なかよし5月号

 プリキュアはほのかの誕生日ネタ。なぎさとひかりがタコカフェでの誕生日パーティーを計画。当日までほのかに気づかれないように企画します。しかし、そのためにほのかを避ける形になってしまい、それを「なぎさをひかりに取られた」と勘違いしたほのかが悩む、という筋立てになっています。
 ほのかの精神的不安を表現するために「薀蓄の失敗」を使うところとか、悩むほのかのさまざまな表情なが非常にうまく描かれています。特に、悩みながら実験をやって失敗した時の表情は秀逸でしょう。
 また、「ほのかの勘違い」という形を取りながら、「これまで、なぎさとほのかの二人は上手く描けたが、そこにひかりが加わった場合、なんらかの『化学変化』が生じないのか」というアニメMaxHeartにつきまとう不安を分かりやすく描いています。実際、私的には、いまだにアニメではそのあたりが落ち着いていないように思っています。
 同じ「誕生日と悩み」をアニメでもやっていますが、悩みの作り方といい、悩みの表現といい、やはり漫画のほうが一枚も二枚も上手です。なぎさのプレゼントが「狸みたいになった忠太郎のマスコット」というのも、なぎさの不器用さと心遣いがうまく現れています。喜ぶほのかの顔と独白もうまく決まっており、秀作の多い漫画版プリキュアの中でも特に秀逸な一作と成っています。

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Max第9話・ほのか、15回目の誕生日

 冒頭、「ハーティエルの居場所」論議から始まりますが、禅問答みたいになって収まりがつきません。ひかりも久々に「クイーンのお言葉」を聞きますが、それもまた回答になっていません。率直に言って、半年だか1年で「12のハーティエル」を全て登場させ、それぞれのキャラ立てをした上で話しに絡ませる、というのはどうしても無理だと思います。どこかでまとめて全部出してしまい。とっととアイテム化させてしまうほうが無難だと思うのですが・・・。
 洋館のほうでは、鉄棒をする少年を見守りながら、サーキュラスとウラガノスがルミナスについて論じます。話しているうちにキレて拳を繰り出すウラガノス。それを受けたのは新女性キャラのビブリスでした。体重だけならウラガノスの4分の1くらいですが、その拳を見事に受け流し、ウラガノスを転倒させます。この初登場場面で「技能系キャラ」だと分からせる表現は上手いと思いました。

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第45話・キッシュ、神の領域に達する

 放映されたのがバレンタインという事もあり、前半はいちごのチョコレート作りを軸としたドタバタコメディです。材料だけ与えてすぐに後ろを向いて洗い物を始めるという赤坂の「にこやかなスパルタ教育」や、その結果できた「前衛芸術みたいなチョコ」など、印象に残る場面がいくつかありました。
 後半、青山にチョコを渡しにいくいちごの前に、唐突にキッシュが現れ、話の雰囲気が180度変わります。「二人だけの世界で暮らそう」などとイっている話をしまくるキッシュに恐怖を覚えていちごは逃げますが、工場みたいな所に追い込まれます。その時、いちごの危機を感じた青山が登場。しかもいきなり蒼の騎士に変身してしまいました。そして、驚くいちごを尻目にキッシュと戦いを始めました。ちなみに、キッシュのほうは、青山の変身をごく自然に受け入れています。最初から「青山=蒼の騎士」だと分かっていたのでしょうか。

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久々にスーパージャンプネタ

 リンかけ2は、なぜか「ミズ・シャネルの息子(?)」が大活躍。伊織を危機一髪に陥れ、イタリアの雑魚を一瞬でやっつけ、試合でもドイツJrのヒムラー2世にまで完勝してしまいました。はっきり言って、シャフトJrよりずっと目立っています。
 あと、ドイツJrに「奴はミズ・シャネルの子供だ。催眠術が得意だぞ」などという情報が伝わっているのにも驚きました。確か、「1」の日米決戦では、シャフト以外は全部ボクサーではなく、世界Jrではちゃんとしたボクサーを集めて雪辱を目指すも、イタリアの闇討ちにやられた、という設定だったはずですが・・・。まさかその「非ボクサー」の情報まで収集されていたとは・・・。
 という事は、あの支那虎の忠告を聞かずにグラサンを外さずに戦って目を怪我した奴とか、やけに偉そうな事を言って、剣崎に一瞬でやられた奴のデータとかも収集されているのでしょうか。

 あと、「男塾」では梁山泊が登場。最後に泊鳳が出てくる、というオチがみえみえなのがまたいいです。

Max第8話・中尾くん、仕事人間かと思いきや

 アカネが帳簿を見て「メニューを増やしすぎたかな」とため息をつく場面から始まりました。個人的には、増やした事そのものより、「組み合わせ」にあると思うのですが・・・。いずれにせよ、中尾くんの連日の来訪もあり、彼女の心は揺れています。
 一方、洋館ではついに少年が外に出ます。そして執事ザケンナーにブランコを押させるのですが、「もっと」などと言っているうちに、気が着いたら真上に上がっていました。少年の玩具は通販で買っているようですが、今回のブランコはサーカスの通販でも利用したのでしょうか。
 そこに幹部二人が登場。少年を助けたウラガノスはルミナスに一杯食わされたため、彼女を意識。サーキュラスは、彼女がクイーンであるのでは、みたいな事を言いますが、相変わらず話を最後まで聞かないウラガノスはそのまま既に去っていました。このあたりが、「第3部」の洋館ギャグの基本パターンとなるような感じです。

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第44話・ネタ自体は面白い「原宿の森林化」

 冒頭は青山の夢から。いきなりミュウイチゴが座り込んで泣いています。なんでも青山は最近何度もこの夢を見るとか。この場面、バンクとしてこの後も何度も使われるのですが、あまり冴えた絵ではないです。
 一方、カフェミュウミュウではゴキブリ退治で一騒動。歩鈴とれたすで追い回し、いちごがとどめの一撃を加えて窓まで吹っ飛ばし、その瞬間にみんとが窓を開け、ゴキブリは外に出て完了します。するといきなりざくろさんが「見事なチームプレイね」と講評。いきなり出た事にみんとも驚きます。
 そのとき、いきなり深刻そうな顔をして白金と赤坂が登場。ミュウアクアに対する「新仮説」を発表します。といってもそれが事実だとしても、たいして戦いには影響のなさそうなもの。最後はいつもの「これからさらに戦いは厳しくなる」という「訓示」で終わりました。実際のところ、この「仮説」は今後の話にもさほど影響はなかったようです。

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第42・43話・ざくろさんの謎すぎる過去

 前後編なので、二つまとめて書きます。
 まず大雑把なあらすじから。週刊誌報道でざくろさんがアメリカ移住、という話が出て、それを読んだ四人は動揺。それを見たざくろさんは怒ります。そして、渡り鳥の持っているミュウアクアを巡って戦いが始まりますが、ざくろさんは変身せず、かばったみんとが怪我しても何もしないなど、離脱を示唆するような行動をします。さらに、四人の前でキッシュと「密会」するなど、「裏切り」に近い行動まで取ります。
 そして、ついにざくろさんとみんとが「決闘」します。しかし、そのさなかに渡り鳥の持つミュウアクアを巡ってパイとタルトが行動したために戦いは中断。みんとの捨て身の行動でミュウアクアも確保し、最後にざくろさんが、「皆の覚悟を確認するためにわざとやったが、やりすぎだった」と謝り、みんとがざくろさんの胸で泣きじゃくる、ところで終わります。

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Max第7話・執事ザケンナー、大リーグボールを投げる

 なぎさの母親が泊りがけの同窓会に行く、との事。父親も連休の真ん中を休日出勤との事で、家事はなぎさと亮太でやる事になりました。嫌がるなぎさに対し、母親は「こづかい削減」をちらつかさて承諾させます。
 しぶしぶ承諾したなぎさですが、洗濯はしたものの、干すのは亮太にやらせて自分はポテチ食べながらTVを見るなど、お姉さんらしさは全然ありません。そして、宿題を教えてくれ、と言われたら、教える代わりに、ほのかに教わりに行ってしまいました。
 確かに、なぎさと亮太と言えば、なにかで喧嘩になってコブラツイスト、という描写が基本です。しかしながら、ゲキドラーゴに襲われた時はもちろん、おつかいの時など、肝のところでは、弟想いな所を発揮していたと思うのですが、この話では自分の事しか考えていません。
 どうも、「第三部」になってから、なぎさの描写が変なような気がします。ついでに言うと、「こづかい」で脅して家事をやらせる母親、というのも、「こんな人だったっけ」と気になりました。
 実際、ほのかに宿題は教わったものの、「本来、教えながら亮太にやらせるべき」「夕食も自分でつくるべき」ときつい調子で説教されました。

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第41話・れたす、気絶した白金の唇を奪う

 またまたディープブルーの叱責から始まります。「作戦を常にミュウミュウに妨害されているから倒せ」と命令します。しかしながら、ここ数回の作戦を見ると、前回の「ドーム球場陥没作戦」はタルトの気まぐれで、その前の「いちごの夢作戦」はキッシュの錯乱で、さらに前の「ビッグサイトでミュウアクア爆発作戦」は成功寸前で自らの分身・蒼の騎士が妨害したわけです。したがって、この叱責はお門違いです。
 しかしながら、真面目なパイはまたまた苦心して凝った作戦を考え、キメラアニマを開発します。今回の作戦は「東京タワー作戦」の東京湾版。汚染物質を含んだキメラアニマを育てて、東京湾を死の海にする、というものです。しかもディープブルーの説教もふまえ、ミュウミュウ対策として、別の場所に大量のキメラアニマ化させた魚を発生させ、そちらに注意をそらす、という手間のかけようです。
 それはいいのですが、この作戦、「人類を排除して、母星の仲間を地球に呼ぶ」という彼らの本来の目的に何か役に立つのでしょうか。

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第40話・歩鈴、タルトに助けられる

 今回もディープブルーの叱責から始まります。しかし、タルトはもちろんパイもキッシュのせいで99%勝っていたのが逆転された事は言いません。それどころか、二人でキッシュに果物を持って見舞ったりしています。
 一方、青山は「目覚めよ」という奇妙な夢をよく見るようになります。まあ、ディープブルー化の伏線なのでしょう。

 さて、主となる話のほうは、ドーム球場の下を掘って陥没させようとするタルトと、偶然ドームに一人で来ていた歩鈴の一対一の戦いになります。地下で戦っているうちに、キメラアニマが暴走して二人は地中の狭い空間に閉じ込められます。
 土に埋まり、尻尾だけ出ている歩鈴をタルトは助けます。すると歩鈴はお礼にと飴玉を渡し、「タルタルとは友達なのだ」と言います。意外な行動に驚きつつも、自分は、瞬間移動で逃げるから、お前だけ生き埋めだ、と勝ち誇るタルトに対し、歩鈴はニコニコ笑うだけ。「このまま二人で化石になればいい」などと言います。
 どうやら、「自分が死ぬ」という事を分かっていても恐れていない様子です。あの若さながら、かなり達観しているようです。その後、二人で会話をするのですが、そのうちに歩鈴は酸欠で意識がもうろうとなります。その姿を見たタルトは、植物操作能力を使って歩鈴を助け、さらにドーム崩落まで防いでしまいました。
 そしてミュウミュウ達に歩鈴を返して、空を飛んで基地に戻ります。その途中、歩鈴に貰った飴玉を見て照れくさそうに微笑んで、話は終わりました。

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