なぎさの母親が泊りがけの同窓会に行く、との事。父親も連休の真ん中を休日出勤との事で、家事はなぎさと亮太でやる事になりました。嫌がるなぎさに対し、母親は「こづかい削減」をちらつかさて承諾させます。
しぶしぶ承諾したなぎさですが、洗濯はしたものの、干すのは亮太にやらせて自分はポテチ食べながらTVを見るなど、お姉さんらしさは全然ありません。そして、宿題を教えてくれ、と言われたら、教える代わりに、ほのかに教わりに行ってしまいました。
確かに、なぎさと亮太と言えば、なにかで喧嘩になってコブラツイスト、という描写が基本です。しかしながら、ゲキドラーゴに襲われた時はもちろん、おつかいの時など、肝のところでは、弟想いな所を発揮していたと思うのですが、この話では自分の事しか考えていません。
どうも、「第三部」になってから、なぎさの描写が変なような気がします。ついでに言うと、「こづかい」で脅して家事をやらせる母親、というのも、「こんな人だったっけ」と気になりました。
実際、ほのかに宿題は教わったものの、「本来、教えながら亮太にやらせるべき」「夕食も自分でつくるべき」ときつい調子で説教されました。
一方、洋館では室内にベースを置いて野球をやっています。投手は背の高いほうの執事ザケンナー。星飛雄馬ばりに左足を真上にあげ、投げる球は下からの超スローボールという、大リーグボールの2号と3号を合わせたような投法です。それを少年は打ち返し、壁に直撃。かかっていた絵を壊します。するとウラガノスは少年を「ナイスホームラン」と誉めます。そして、戦いに行きますが、今度は少年を気遣ってか、静かに扉を閉めて行きました。
場面はタコカフェに。考案したクレープをアカネもお客も誉めたため、ひかりは達成感に喜びます。こちらの世界に慣れたせいもあるのでしょうが、先週あたりから、電波なところもなくなり、性格が落ち着いたようです。
そこに、なぎさとほのか、さらには先週に続いて中尾くんが登場。それにからめて、アカネは商社をやめた理由を「書類やパソコン上で数字を動かすのではなく、自分で何かを作り出したかった。その作ったもので誰かが喜べば嬉しいだろうな、と思ったから」と説明します。
ところで、この中尾くんですが、EDを見ると声優が誰だか書いてありません。という事はサーキュラスの声優さんあたりが兼務でやっているのでしょうか。
それはともかく、先ほどのアカネの「自分のした事で誰かに喜んでもらいたかった」言葉を聞いて、今日の自分の態度をちょっと反省するなぎさ。そんな話をしていると、先週登場した第二のハーティエル・パションが鳥に乗って現れ、自己紹介しました。喜んだ二人ですが、その時、近くの野球場でウラガノスの操るザケンナーが発生します。野球用具を合体させ、足の部分は「コンダラ」です。ボールで作った顔は、「ゴレンジャー」の野球仮面を髣髴させます。
余談ですが、足の部分を見た時は、漫画版の「藤村と二人でグランド整備」の話を思い出しました。そして、そこでのなぎさの描写とこの話での描写の差があらためて気になりました。
戦いのほうは、ウラガノスが彼女たちを片手で掴まえ、「野球ザケンナー」に投げます。そして「捕球」するとウラガノスが「ワンアウト、ランナーなし」などと言うのです。先ほどの洋館で野球の面白さにハマったのでしょうか。それだけ野球が好きなら、ぜひともプリキュアではなく、某オーナーや某前オーナーを襲撃してほしいものですが・・・。
ところで、ウラガノスの大きさですが、片手でプリキュアを掴む場面を見ると、身長7メートルくらいありそうな感じです。洋館では「普通の大男」という感じでしたから、戦闘時になると巨大化するのでしょうか。
それはともかく、二人とも捕まって「ツーアウトランナーなし」となります。すると、パションがウラガノスに突撃。気づかれもせずに跳ね返されますが、そこに来たひかりに「無茶よ」といわれて、「大きさなんか関係ない、自分達を助けようとしたあの二人の熱いハートに応えてみせる」と言います。気持ちはわかりますが、正面から行っても意味はないと思うのですが・・・。
別にそれに感心した風もなかったのですが、ひかりはルミナスに変身。ハート型の武器、ハーティエルバトンを開き、新技「ルミナスハーティエルアクション」を放ちます。すると、ザケンナーの動きが止まり、一方、捕らえられていた二人は力がみなぎって脱出。そしてマーブルスクリューでザケンナーを倒しました。
まあ、新キャラを目立たせるためなので仕方がないのでしょうが、「二人がザケンナーに捕らえられる」という展開はちょっと辛いものがありました。
戦いが終わってひかりはタコカフェに戻りますが、その時、中尾くんが「在籍中にアカネが立ち上げたプロジェクトを完遂させるためにも、タコカフェをやめて会社に戻ってほしい」と言っていました。
一方、美墨家では「誰かを喜ばせたい」気分になったなぎさが夕食を完成。しかし、見た目はまあまあだったものの、味は最悪でした。なんか最初から最後まで、作り手のなぎさへの愛情を感じることができない話でした。