、相変わらずバトラーを仲間と認識しつつ、ちょっとおかしいから、ここはプリキュアを助けようと思った、という感じで動いていた感じでした。
その後のヌメリーとの会話でも、大人らしく滅びの運命を受け入れようとする彼女に対し、「良くない。死んだらお菓子が食べられなくなっちゃうじゃん」と反論します。
するとヌメリーも納得して、彼女を抱っこし「そうね、エルダちゃんとも遊べなくなっちゃうしね」と言っていました。
このあたりのやりとりも、非常に上手いと思いました。
そして、アウネーテと去っていく魔女を見た時にチョンギーレが「最後は幸せそうで良かったんじゃねーか」と言い、皆で納得しあう描写も良かったと思いました。
今回のシリーズも、本当に敵幹部の作り方・描き方に感心させられました。
バトラーは自らの忠誠心に殉じ、魔女の破壊を貫徹すべく、自らをヤラネーダ化して、プリキュアとの最終決戦となりました。
このあたりも、らしさを貫いていると思いました。
今回は、回想と敵がメインだったため、プリキュアの出番は少なめでした。
それでも、魔女の攻撃にも涼村さんごが「×バリア」で防ぐなど、こちらも、色々と、これまでに通じる「らしさ」が描かれていました。
次回は、バトラーとの最終決戦ですが、予告では、家族をはじめとする皆が、やる気を取り戻していた感じでした。
そのあたりが、戦闘にどう関わるか、そしてバトラーはどうやって忠誠心を全うするかなど、色々と楽しみにしています。