クリスマス話でしたが、昨年とはうって変わって恋愛ネタはほとんどありませんでした。また、シロップの過去とアナコンディの関係などがかなり具体的に示唆された話でもありました。
冒頭、ナッツハウスで皆がサンタの格好で走り回っている中、ナッツだけがサンタコス着用を拒否する、という所から始まります。また、シロップはサンタクロースを「運び屋の大先輩」としてかなり強く尊敬している事が判明しています。
一方、エターナル本部では、アナコンディの机に置かれた膨大な報告書をムカーディアが「よく集めたものだ」と皮肉混じりに読んでいます。そして、シロップに関する報告書を見て、少なからぬ部分が墨塗りになっている事に驚きます。
そこにアナコンディが現れ、髪を逆立てて盗み見を糾弾します。ただ、これはそのような重要な資料を机の上に放置していたアナコンディに非があるのでは、と思いました。
今更ながら、エターナルはPC導入をはじめ、オフィスの近代化が遅れすぎていると再認識しました。プロジェクタを導入していたナイトメアとはえらい違いです。
さて、ナッツハウスでは、メルポが大量のプレゼントと手紙をはき出し、それを五人とシロップで子供達に配る、という展開になります。店のほうはサンタコス着用の小々田・くるみと、相変らず着用を拒否しているナッツでまわす、という人員配置となりました。
そして、のぞみ・りん、うらら・シロップ、かれん・こまちという組み合わせで回ります。「公認カップル」のうらら・シロップはともかく、あとの二組については、初期に戻ったような感じで、懐かしさみたいなものを感じました。
そして、プレゼントを配りながら、サンタと呼ばれてシロップが照れたり、こまちがサンタの口まねをしたりしています。このあたり、昨年の「恋人達のクリスマス」に対し、今年は「子供向けクリスマス」である事を感じました。
そして、配り終わったシロップが公園で身ぐるみはがされたサンタを見つけ、ナッツハウスに運びます。その情報を得ると、ナッツハウスにいる、くるみが、皆の携帯に指令を出し、かれんを看病要員としてナッツハウスに呼び戻したり、プレゼント配りペアを再編成するなどと活躍します。このあたり、なんか特撮番組にでてくる「地球警備隊」の類の隊長みたいな感じでした。
そんな中、一人で走っていたシロップの前に、ムカーディアが百井の姿で登場し、墨塗られた過去について問い詰めます。運び屋をやる前にエターナルにいた事を言われたシロップは、突如、「フローラから館長宛の手紙を渡す途中、何者かに襲撃されて手紙を落とした」という事を思い出します。
そうこうしているうちに、皆が現れて闘いに。最後は、ナッツハウスにいたはずのココが突如現れて、プリキュアに力を与えて、レインボーローズエクスプロージョンで撃退しました。ちなみに、闘いが終わったら、普通にサンタコスでナッツハウスにいました。というわけで、このワープと変身(?)には少々笑いました。
そして、サンタが公園のベンチで倒れていたのは、実はムカーディアにソリを奪われ、その際に上着とプレゼントを落としたため、という事が判明します。そして、トナカイなどを召還して元の姿に戻り、ナッツハウスに謹製のクリスマスケーキをプレゼントして、サンタが空へ去る、という所で話は終わりました。
最後の所で、老人がサンタである事が明らかな中、のぞみ・うららが気付かずにボケる場面を見たときは、前シリーズを思いだし、懐かしく思ったりしました。他にも、プレゼントを配った時の組みあわせなども、初期設定に通じており、これまた懐かしく思いました。
話の主題であるシロップの過去ですが、今回の話を見る限りは、前回の回想で出てきた、フローラの館長への絶縁宣言の前後にフローラが館長宛の手紙をシロップに託し、それが途中で奪われた、という筋立てのようです。話の最後で、アナコンディがそれと思しき手紙を持っていましたから、彼女が「犯人」かと思われます。
この流れですと、館長・フローラ・シロップの関係をアナコンディが割いた、という事なのだろうかと思えます。ただ、単なる「黒幕」というわけではなく、彼女なりの「想い」ゆえに起こした行動であるようです。これに、実は以前からアナコンディを蹴落とそうと思ってたムカーディアの思惑、さらには転職したブンビーも含め、年明けも敵側がどうなるか、気になるところです。
一方、プリキュア側は、のぞみと小々田を始め、恋愛ネタは終了したような感じです。来月は防戦中心の展開になるのでしょうか。せっかく、二年続いたシリーズの最後なのですから、こちら側でも、闘い以外の面白い話を見たいものです。
次回はいよいよキュアローズガーデンの扉が出現するとのこと。最終決戦の幕開け話となるようです。予告を見る限りは、シロップが中心で話が進むようですが、他のキャラはどのように動くのかのほうが、むしろ気になっています。