GOGO第16話

 予想どおり、前回「お休み」だった、かれん・こまちが闘って、りん・うらら・くるみが「お休み」という話でした。
 今回も「シビレッタの作った童話の世界に・・・」という話でした。この「童話の世界」は基本的に無理があると思うのですが、その中では一番楽しめた話ではありました。
 冒頭、「ババロア女王がしゃべりっぱなしでうるさく、つきあっていると目にくまができるほど疲れる」という所から始まります。このへんの話は、ドーナツ国王の時と同様、どうでもいいと思っています。そんな事に時間を割くなら、もっと描くべきものがあると思うのですが・・・。

 一方、エターナル本社ではアナコンディとシビレッタが険悪な会話を繰り広げていました。若くて要職についているアナコンディと、館長に気に入られているシビレッタは、お互いをかなり嫌っているようです。ただ、論戦はアナコンディの勝利に終わり、シビレッタはアナコンディが去った後に負け惜しみを言うのが関の山でした。
 さて、今日は、かれんとこまちは、寄るところがあると言って、二人で帰ろうとします。そこに、ババロア女王を押しつけられた、のぞみが助けを求めに来ますが、一瞬で解決法を提示し、のぞみにその息の合いぶりも含めて感心されました。
 その直後に、シビレッタの「最悪の脚本(仮名)」が発動し、のぞみが連れ去られます。それを知った、かれんとこまちは、のぞみを助けるために、その世界に飛び込みます。そして、のぞみの目印になるようにと、要所要所に、豆大福とチョコレートを置きます。
 そうやって歩いてたどり着いたのは「お菓子の家」でした。これによって、二人は、この世界が「ヘンゼルとグレーテル」である事に気づきます。その直後にシビレッタが現れ、二人は捕らえられた上に、キュアモを奪われます。
 しかし、その危機でも息のあった機転をきかせた二人は、のぞみが「お菓子の家」にたどりつけないと、交互に言ってシビレッタをだまします。そして、シビレッタが、のぞみを探しに出て行ったのと入れ替えに、先ほどの目印を見た、のぞみが「お菓子の家」に到着し、無事脱出に成功しました。
 そして、闘いでも、追ってきた「お菓子の家ホシイナー」に対し、こまちのエメラルドソーサーで周囲の樹を切り倒して足止めした後、かれんのサファイヤアローで動きを封じ、のぞみのシューティングスターでとどめ、という展開になりました。
 さて、なぜ二人が豆大福とチョコレートを持っていたかですが、これは、二人が友人になったきっかけである、「一年の時、急遽社会科見学の受け入れ先になってくれた会社へのお礼」のため、という事が明かされました。
 かれんとこまちの話で、この逸話を持ってきた事のは、上手いと思いました。ついでに言うと、その二つの菓子を見たときの、ナッツ・くるみの反応も上手く描けていました。

 というわけで、最初に書いたように、「童話シリーズ」の中では、出来のいい話でした。ただ、「童話」の部分では気になる点がありました。たとえば、シビレッタが「お前達は魔女に倒される」と言ったのに対し、かれんが「この話では魔女を倒して終わり、という事を知らないの?」みたいな事を言います。そのように話どおり進むのなら、二人が残した「お菓子の目印」は動物に食べられて無効にならないと辻褄があいません。
 今更言うまでもない事ですが、やはり「童話の筋立てにあわせてプリキュア5の話を進める」という事自体に無理がある、ということなのでしょう。
 ただ、今回の戦闘については、三人しかいなかったため、役割が分かりやすくなっていました。そういう意味においては、この「分断作戦」は成功だったと言えるかもしれません。
 あと、今回の主題である、かれんとこまちについてですが、「息が合っている」というのは伝わってきました。しかしながら、せっかく二年目をやる以上、一年目と同じ物を描くだけではなく、さらに新たなものを、とも思いました。まあ、これは贅沢な考えなのかもしれませんが・・・。
 次回は、芸人さんとのタイアップ作品との事です。まあ、芸人さんと関係ない部分で楽しめれば、と思っています。

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