プリキュアはほのかの誕生日ネタ。なぎさとひかりがタコカフェでの誕生日パーティーを計画。当日までほのかに気づかれないように企画します。しかし、そのためにほのかを避ける形になってしまい、それを「なぎさをひかりに取られた」と勘違いしたほのかが悩む、という筋立てになっています。
ほのかの精神的不安を表現するために「薀蓄の失敗」を使うところとか、悩むほのかのさまざまな表情なが非常にうまく描かれています。特に、悩みながら実験をやって失敗した時の表情は秀逸でしょう。
また、「ほのかの勘違い」という形を取りながら、「これまで、なぎさとほのかの二人は上手く描けたが、そこにひかりが加わった場合、なんらかの『化学変化』が生じないのか」というアニメMaxHeartにつきまとう不安を分かりやすく描いています。実際、私的には、いまだにアニメではそのあたりが落ち着いていないように思っています。
同じ「誕生日と悩み」をアニメでもやっていますが、悩みの作り方といい、悩みの表現といい、やはり漫画のほうが一枚も二枚も上手です。なぎさのプレゼントが「狸みたいになった忠太郎のマスコット」というのも、なぎさの不器用さと心遣いがうまく現れています。喜ぶほのかの顔と独白もうまく決まっており、秀作の多い漫画版プリキュアの中でも特に秀逸な一作と成っています。
水上航さんの新連載はある意味非常に実用的。通販好きの少女のもとに、怪しげな男が「盗視カメラ付人格交換機」を送りつけるのですが、そのやりかたが非常に巧妙です。宅配業者に化けて、受け取りの伝票と見せかけて、契約書を提示し、印鑑を押させ、「契約完了だ」と主張するのです。
実際に消費者センターに相談すれば、解約できそうな気もしますが、いざ「契約書」をたてに迫られると、相手のペースに乗せられそうです。
「頼んだ記憶のないものが届けられても使用しない」「捺印やサインをする時は、文面をちゃんと読む」など、インチキ商売への対処法が学べる漫画と言えるかもしれません。
アニメ化される「シュガシュガルーン」ですが、ショコラがバニラと一緒にピエールをかばい、それを気にピエールが気になりだす、というもの。ここ何話かを見ると、長年、虐げられていた「オルグ」を被害者とみて描く流れになっているようです。
「トモダチ」もまた、やまとと烈でラブコメ、みたいな雰囲気。烈の人間性が、前月まで比で300%くらいアップしていました。裏で動いているのはくるみなのでしょうか。
「キッチンのお姫様」は毎月ながら、「無理して苦しんでいる茜」が同情をそそります。あの若さで、なんであそこまで複雑に生きなければならないのでしょうか。「明るく素直で料理の天才」という主人公よりもよっぽどキャラが立っています。無理せずに幸せになってほしいものですが・・・。