冒頭、「ハーティエルの居場所」論議から始まりますが、禅問答みたいになって収まりがつきません。ひかりも久々に「クイーンのお言葉」を聞きますが、それもまた回答になっていません。率直に言って、半年だか1年で「12のハーティエル」を全て登場させ、それぞれのキャラ立てをした上で話しに絡ませる、というのはどうしても無理だと思います。どこかでまとめて全部出してしまい。とっととアイテム化させてしまうほうが無難だと思うのですが・・・。
洋館のほうでは、鉄棒をする少年を見守りながら、サーキュラスとウラガノスがルミナスについて論じます。話しているうちにキレて拳を繰り出すウラガノス。それを受けたのは新女性キャラのビブリスでした。体重だけならウラガノスの4分の1くらいですが、その拳を見事に受け流し、ウラガノスを転倒させます。この初登場場面で「技能系キャラ」だと分からせる表現は上手いと思いました。
話のほうは、久々に学園ネタメインといった感じ。「うまく皆を引っ張れない主将」というなぎさと、「後輩に厳しく当たって落ち込ませ、それを見て自分も落ち込む部長」というほのかが、それぞれ悩みます。特にほのかはかなり深刻。なぎさの明らかな冗談に過剰に反応してしまうほどです。
ここで興味深いのがユリコの行動。ほのかに自分に任せるように言い、落ち込んだ後輩をアイスをおごって元気付けます。運動部的に言えば、ほのかは主力選手で、運営の軸はユリコが担っている、と言ったところでしょうか。
ほのかは、年に1度の両親との誕生日の食事会でもその件を引きずります。両親はすぐに異変を見抜きますが、ほのかはそれを隠しつづけます。このへんは、ほのからしいと言えばらしいのでしょう。
その食事中にビルが停電し、エスカレーターを主としたザケンナーが出場。ビブリスも登場し、「新しい敵は私が最後。なぜならここで貴女たちは終わるから」と大見得を切ります。しかし、それ以降は特に目立った事はせず、従来通りピンチになった二人をルミナスが助け、最後はマーブルスクリューMAXで撃退、となりました。女性の敵キャラというと、ポイズニーの七変化や、レギーネの髪など、初登場時にかなり印象に残る場面があったのですが、彼女はそれに対抗するものはありませんでした。まあ、次回以降に期待、といったところでしょうか。
そして、停電で中断した食事会はタコカフェでやりなおし。そこでなぎさのプレゼントは「背中に大きく名前の入った白衣(誤字あり)」。ほのかも両親ものけぞります。昨年の誕生日では、親しくなった直後という事もあり、さんざん何を渡すかを悩んだ末、小さいけれど手作りのミポメポシルバーアクセをあげたのですが、その時の事が一切生かされていません。
なぎさは確かに不器用なところが多々あります。しかし、こういう時には、相手の気持ちを考えてプレゼントをする事ができる人だったはず。それをただ単に「ベタなボケキャラ」として描いてしまうのはどうなのでしょうか。
加えて言うと、叱責一つに悩み続けるほのかに対し、なぎさの部活での悩みはあっさり忘れ去られます。前々回にも書きましたが、どうも今の作り手のなぎさへの愛情不足を感じてしまいます。
ところで、今回からEDが変わりました。静止画中心ですが、最後のほうでのラクロス部・科学部合同の「ガールズビーアンビシャス」ポーズと、それに続くベローネ学園+両親のダンスがいい味を出していると思いました。
あと、この日の午後に千葉マリンスタジアムでマリーンズ対ホークスを見に行きました。7回表前にはオーロラビジョンにホークスファンが映ります。一瞬、あるファンの掲げているプラカードが大写しになったのですが、そこには「なぎさ」という文字とホークスユニを着たなぎさと思われるキャラとメップルが描かれていました。ホークスの新垣渚投手をからめたギャグなのでしょうが、わざわざプラカードまで作ってやるのですから、すごい熱意です。それはいいのですが、肝心の新垣投手には意味が分かるのでしょうか?