買い物帰りで公園で一休みしていたいちごの前に、突如出演した歩鈴は芸を見せて「おひねり」を要求します。さらに驚いたいちごのネコミミと尻尾を見た彼女はそれを「芸」と勘違いして、伝授をしつこくいちごに要求。逃げ回るいちごだが、最後はキレます。
その後、歩鈴の前にキッシュが出現、彼女の「スピリッツ」を得ようとします。そこにいちご達が現れ、変身して戦いますが、不利に。その時、歩鈴が変身。実は彼女が四人目のミュウミュウ・ミュウプリンだったのでした。そして捕獲技「プリングリングインフェルノ」で相手を動けなくしたところで、いちごがとどめ。その後、歩鈴もカフェミュウミュウでバイトを開始。芸を見せながら物を運ぶ、異色のウエイトレスが誕生、という話でした。
なかよし12月号
目当ての「プリキュア」は、冒頭から「ほのか語録」なるノートが登場。なんと、連載中にほのかが言っていた「科学的知識」を全てメモッた上に、製本までしていた事が判明。さらに「P恋物語」なる「藤P先輩との妄想恋愛話」も既に第10巻まで作成とか。漫画のなぎさは、かなり「文学系」のようです(数歩ズレると「ブンガクな人」になりかねませんが)。
それにしても、漫画でのほのかの恋愛理論も詳しすぎます。いったい、どこでそんな研究をしているのでしょうか。大変勉強になります。
話のほうは、自然な展開で進みます。失敗を恐れながらもほのかの後押しで、勇気を出して一人でグランド整備中の藤P先輩のもとに行くなぎさ。重いコンダラ(仮称)を一緒に引きながら告白する、という場面設定も、なぎさと藤Pらしくていいです。
立ち位置まで考えて告白しようとするも、グランド整備中には勇気が出ないなぎさ。しかし、その後の会話のはずみ具合からついに意を決して告白します。
しかし、声がちゃんと出なかったのか、意を決して放った一言は風にかきけされ、藤Pには届きませんでした。途中からは読んでいるこちらも「いったいどうなるんだ?成功してほしい気もするが、今までの位置関係が崩れるのも・・・」とかなり引き込まれました。
単純かつ明快な構成ながら、キャラの中身と心理がきっちりと描けているからこそ、ここまで引き込まれるのでしょうね。
というわけで、告白は結局失敗しました。でもいつか、風にかき消されないようにハッキリと言える日が来ると思っています。
第38話・届け物しようと街まで出かけたら
亮太が主役・・・というよりは、なぎさの「お姉さんぶり」が主役の話でした。
日曜の昼前、いきなり休日出勤中の父親から、会議の資料を家に忘れたから持ってきてくれとの電話。それにしても資料を風呂敷残業で家でまとめた上に日曜に会議とは、この父親、かなりこき使われているようです。
その父親はなぎさに頼んだものの、買い物の約束があって家に来たほのかにいい格好を見せようとした亮太が「自分が行く」と主張。仕方なくなぎさは、二重三重に手立てをした上で送り出します。しかし、それでもまだ不安ななぎさ、結局ほのかと一緒に亮太の後をくっついて行きました。
なお、「洋館会議」の主題は「ポルンの謎」について。ちなみに今日は特に目立ったギャグはありませんでした。翔子の絶叫も出ましたが、結城も角澤も驚きこそしましたが、ズッコケはなしでした。
第6話・白金大活躍
外国から名ピアニストを呼んで白金が舞踏会を開催。それにミュウミュウ三人も招待する、という話。冒頭はそのピアニストに英語で話しかけられたいちごがパニクり、それを偶然通りかかった青山の英語力で救われる、というところから始まります。あわせて青山とカフェミュウミュウの面々との対面もありました。
なお、ピアニスト嬢には、「とりあえず、日本に呼ばれたのだから、通訳をつけるか、簡単な日本語くらい覚えておけ」と突っ込みを入れたいところです。
この話の主役は白金です。パーティーを企画し、いちごたちの衣装を購入し、舞踏会ではいちごをリードします。元となった漫画の洋上パーティーの話では「いちごにもれたすにも優しい白金」でした。しかし、アニメではわざわざいちごに衣装を「イチゴ色ってこんな色だと思って」と説明したり、ダンスのときもれたすを赤坂に任せてるなど、いちごに専念しています。
そのようなこれまでにない一面をみせまくる白金にはいちごも驚きます。そしてダンスでリードしてもらった時にはときめきみたいなものも感じ、そういう自分に驚く、という一幕もありました。
第5話・新体操部
猫の遺伝子を有効活用しようとする話。新体操の事はよく知りませんが、確かにヒモとボールは「猫じゃらし」の道具ではあります。
ミュウミュウの能力を日常で自由に使えるかどうかを研究する、という主題も面白いところ。しかし結局実現はできなかったようです。
初の完全オリジナル話でしたが、あまり印象に残る話ではありませんでした。
第4話・キッシュ登場と青山の素性
前回、謎の男にキスされた事を気にしたいちごは、仕事も手につきません。青山からデートに誘われ、動物園の券まで貰いますが、最初は大喜びしたものの、謎の男の影がちらつき、断る始末です。
一方、その謎の男は、「上司」の指令を受けます。その会話を見ると、彼らの目的は地球から人類を排除する事のようです。ただ、現時点での指令は「突如出現した敵対勢力の調査」となっているようです。
一方、いちごはマシャの言うがままに移動します。その結果ついた所は青山に誘われた動物園。入口に着くとなぜか断ったはずの青山が出現。「やっぱり来たんだ」と言った後に「一応、待っていた」と付け加えるあたり、さりげないながら彼の性格の一端が伝わってきます。
一方いちごは、開き直ってデート開始。最初に誘われたところもそうですが、このあたりのいちごの喜び方を表すのに、プチキャラをうまく使っています。それに中島さんの台詞がうまく組み合わさって、喜び具合がよく伝わってきます。
ただ、喜びすぎたつい行き先に、苦手の「お化け屋敷」を指さしてしまい、気絶して青山に看病されるなどしています。ただ、この「いちごはお化けが苦手」ネタは前回と今回だけでした。
第3話・れたす登場
遅刻しそうなため全力疾走したいちごが、路地で鞄を4つ持った少女と正面衝突。非は全面的にいちごにあると言うのに、彼女はひたすらあやまり続けます。その腰の低さに驚いているうちに、同じ制服を着た女の子達に「れたす、置いてくよ」と呼ばれた彼女は、鞄を四つ持って去っていきました。
さて放課後はまたカフェミュウミュウでバイト。みんとと白金にいいように使われ、赤坂のお茶とケーキに釣られている、という職場環境を思い出して「今日こそは」と怒るいちごですが、結局、いつものように使われまくります。
このあたりでも、中島さんのノリのいい「心の声」や会話を楽しめます。
一方、店にはれたすが先ほどの連中と来店。いいように使われ、「幽霊の出ると言われる夜の校舎の探索」を命ぜられるれたすに対し、「なぜ」と尋ねるいちごに対し、いじめる彼女達を気遣うれたす。それに好感を持ち、いちごは自己紹介をします。ただ、結果的に言うと、彼女がそこで言った「いじめる相手を気遣う」は本人も自覚していない建前でしかなかったのですが・・・。
第37話・演劇と歯磨き
今回の主題は「学園祭でのクラス出典の演劇・ロミオとジュリエット」でした。衣装係として第14話の「にせプリキュア」の二人が復活。あの話では「懲りずにまたコスプレする」というオチでしたが、さすがに半年近くたった今ではあれは「触れられたくない思い出」になっていたようです。
配役はクラスの投票により、ロミオ-なぎさ、ジュリエット-ほのかに。二人のクラス(というよりは学園全体?)の位置付けからすれば当然の結果でしょう。
一方、先週、侵入を許した事もあり、森ごと移転した洋館はヘンな雰囲気。真面目に悩む角澤を尻目に、結城は歯を磨きながら登場。さらにそれを見た翔子も歯磨きを開始。作戦について尋ねられても、そんなの上の空で「これからは毎食後歯磨きをしよう」などとつぶやく始末です。次回予告でもなぎさが歯磨きをしていましたが、何か歯磨き関係の多額のタイアップでもついたのでしょうか。
タイアップはいいのですが、前半部の楽しみである「翔子のつぶやき→絶叫→ズッコケ」はやってほしかったものです。
あと、執事ザケンナーもレギュラー化した様子。嬉しい限りです。先週の失態をジャアクキングに報告するかしないかで論議。角澤は報告を主張したものの、結城の判断で不問にすると決定されました。このへん、組織の風通しを重視する今の会社員の角澤と、「結果的に被害が出なかったから」と上に報告しない団塊世代の現場責任者である結城の対立、と解釈するのは考えすぎでしょうか。
第2話・みんと登場
第2のミュウミュウ・ミュウミントこと「藍沢みんと」が登場。設定は超大金持ちの令嬢で、クラシックバレエが得意で犬を飼っている、というものです。性格は「お嬢様」らしく、人を見下したところがあり、特にいちごに対してはそれが顕著。しかしその一方で、ときおり素直な一面を見せます。また、もう一つ重要な属性があるのですが、アニメではこの時点ではそれについては描かれていません。
アニメ・漫画ともハンカチを渡す場面があるのですが、アニメではただ金持ちぶりを誇示するための「絹のハンカチ」で、漫画では青山を喜ばせる「リサイクル可能な繊維でできたハンカチ」になっています。これだけを見ると、漫画のほうがよくキャラを作ってあるように見えますが、漫画で彼女が環境ネタをやるのはこれが最初で最後。設定したのはいいが、ちゃんと生かすことができなかった、という漫画の粗さを象徴するような一場面として印象に残っています。
第1話・適合者がいなかったらどうしたんだろうか
ミュウアニメの最大の長所といえば、第9話などの石野聡さんが作画監督をなさった話の絵の美しさ(俗に言う「神作画」)だと思っています。
次の長所と言えば、声優さんの上手さ。特にいちごの声の中島さんの元気な声はこの作品の良さを引き立たせていました。第1話は、まだキャラが少ないという事もあり、その中島さんの元気さが炸裂しています。
話のほうは、「容姿端麗・頭脳明晰・剣道部のエース格で地球環境ヲタク」の青山雅也をいちごが「レッドデータアニマルズ展」にデートに誘うところから始まります。照れて天気の話などをしながら無事会場に行ったまでは良かったのですが、なんとそこでは謎の計画が・・・。