マイメロ42話

 今回の話の最大の見所は「クロミノート誕生秘話」でしょう。念願の日記帳を入手し、その最初の頁に「マイメロちゃんと仲良くなりたい」と書く、純真な幼少時のクロミ。それに対する幼少時のマイメロの「回答」は、「その頁をちぎって、鼻紙に使う」でした。
 幼い心にこの仕打ちはかなりの心の傷になったでしょう。そりゃこんな事をされれば、誰だって恨むとしたものです。ああいう仕打ちが自然にできるマイメロというキャラを作った人の凄さには本当に感心させられます。

 ところで、今回の悪夢魔法の舞台となったスーパーの特売ですが、常軌を逸した安さになってます。あれはもしかして倒産セールなのでしょうか。もっとも、二度目の悪夢魔法にかかった、バカップル・ミコが買い込んだ結果が、かなりの量とはいえ税込み11万円でした。という事は特売品のように見せかけて、とんでもない単価のものを混ぜて売っているのでしょうか。
 他には、白山の文字通り「心をこめて」作られたポシェットと、オヤジギャグ連発で気を遣う雅彦および、その思いやりを受けて笑う歌という父娘の会話が印象に残った話でした。

Max第45話・なぎさ、崩れたビルに足を取られたほのかの手を引く

 相変わらず異空間にいるひかりと少年。洋館では、ウラガノスが少年を探すために隙間をのぞくなど、お約束のボケをかましてくれています。
 一方、アカネや美羽・奈緒はひかりの不在に違和感を覚えながら、「ひかり」という存在を忘れています。しかし、なぎさやほのかに声をかけられると、その存在を思い出す、という感じです。これが、ひかりが異空間に行ったためなのか、「クイーン復活」が近いからなのかは分かりませんが、いずれにせよ、ひかりが虹の園に来たときに働いた力が薄れつつあるという事なのでしょう。
 その異空間のひかりですが、どうやらここはドツクゾーンの勢力下らしく、いるだけで体力を消耗します。そのひかりを助けようと少年が手を握った瞬間、そこから赤いうどんみたいなものが発生しました。

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マイメロ41話

 クロミたちの柊邸帰還が目撃されたり、柊が自らの手を怪我してまでも歌をかばうなど、話の流れを意識させられる逸話がありました。個人的には、「第2部」になっても、バクロミの裏で暗躍する孤高の柊という設定を維持してほしいのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
 今回のゲストキャラの柿崎という柊と同学年の音楽部員です。外見は「かみちゃまかりん」の烏丸兄みたいですが、やはり美人の妹がいたりするのでしょうか。その柿崎ですが、幼少時からの柊への対抗意識と劣等感を理性で抑えていたのが、ちょっとした事がきっかけでその心に自ら気づいてしまいます。それをクロミにつけこまれます。そして柊と1対1の勝負を挑むのですが、その際に変身した姿がピエロというのが哀愁を感じます。結局、転校して柊と離れる、という事になりますが、一度、対抗心を持ってしまった以上、これが最善でしょう。
 なお、この話には、柊の親衛隊を仕切っている「杜若姉妹」というのが出てきます。特に姉のほうは厚化粧に加え、緑に染めた縦ロールといういでたち。言動を見ると、「柊を応援したい」というよりも、「柊の親衛隊を仕切っている自分の地位に喜びを見出している」という感じです。こういう人、たまに見かけますね。

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Max第44話・三人で力をあわせてスパークを止めようとするも・・・

 ついに残るところ四話となりました。洋館では執事ザケンナー二人がおもちゃの飛行機を飛ばせて少年を楽しませようとしています。この執事ザケンナーの一挙一動を見ても、「これを見れるのはあとわずかか・・・」などとと思って寂しさを感じます。
 さて、話のほうは、相変わらず光の園と虹の園とドツクゾーンが混線しているさなか、ひかりと洋館の少年が同時に異空間に飛ばされます。
 そのひかりを探したりしているうちに前半は終了。そして後半に入り、もう戦いが始まります。今回の襲撃は、サーキュラス・ウラガノス・ビブリスの三人がかり。「MAX」では確か初めてです。さらに双頭の蛇のようなザケンナーも加わって攻撃するのですが、どうも三人の協力体制がうまく取れていない感じです。「第2部」の洋館三人組が見せた「マーブルスクリュー破り」の華麗なチームプレイとは対照的です。

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「東京ミュウミュウ あらもーど」について

 漫画版「東京ミュウミュウ」の続編「東京ミュウミュウあらもーど」は2003年4月から始まりました。二つの単行本を並べると、その違いに気づきます。「無印」は「まんが・征海未亜、シナリオ・吉田玲子」となっているのに対し、「あらもーど」は「まんが・征海未亜、原案・講談社」となっています。
 もともと、この「東京ミュウミュウ」は、征海さんの読み切り作品「東京黒猫娘」(ミュウミュウ4巻に収録)をもとに、編集部の指示により「戦隊モノ」となり、さらに吉田さんがシナリオを書いて連載されたとのことです。
 そこから、新作が始まるにあたり、なぜ吉田さんが外れたか分かりません。いずれにせよ「原案・講談社」は残ったものの、征海さんの一人立ちした作品として「あらもーど」は始まりました。

 前作を払拭する意味もあるのか、開始時点での設定は「ミュウミュウ」の主役だったいちごは青山にくっついてイギリスへ留学し、残る4人は相変わらずミュウミュウとして残されたキメラアニマを退治する、となっています。そこに新キャラ「白雪ベリー」が猫と兎の遺伝子を打ち込まれ、「二つの遺伝子を持つ新ミュウミュウ」として参入。さらに白金の指示により、いきなり「新リーダー」となります。つまるところ、「主役交代」です。
 この新ヒロインの「白雪ベリー」ですが、特技に「ケーキ大量食い」があり、そのためにカフェミュウミュウとも縁ができます。しかし、彼女の個性らしきものが描かれる場面は、この「ケーキ」以降はありませんでした。彼女は父親と二人暮しで、この父親がまたどう見ても女性としか見えない外見なのですが、そのあたりの謎についても語られる事はありませんでした。

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マイメロ40話

 本編も悪くはないのですが、冒頭の「大喜利」のほうがより印象に残った話でした。「笑点」では三遊亭円楽さんがやっているところの「司会」を柊が務めます。しかし彼は彼は「山田君、座布団全部持っていって」と言うなどと生ぬるい事はしません。気に入らなければ目の前の紐を引っ張ます。すると問答無用で出演者は奈落の底に落ちていきます。最近、感情が揺れつつある歌に対しても、一度は猶予を与えたものの、二度目は容赦なしでした。
 これを見て思い出したのが、「神聖モテモテ王国」に出てきた「独裁者・¥楽総統」でした。「笑点」の「大喜利」における円楽さんの絶対的権力をネタにしたキャラですが、それをまさに具現化したような「独裁者・柊」でした。
 最後に、マイメロさらには観客から「自分がやれ」と突っ込まれると、その「どくさい紐」で、自分とマイメロ以外の全員を奈落の底に突き落とします。マイメロサイドの「最強キャラ」であるマイメロ母だろうとおかまいありません。
 柊の「帝王らしさ」がよく描かれていた短編でした。

 本編のほうは、クロミの三輪車での「暴走」と、マリーランド規格のコマに対して人間用のコマを使って勝って喜んでいる小暮が印象に残りました。あと、クロミは実家には行ったのでしょうか。彼女の事だから、会うと迷惑がかかるからと、物陰からのぞいて両親の安否を確認し、ポストの中にマフラーのお礼を入れて去っていった、というような「里帰り」をしていそうです。

正月スペシャル(?)マイメロDVD3~6巻

 12月は、機会があるたびにマイメロのDVDを見ていました。大晦日も紅白も格闘技もそっちのけでマイメロDVD。あやうく、「いく年くる年」の代わりにマイメロを見ながら年を越すところでした。まあ、ファンなら、そうやって年を越すべきだったのかもしれませんが・・・。というわけで、まとめて3巻から6巻まで収録された話の感想でも書いてみようと思います。
 第9話は琴の担任の「ノープレ」教師のTV出演をエサに児童をあおる胡散臭さと、太田くんと中沢くんの「友情」とはちょっとベクトルの違う感情の芽生えとしか思えない表現が印象に残りました。
 第10話は、この騒動の結果、菊地と付き合う事にした奏に驚かされました。
 第11話は、娘の「風呂場のおもちゃ」で体を洗う雅彦にも驚きました。仮にマイメロが本当にぬいぐるみだとして、それで体を洗っていた事がバレたら、娘たちに顰蹙を買うと思うのですが・・・。あと、「ミコ」は料理の他にもいろいろとダンナに秘密を持っているように思えます。
 第12話は「マイメロ」の「裏の面白さ」ともいうべきものが如何なく発揮された話でした。マイメロは黒音符発生を阻止するために来ているわけですが、そのマイメロに会うという事が、最大の黒音符発生源となっているわけです。ある意味、「クロミが悪の道に入ったのは、マイメロの言動が原因」というのと対になっているのかもしれません。いずれにせよ、白山から大量の黒音符が出てきた時は、感心させられました。

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