タイアップものでした。それもあって、通常の話に比べると、見所は限られてしまいました。どうせ見所が限られるなら、敵役もシビレッタにして、「のぞみと田村氏が二人で童話の世界に行く」みたいな話にすれば、と思いました。率直に言って、この話でブンビーを出すのは勿体ないです。
別にタイアップするからダメだ、と言う気はありません。ただ、結果的にこのような話になってしまうなら、タイアップはしないほうがいいのでは、と思いました。
特に気になったのは、本話の主題である、「田村氏と獅子舞」の関係でした。最後に、田村氏がお笑い芸をやるのですが、その描写で「獅子舞」は後ろに置かれているだけです。日頃、田村氏の芸を見ている人には意味が分かるのかもしれません。しかし、知らない自分としては、「この芸をやるのと、獅子舞を探すのと何が関係あるのか?」と疑問に思わざるをえませんでした。
あと、日常描写で残念だったのは、「ホットケーキの取り合い」でした。のぞみが来ることが分かっているのですから、少なくとも、りんがホットケーキを残すように言わないわけがないはずなのですが・・・。二度ほどあった「のぞみが空腹をうったえると、りんがそっぽを向く」という描写は見ていて寂しいものがありました。
というわけで、全体的に残念な話でした。とはいえ、何点か面白かった所があったので、それを挙げます。まずは、「事件」を起こしたブンビーの描写です。最初に言ったように、この話にブンビーを使うのは勿体ないとは思いました。とはいえ、獅子舞を相棒にしようとするブンビーの描写は哀愁が感じられました。
前職ではことごとく部下に死なれて降格させられ、転職先でやっと得た知己にも先立たれただけに、寂しさがつのるのでしょう。早く、アナコンディあたりと仲良くなってほしいものですが、今回の描写を見る限り、その日が来るのは遠そうですが・・・。
あとの見所といえば、ナッツハウスで、のぞみを批判する、くるみに、かれんがフォローを入れた場面でした。このあたり、前シリーズで描かれた、かれんとミルクの関係がどのような形で継続されるのか、期待できます。
他に挙げるとすれば、相変らず探偵好きぶりを発揮した、こまちくらいでしょうか。まあ、主題が主題なだけに、これらの部分で楽しめただけ良しと言うべきでしょう。
次回は、うららのCD宣伝話のようです。これについても、昨年の事があるので、あまり期待できません。まあ、今週みたいに、少しでも、楽しめる場面ががあれば、と思っています。