GOGO第15話

 一応、のぞみと、りんの話でしたが、そちらのほうでは、特に見るべき場面はありませんでした。また、題名にもなった「ジャックと豆の木」ですが、こちらも、予想どおりとはいえ、童話世界とくっつける意味が見いだせませんでした。
 加えて、作画も残念な回でした。こうやって書くと、何もいいところがなかった話となりますが、その中で、いくつか興味深い点があったので、そのへんを書いてみます。

 今回の最大の特徴としては、かれんと、こまちの変身がなかった、というのが挙げられます。二人はただ、街中を走っていただけでした。昨年も、二人が闘いに参加せず、空中の戦闘場に仲間を送るのと、降りてくるときの救助に徹した話はありました。しかしながら、今回は、本当に何もしていませんでした。位置づけとしては、ココ・ナッツ・シロップより下です。
 これには、冒頭にエターナルであった、アナコンディとシビレッタの会話にあった「プリキュアを分断すれば勝てる、というのは誰にでも書ける報告書ですね」「言うだけと実践するのは違う」というやりとりを元に、前回と違って、シビレッタが、全員を異世界に連れて行かなかった、というのがあるのでしょう。
 それは有力な作戦だとは思います。しかしながら、ナッツも連れてこなかったので、肝心の「ローズパクト没収」のやりようがありません。
 しかも、「分断」したものの、結局、のぞみ・りん・うらら・くるみの四人でホシイナーを撃退してしまいました。しかも、くるみに至っては、蹴りを数発はなっただけで、ミルキィローズブリザードすら使いませんでした。
 相手が見かけの割りには弱すぎた、というのもあるのでしょう。いずれにせよ、かれん・こまちが何一つしないで闘いが終わった、というの画期的ではありました。
 今後も同様の戦闘を行うのでしょうか。確かに、六人というのは多いので、うまく描ければ闘いが見やすくなります。しかしながら、失敗すれば、「六人いる意味は?」となってしまいます。これからも、「人数を絞って戦闘」はあるのか、気になるところです。とりあえず、次回もそんな感じになりそうではありますが・・・。

 さて、冒頭にも書きましたが、「ジャックと豆の木」については、まったく持って意味がありませんでした。強いて言えば、ホシイナーが「巨人」をやるというのが、読売球団のような収集癖を持つエターナルとあっていた、といったくらいでしょうか。
 また、キャラとしての主題は、りん・のぞみの友情のはずでした。しかしながら、これについては、特に見るべき描写はありませんでした。冒頭のナッツハウスでの、のぞみのドジに対し、りんが「もう面倒見ない」と怒ります。
 しかし、当然とはいえ、のぞみが木から落ちかければ手をつかんで助け、ホシイナーに吹っ飛ばされた時は、自らの肩を痛めながらも、身を挺して、のぞみを助けました。つまるところ、「もう面倒は見ない」という発言自体が、りんらしさを描けていなかった上に、余計だったわけです。
 それに対し、くるみが「助けないんじゃなかったの?」と無粋な突っ込みを入れ、対する、りんが「目標に向かって頑張っている、のぞみを見ていたら・・・」と返しますが、このやりとりも蛇足以外の何者でもありませんでした。まあ、「もう助けない」自体が、余計だったので、仕方ないところではあるのですが・・・。
 なお、最後に、ドーナッツ国王に代わる新キャラ「ババロア女王」が登場しました。とりあえず、よくしゃべるキャラのようです。また、その鳥を意識した外見を見た時は、前シリーズの敵役である、ハデーニャを思い出しました。

 というわけで、話・絵とも冴えない部分が多かったのですが、「出場ローテーション」については、興味深い話でした。
 さて次回は、今回と対になる感じで、かれん・こまちが活躍して、りん・うららが闘わない話になりそうです。またもや「童話ネタ」なのでなんですが、三度目の正直で、なんとか面白い話になれば、と思います。
 なお、予告では、何を言われてもボケ続ける、のぞみに対し、最初は普通に突っ込んでいた、かれんが、最後には「おい!」とキレるという、短いながらも印象に残る場面がありました。そのノリが本編に続くことを期待しています。

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