冒頭は青山の夢から。いきなりミュウイチゴが座り込んで泣いています。なんでも青山は最近何度もこの夢を見るとか。この場面、バンクとしてこの後も何度も使われるのですが、あまり冴えた絵ではないです。
一方、カフェミュウミュウではゴキブリ退治で一騒動。歩鈴とれたすで追い回し、いちごがとどめの一撃を加えて窓まで吹っ飛ばし、その瞬間にみんとが窓を開け、ゴキブリは外に出て完了します。するといきなりざくろさんが「見事なチームプレイね」と講評。いきなり出た事にみんとも驚きます。
そのとき、いきなり深刻そうな顔をして白金と赤坂が登場。ミュウアクアに対する「新仮説」を発表します。といってもそれが事実だとしても、たいして戦いには影響のなさそうなもの。最後はいつもの「これからさらに戦いは厳しくなる」という「訓示」で終わりました。実際のところ、この「仮説」は今後の話にもさほど影響はなかったようです。
その翌日にいちごは青山と原宿でデートをします。するとその夜、いきなり原宿から表参道にかけて植物が異常繁殖。周囲は一気に森になってしまいました。早速、現地に向かうミュウミュウと白金・赤坂。しかし、原因はわかりません。昨日周辺にいたいちごに聞いても、のろけるだけ。前話・前々話で見せた姿はどこにもありません。青山に会っただけでここまで変わるのだから、ディープブルー、恐るべしです。
そして変身して森の中を進む5人。すると、巨大な銀蝿やゴキブリが出現します。それを見て、逆毛を立てて嫌がるざくろさん。どうやら虫が苦手のようです。冒頭の「ゴキブリ退治」での描写もその伏線だったようです。この作品では珍しく、伏線とその処理がきちんとしているネタでした。
そして森の奥にたどりつく五人。そこにはこれまでのミュウアクアとは桁違いの大きさの「結晶」が木の中にありました。そこにパイとタルトも登場。タルトはその「巨大な結晶」もろとも、木をキメラアニマ化します。その光合成能力を使った「過酸素攻撃」に苦戦する五人。その時、「圭一郎が作った水中活動キャンディー」を持った白金と、蒼の騎士が同時に現れます。二人を同一人物だと思っていたいちごは驚きますが、視聴者の誰もがそんな事は分かっていたので、誰も驚かなかったでしょう。だいたい、仮に白金が蒼の騎士ならば、白金の過去話の時に、何らかの言及があるはずです。あと、余談ですが、この「水中活動キャンディー」を作った理由は、しばらく前に水中で白金の唇が奪われた事を憂慮した赤坂の防御策だったのでしょうか(笑)。
後は、復活した五人がキメラアニマを倒して終わるのですが、木にあった巨大な結晶もミュウアクアではなく、原宿が森になった原因もわからずじまいでした。
この、「いちごと青山がデートした翌日に原宿が森になる」というネタ、うまく使えば、ミュウアクアとディープブルーにからめて、いろいろと面白い話に仕上がったようにも思いました。しかし、うやむやのまま終わってしまったため、「ざくろさんは虫が苦手」以外は何も伝わらない話になってしまいました。これまた残念です。